淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 ・あきない世傳金と銀㊈㊉ ・大名倒産 ・ボニン浄土 ・犬がいた季節 

2021-05-17 07:42:41 | 棚の上の本



幸の妹「結」は姉ば裏切って商売敵じゃった音羽屋の後妻となり
幸の店「五十鈴屋」ば窮地に追い込むとです。
幸は妹に貶められても前を向いて行くとです。
この本は3月21日に 読了したとばってん
待ちに待っていた次作ば先日読み終えたけん
続けて紹介しときます。

胸がスッとしたとです。
今回は音羽屋も妹の結も出てこんです。
呉服仲間からも外され商売が落ち込む五十鈴屋は
店に携わる皆の力で起死回生ば図るとです。
感動の結末が最近落ち込んどるオイにはガバイ心地よかったとです。

さて次作は音羽屋の逆襲が登場するとは必然ばってん
幸がどげんしてそれば受け止めるか楽しみであるとです!



読友さんからの紹介本です。
何も言う事は無かとです とにかく面白かったです!!

足軽の義父に育てられた小四郎が突然松平家の当主にさせられたとです。
真面目な小四郎は実の父である先代当主が密かに進める陰謀に
利用されておることにも気づかんで
藩の財政立て直しに奔走すると
ばってん・・・・・。

小四郎のまわりの人々が小四郎ば助け動き回ります。
七福神も貧乏神も死神までもが小四郎ば助けます。
鮭が好きで好きでたまらぬ間垣作兵衛がムチャクチャ笑わせます。

幼い日、城に上がる小四郎と義父との別れの日
故郷で城主の小四郎が義父と再会し抱き合う川辺の場面に泣かされたとです。
よか本やったです。

この本も読友さんからの紹介でした。

1840年、気仙沼から出航した観音丸は太平洋沖で嵐に遭って
ボニンアイランド(無人島)に漂着したとです。

現在の小笠原諸島が物語の舞台です。
島の住民と一緒に暮らし始めた漁師たちは
帰国の夢ば捨てきらん日々ば送るとです・・。
ある日、漁師の若者が島に住む子持ちの女と出会い恋に落ちるとです・・・。

お話は一気に現代に飛ぶとです
暮らし向きもまるで違うお互いに見知らぬ3人の登場人物たちが
実は180年前のボニンアイランドの月日と共にが繋がっていたとです。

明治維新から第二次大戦と 歴史のうねりの中で
初めて知った小笠原諸島の史実は読み応えがあったとです。


よか本やったです。


飼い主に捨てられた犬コーシローは
ある地方に在る高校の美術室で育てられることになるとです。

コーシローがいた季節と共に卒業して行く美術部の生徒たちにとって
コーシローの存在が自分たちの青春時代に今でも生き続けておるとです。

昭和から平成そして令和へと紡がれるそれぞれの卒業生たちの物語は
    あぁ これが青春たいね !(^^)!



 



 


読  10冊

2021-05-16 11:39:40 | 棚の上の本

        
内容紹介 読メより
水没したクーラーのリモコンを求めて昨日へGO!
タイムトラベラーの自覚に欠ける悪友が勝手に過去を改変して
世界は消滅の危機を迎える。
森見登美彦の初期代表作のひとつばってん  内容はもう忘れたです。


内容紹介 読メより
自分は少女誘拐監禁事件の被害者だったという驚くべき手記を残して
作家が消えた。黒く汚れた男の爪、饐えた臭い、含んだ水の鉄錆の味。
性と暴力の気配が満ちる密室で、少女が夜毎に育てた毒の夢と男の欲望とが交錯する。
誰にも明かされない真実をめぐって少女に注がれた隠微な視線、幾重にも重なり合った虚構と現実の姿を、独創的なリアリズムを駆使して描出した傑作長編。柴田錬三郎賞受賞
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10歳で拉致されて1年以上犯人と暮らした少女の話ばってん
描かれておる残虐とは犯人なのか世間だったのか・・・・と言う感想だけが
記憶に残っとる本やったです。


衛生週間の標語のごたる表題ばってん
暗か話しばっかしの短編集・・・・。



飲酒運転で老女ばひき逃げした青年と被害者家族のお話です。
妻ば亡くした認知症の老人と青年が交わす言葉が切なかです。


刺繍が好きな男子高校生のほのぼの家族物語でした。



精神科病院に入院しとる男は殺人犯として逮捕されておるとです。
ばってん病室にいる男の殺人は続いて行くとです。



8代将軍吉宗の時代に実際に起きた事件「辰巳屋一件」の物語です。
大坂の大店の相続争いに巻き込まれ贈収賄の罪で捕らえられた木津屋吉兵衛が
理不尽な取り調べに対し幕府に立ち向かうお話やったです。

柚木さんの本ばってん オイは面白くなかった。

若いころ女優やった正子は引退してから75歳になって「おばあちゃん」役で
再び脚光ば浴びたばってん
すんませんマジカルグランマと言われた正子のキャラが好きになれんかったです"(-""-)"。



誘拐犯人として捕まった加害者の青年と被害者の少女が過ごした2ヶ月間ば
月日が流れても青年「文」と少女「更紗」の二人を見る世間の目は何も変わらないとです。
何となく分るとばってん それぞれの受け止めかたがあると思うとです。
本屋大賞受賞だそうばってん
オイは同じ作者の「滅びの前のシャングリラ」が好きやったです。



1987年、作者のデビュー作です。

怪しげな島の館に大学のミステリサークルの七人が探検ばしに来るとです。
そこで起こる連続殺人事件・・・・・・・
よくある設定ばってん 意外と時代ば感じらん良くできたミステリやったです。
ばってん犯人は あぁそげんですかと 意外性も驚きも無かとが残念(笑)
 

以上 3ヶ月前位に読んだ本で記憶もあやふやです。
まだ他にもあるとばってん今回はここいらで終わります。
少し疲れたとです(笑)。