ねじまき片想い おもちゃプランナー宝子の冒険 柚木麻子
凄腕おもちゃプランナー宝子が想いを寄せる男は
あんまし冴えん男です。
そんでも宝子はそんな男が大好きとです。
柚木麻子作品のどれもオイには面白くて仕方が無いとです。
女性の複雑な心情ばコミカルにシリアスに時には同性ならばの視点でしか
伝えられん言葉が見事だと思うとです。
それは反対に男性への鋭い観察眼の凄さにも通じるとです。
これからも男性ファンのひとりとして柚木麻子作品ば応援したいと思っております。
ねじまき片想い おもちゃプランナー宝子の冒険 柚木麻子
凄腕おもちゃプランナー宝子が想いを寄せる男は
あんまし冴えん男です。
そんでも宝子はそんな男が大好きとです。
柚木麻子作品のどれもオイには面白くて仕方が無いとです。
女性の複雑な心情ばコミカルにシリアスに時には同性ならばの視点でしか
伝えられん言葉が見事だと思うとです。
それは反対に男性への鋭い観察眼の凄さにも通じるとです。
これからも男性ファンのひとりとして柚木麻子作品ば応援したいと思っております。
森は知っている 吉田 修一
ひさしぶり吉田修一さんの本やったです。
やっぱ、この作者さんは、うまいなぁと思うとです。
悲惨な家庭環境の犠牲となった幼児たちが産業スパイとなる前の
南の島での青春物語ばってん
友情、純愛、政治、陰謀、策略、裏切りがミステリアスに流れ
ハードボイルドも時折入れ込み面白く読ませて頂きました。
実は、この本の前に出ていた本「太陽は動かない」が
この「森は知っている」の後に読んだほうがよかと知って
オイは少し得した気分になったとです。
すんません
昨夜の中秋の名月は場所によっては見えなかった事ば
先ほどご近所のブログで知ったとです。
そしたらオイの所では眩しい位の月明かりだったとです。
孫の運動会で缶ビールばガバガバ飲んで
夜は運動会の弁当の残りもんで又飲んでおったら今夜の名月ば思い出したとです。
よか気持ちでいつものベランダで月ば見に行ったら
ベランダの床板に月の光が電球のように照らし出していたとです。
ふらふらしながら良か気持ちで撮ったばつてん
こげな田舎の風が吹いたらバタンバタン音がする波板越しにも
月明りは平等に照らしてくれるとに感謝ですたい・・・・・・。
ひとつだけの月ばどんだけの人がどんだけの気持ちで見ておるとじゃろか
ミート・ザ・ビート 羽田 圭介
又吉さんと一緒に芥川賞ば受賞した作者の以前の本です。
この本も芥川賞候補作品だったそうです。
予備校生のアルバイトの日々ば書いているとばってん
あまりの面白無さに芥川賞がますます不思議に思えて仕方が無いとです。
又吉さんの本も世間が騒げば騒ぐほどに読む気にはなれんとです。
そんな時に新聞の書籍広告欄に「乱歩賞もありますよ」と書かれた見出しに
オイは自分の心ば見透かされたような気になつてニヤリとしたとです。
そこで早速、今年の乱歩賞ば読んだとです。
道徳の時間 呉 勝浩
あらすじ 読メより
毎回、選考委員の先生方のそれぞれの評価が異なるのは当たり前ばってん
オイは何か知らんばってん先生方はあんまし仲が良くない気がするとです。
先生方の自分こそが一番ばい!!の声が聞こえてくるとです。
そんな選考委員の皆様はムチャクチャ酷評しとりましたばってん
オイは夢中で読んだとです。
ほんで羽田氏の次の本がこの本で良かったと思ったとです。
本は読者が選ぶもんで偉い先生の言葉で読むとでは無いと思うとばってん・・・・・。
休日の名前は誰が決めるとかい?
ゴールデンウィークの次はシルバーウィークとは・・・・・・工夫が無さすぎるばい。
それにシルバー、シルバァーと叫ばれると何かオイ達に用かい?て言う気にもなるとです。
ほんなこて、何で連休に横文字の名称ばつけたがるとかいな。
敬老の日も秋分の日もお彼岸も
ぜんぶシルバーウィークで一括りされているようでオイは気に食わん。
秋の連休でよかろうもん・・・・・・。
あとかた 千早 茜
あらすじ 読メより
結婚直前の不実も、不倫も、自分の体を傷つけてしまうのも
ここにずっといて欲しいとうまく言えないのもぜんぶ同じ。怖いから。抗いたいから。
体と心が触れあった痕跡を遺すことだけが、私たちの唯一の寄る辺なのです
言葉にしたら消えてしまうかもしれない感情の奥底まで踏み込んで描ききった
痛くて優しい連作小説・・・・・・
**********************************
まぁ結局、今時の男女の奔放な生き方が書かれておるとばってん
オイオイ!そげな事ばっかいしてから、そりゃぁあんまい じゃろもん!
そげな生活ばっかいしておったら恥ずかしかろうもん、その内、罰が当たるばい!
と言いたくなるようなバカたれ達のお話しばってん
読んでいるうちに、何か知らんばってん必死に
もがいとる男女の姿が滑稽で哀れにも思えてきて、いつの間にか、よかよか
そん内に良か事もあるかも知れんよと応援しておる気持ちになっていたとです。
そいでも千早 茜さんの本は「魚神」以来で2冊目ばってん
やっぱ「魚神」がオイには良かったです(笑)。
武士喰らい 矢野 隆
あらすじ 読メより
主君、父、兄弟、そして妻。戦場での突然の裏切りにより、全てを失った小次郎。
男に残されたのは、復讐の道だけだった。命じられるまま仇討ちを繰り返しているうち
「武士喰らいの黒鬼」と恐れられるようになる。だが、小次郎は知らされてはいなかった。
その殺戮に隠された真の目的を。そして、本当の仇が誰なのかを・・・・・・。
裏切りの真実は途中で何となく分かったばってん
オイは、いつの世も国を守る為の犠牲ばオイたちに強いる時代は許せんです。
安全な場所で喚き散らすだけの君主は許せんとです。
次郎の叫びこそが、この本だったと思うとです。
蛍坂 吉村 達也
あらすじ 読メより
失恋と家族の不幸で生きる希望を失った上原仁美は、祖母に教えられた四国山中の「蛍坂」で
ホタルが織りなす奇跡のファンタジーを目撃する。
それは仁美の人生観を根底から覆し、彼女に生きる勇気と希望を与えた。
しかし、カメラマンとして新しい人生を踏み出した京都で、仁美は驚愕の超常現象に次々と遭遇する。
観光客のために撮ってあげた写真に、所有者の死が映り込むのだ。
いったいその現象は何を訴えているのか。未来の悲劇を防ぐことは不可能なのか。
最初のホタルの乱舞ショーで仁美が感動するとばってん
この程度で?
その後の展開はサスペンスやらホラーやら純愛やら哲学に人生観やらのテンコ盛りばってん
すべてが中途半端の不完全燃焼でオイはどこで感動したら分からんまま読み終えたとです。
そげな本。
6年前に亡くなった愛犬ニコにカジられた畳がボロボロになっていたとです。
そんで先日やっと新しか畳にしたとです。
畳屋さんに何でも任せておったら
い草の匂いが全然しないけん何でじゃろうか?訊いたとです。
そしたらこれは和紙で出来ておると言う事でした。
最近は和紙の畳が多いとだそうです。
そいけん座敷は、い草の香りはせんで酸っぱか匂いだけがするとです。
世の中の移ろいは畳まで変えて行くとですなぁ。
そいけんオイは今「い草」の芳香剤がないだろうかと真剣に思っているところです。
とまぁ・・・・・実は畳の話題の本当の目的は小6の孫の書道が金賞ば頂いたけん
座敷に飾っているとば観てもらいたいたかったとです。
すんません、ただの爺バカとです(笑)。
9月12日、19時キックオフ、サガン鳥栖対清水戦、 息子と孫が待っているスタジアムに行くとすぐに
孫は眠たいと言ってオイの膝の上でゴロリと寝てしもうたとです。
途中で嫁が迎えに来てからスグに雨が降り出したとです。
だけん早く帰らせて良かったと思ったばってん
試合は後半の息切れが目に見えて分かり何とかドローで終わったと言う感じやったとです。
今季のサガン鳥栖のブログは今回が初めてです。
確かに前期と比べ走れていないのが試合結果に出ているとばってん
そんでも何とか残留したもらいたいと、やっぱブログでも応援せんとイカンと思ったとです。
スコアレスドロー・・・・・・・・キーパーの林がよくぞ阻止してくれた試合やったです。
今朝の空がきれいやったけん洗濯物ば干す前に撮りました。
ベランダから見たベストアメニティスタジアム
次回は広島戦です雲の向こうに広島が・・・・・・・と、ここで頭を下げスタジアムに向かって
お祈りでもしたら一番よかとでしょうが、さっさと洗濯物ば干しました。
伊坂氏と阿部氏の合作ばってん
誰が書いているのか分からんほど話の流れはテンポ良く進んだとです。
伊坂さんのゴールデンスランパーば思い出す内容で
国家権力に立ち向かう普通の人々の活躍はやっぱ痛快で面白かったです。
ヤクザからの依頼は何者かに拉致された組長ば救い出す事やったとです。
断る事が出来ない元プロ野球投手のハードボイルド探偵物語です。
スピード感あふれる探偵の巧みな推理で犯人ば探し出すとは
面白かったです。
そいにしても表紙のイラストの目は何じゃろか?誰かのパクリじゃ無いとは確かばってん。
ブラックライダーの次に読んだこの本は東山さんの10年ぐらい前の本ばってん
町の不良たちの抗争話は読んでいて、だから何?としか思えん
ぬるいサイダーば飲んだごたる気分やったです。
やっぱサイダーはシャキッと冷たいとが良かですもんね。
オイの好きな乾ルカさんの本と思って借りたら「乾くるみ」さんじゃったとです。
この勘違いはやっぱ老化じゃろか・・・・・。
そいでも読み始めたら何の事は無い、どこにでもある内容の長距離純愛物語・・・・・。
離れ離れの恋人が何たらこうたらで、あぁl面白くないと思っていたら
最後の2行でアリャやられた!!と思ったとです。
なかなかやるもんたいネ「くるみ」ちゃん・・・・
老化で勘違いも、たまには良かもんたいね(笑)。
晴れ女の耳・・・・・
和歌山地方ば舞台にした怪しく不思議なお話の短編集です。
外に出ると天気がいつも晴れる女の耳の中には・・・・・
海の中に住む女性小説家の正体は・・・・・・・
全身イボだらけの可哀そうなイボの神様は・・・・・等々
人の哀しみ優しさ愛しさがじんわりと含まれている本でした。
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何か急に涼しくなりました。
それで思い出しました。
最近、雪見だいふくを食べていなかった事を・・・・・・・・。
アマゾンで電気大根おろし器を買いました。
あまりにも小さくて家内と二人でため息つきました。
二度と使う事は無い・・・・・夏の思い出・・・・。