淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

5月に吠える

2013-04-28 21:42:02 | 棚の上の本

先週の水曜日は博多のサンパレスまで「舟木一夫ショー」ば独りで行きました。
家内はサガン鳥栖対新潟のナビスコ杯応援の為、来んやったとです。

コンサート会場は当たり前ばってん、ご婦人方が圧倒的に多かったよです。
そんで、今回も両脇をご婦人に挟まれ縮こまりながら歌う曲名をメモに書いていったとです。
お隣のご夫人方の視線も気にせんで曲の順番通りメモして行くとです。

何のためにと訊かれても困るとばってん、ささやかなオイの楽しみです。
家に帰りコンサートを思い出しながら、ひとりで部屋で歌うと何か嬉しくなるとです・・・・ただそんだけです。

全部で24曲  知らない歌が5曲でした・・・・・・・・・・・・。

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では本です。

稲穂の海   熊谷 達也

「邂逅の森」から熊谷さんの本を読んでいます、好きな作家さんです。
特に目立たない普通の人々の暮らしの中が読み手を優しく包んでくれるような短編集の本でした。
自然の中でつつましく田舎のしがらみの中で生きていく家族の姿・・・・・・・・・。
意外な展開も想像も出来ない結末も一切無く淡々と書かれた口直しの本です。

何で口直しの本だと書いたかと言うと
実はこの後読んだ3冊の本が本当に口直しが必要な本だったからとです(笑)。

夏の滴  桐生 祐狩

小学4年生が登場するとばってん、とにかく年令設定に無理がある同級生の女子を苛める場面は狂気そのもの
まわりの大人は異常者ばかり不老長寿のクスリのために我が子を殺める母親たち・・・・・・・。
いくらホラーじゃと言うてもアホクサ過ぎて、一体大バカ作者は何を語りたいのかまるでわからん・・・・・・・・・。
これでホラー大賞をもらったと言うから選者の程度が分かる本でした。

山姫抄  加藤 元

まぁ何と言うか  出合った男には数年前に行方が分からん妻がおって、その男の家で同居する事になった女は
いつしか男の危うさに気付き早く逃げなければと思うのだが逃げられない女・・・・・・。

田舎の閉塞感、 時を経て繋がる 怨念と血統・・・・・・・・・。
女の性・・・・・・・・・・・・。

まぁ  暗い暗い どうでもよか本でした。

ヤングアダルト パパ  山本 幸久

中学二年生の餓鬼がアホな年上女に騙されて自分の子を持ってしまうとです。
当然、父親はこの餓鬼です。
アホ女は生後5ヶ月の赤ちゃんと中学生の父親を置いて出て行くとです。
それからは中学生の涙ぐましい育児の日々が始まるとです。
こんな話はあまりにも無理無理過ぎて大笑いしてしまうとです。

父親の中学生が赤ちゃんと離れたくない!と引き離す周りの大人達に涙で訴える場面
ケッ ! 感動してもらいたいのかい?  絶対するかい!  

まぁ  そいでも育児施設の現状やらも書かれていて、そこいらはいいとしても
やっぱ 中学二年生はちょっと 無理すぎるばい 。

以上

 

 


隠されてしまったチップスター知りませんか?

2013-04-20 16:32:12 | 棚の上の本

現代百物語  悪夢   岩井 志摩子

シリーズ物とは知りませんでした。
この本は百物語シリーズ最新の4作目の本です。
次の5作目も執筆中とか・・・・・・・・・・・・・・・。

作者の身の回りに起こる不思議な体験等のホラー短編集です。
一話一話が見開きの一頁です。
霊が見えるとか話ができるとかインチキ占い師や虚言癖の女の狂気とか
とにかく我々には想像も出来ない怪しげな人々が次々と登場してくるとです。
その話が全部事実だと言うから驚いてしまうとです。
ホラー作家さんも大変ですなぁ(笑)

そいにしても人の心の弱さや不気味さ・・・・・・・・・・・・伝わる本でした。

以上


某ショッピングモール内パン売り場イートインにて

2013-04-19 17:24:51 | 棚の上の本

こんこんさま  中脇 初枝

1997年の作品を加筆、改題し文庫版にした作品です。

崩壊寸前の家族に怪しげな占い師を連れてきたのは
心を閉ざす末娘9才「さち」だった。
「さち」は誰よりも家族の幸せを願っていたのだが・・・・・・。

最初は「こんこんさま」と呼ばれる屋敷の話やけん
お稲荷さんの祠まで出てきたから、こりゃぁホラーかいなと思ったばってん
何のことは無い家族再生のお話でした。

占い師はいい味出しておりましたが、他の人物の設定にやや無理があるようで
それでも、最後は良かったね、めでたしめでたしとしときます(笑)。

以上


オダマキの花言葉は・・・・・。

2013-04-18 18:23:07 | 棚の上の本

残り全部バケーション  伊坂 幸太郎

ホイホイで一気に読みました。
下請け裏家業で生きる溝口と相棒の岡田と、それを仕切る毒島その他の連中
お話はテンポ良く、ぶっ飛んだり繋がったり、どんでん返しの連続

そして最後はエッ!エッ!!・・・・・・と

家内の買物の時間が、とても短く思えた愉快な本でした(笑)


瀬戸の夕日に手を合わせ

2013-04-16 18:17:01 | 棚の上の本

14日の日曜日は広島までサガントス応援バスツアーで家内と娘と孫の4人で行った。
朝7時30分に出発、夜8時、自宅に到着・・・・・残念だけど試合は負けてもビールは美味かった。

15日の月曜日は家内と県境の波佐見焼(長崎県)有田焼(佐賀県)に行く。
店用のコーヒーカップと箸置き刺身皿とかを買う。
有田には食堂が無かったので、スーパーで「炙りサーモン握り寿司」とカップ麺の
チャンポン「麺のちから」を駐車場で食べる。
夕方6時、帰宅してスグにJRで隣の久留米駅まで行く往復440円だ。
駅近くの居酒屋で飲む、久しぶりに家内が日本酒の熱燗を飲み始めた。
ビールしか飲まないと思っていたので少し意外だったと思う。

2軒目は、その近くの焼き鳥屋さんへ行く。
初めての店だったが、ご主人がサガントスのサポーターと分かり一気に盛り上がる。
そして最終の電車で帰る。


以上、心が入らない日記でした。

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ぬけまいる  朝井 まかて

月に一度、歩いて30秒の所にある公園に移動図書館が来ます。
移動図書館にしかない本もあるのでよく利用します。
返却期間が1ヶ月なのも有難いです。

さて今回、3冊借りた本のひとつが「ぬけまいる」です。
朝井さんの本を最初に読んだのは「すかたん」でした。
江戸の時代のパワフルな女性の話は胸がスカッとしました。

今回も、お江戸に住む幼馴染の女三人だけで、お伊勢参り珍道中のお話です。
その後の続きがどうなるのかと気になる本でした。

Sさん  どうもありがとうございました。
面白かったです。

さて、次回は「ちゃんちゃら」を読もうかなと思っています(笑)。

以上


「苦痛と犠牲を伴う地区活動に未来は無い」と言う本を探しています。

2013-04-12 17:56:55 | 棚の上の本

最後の記憶  綾辻 行人

切ないホラー作品でした。

認知症でも無くアルツハイマー症でも無い全ての過去を忘れた母親の最後の記憶を探しに息子は
母親が幼い日に住んでいた村に行く、そこには母の悲しい過去があった。

とんでもない展開が繰り広げられます。
それでも最後は静かに終わります。

母と息子の二人の忘れられない記憶は同じ・・・・・・・。

王様ゲーム  金沢 伸明

とんでもない悪書です。
読んで行くうちに腹が立ってきました。
読者をなめるなよ!それでも高校生のガキどもには評判が良いとか

王様と名乗る奴がクラス全員にメールで自分の命令に従わなければ死んでしまうと言うゲームを始め
次々とクラス中の生徒が死んでしまう果たして最後に残る一人は誰か?そいつが王様なのか?

くだらん      生徒たちが大量に死んでもワイドショーも出てこないし警察も生徒の言う事をまるで信じない  くだらん 

借りていない本だったら燃やしたい本でした。

以上 

 


入学式の朝

2013-04-09 15:28:05 | すらごと日記

昨日は、今年の春から何たらと言う中学校の委員になされてしもうたけん
久しぶりに母校である中学校の入学式で校歌ば歌ったとです。

他の来賓は口パクばってんオイは大きか声で歌ったとです。
日ごろのスナックでのカラオケ鍛錬は無駄じゃなかったとです。

まわりの空気がオイの歌唱力によって静かなどよめきに変わったような気がしたとです。
それは思い込みとか自画自賛と言われてもオイは気にせんとです。
「人の評価より自分の評価!」これがオイの座右の銘やけんです。

ばってん、中学1年生、まだ幼くて可愛いかです。
会場に緊張しながら入場して来る姿ば見ていたら孫の3年後ば思い出して
オイは涙したとです。

そいにしても保護者が若い・・・・・当たり前ばってん・・・・・・・・・・・・・・。





 

 


始業式の朝

2013-04-08 08:46:26 | 棚の上の本

文字通り棚の上の本です。

図書館の休館日が今月から今日までです。

昨日読んだ本で手持ちの本が無くなりました。
棚の上の本を再読するか車の中にいつも入れている3年前から
なかなか先に進まない文庫本を読むか・・・・・・・・。

つばさものがたり  雫井 脩介

洋菓子職人「小麦」のものがたり

3年前に乳がんの手術をうけ復帰した小麦は
亡くなった父親の願いを叶えるために家族達の協力で
自分の店を開いたのだが・・・。

ある日、兄の子供「叶夢」がつぶやいた「この店はダメだ」・・・・・
その言葉は4歳の「叶夢」では無く「叶夢」だけが見えている翼がまだ小さな天使
「レイ」の声だった。

読後感 は   差し控えますが

「小麦」は本当に素晴らしい女性でした。