車体に取り付ける前に新旧部品を比較してみましょう。
まず,デュアルコントロールレバーからいきます。
左:Tiagra 4600の新品。
右:Tiagra 4500で取り外した物。
サイズはほぼ同じです。4600は手の小さい人のためにレバーの角度を調整できるシム(楔状の部品)が付属しています。今回は使用しません。また,走行中にシフトケーブルのテンションを調整できるケーブルアジャスターが付いているとのことでした。しかし,それらしいものはありません。ショップのほうで4500と同じ仕様にしたのでしょうか?走行中にケーブルテンションを調整することはまずありませんので良しとしましょう。
左:Tiagra 4600。
右:Tiagra 4500。
見てわかるとおり,4600には「10SPEED」の文字が見えます。「Tiagraだけど10速だぜ」というアピールです。
リアディレイラーです。
左:RD-4600-SS。
右:RD-4500-SS。
やや大きくなっています。4500は最大リアスプロケットが27Tでしたが,4600は30Tになりました。写真ではよくわかりませんが,塗装はシルバーとシルバーグレーのツートンカラーになっています。テンションアジャスターボルトのデザインが少し変更されています。
リアスプロケットです。
左:RS-4600-10S(12T-30T)。
右:RS-4500-9S(12T-25T)。
最大歯数が5個増えただけです。でも,第一印象は「デカイ!」。4600のワイドレシオはMTBのスプロケットみたいです。軽量化に命をかける人はこういう選択はしないですね。
次回は実際に車体に装着してみます。
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