淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

『新吾十番勝負』

2015-05-12 07:55:34 | すらごと日記

先日、 ネット友の♪さんからオイが1ケ月ぐらいブログば更新していなかったので
心配されたていた事が分かり、あぁそうだったのかと思い恐縮しとります。

実は、2ヶ月前の3月13日、5年間、介護施設に入っていた父が亡くなりました。
96歳の大往生やったです。

オイのブログにも報告ばUPしたばってんスグ消してしもうたとです。
何か、そん時オイの気分がそうさせてしもうたとです。


通夜、葬儀と喪主の務めば淡々と終えて しばらく経った頃
ひとり車に乗り舟木一夫のCDば取り出して聴いていたら
主演・大川橋蔵のTV番組『新吾十番勝負』の主題歌が流れてきたとです。

そしたら昔、子供やった頃の夕食時、家族で1台のテレビば囲んで観ていた
『新吾十番勝負』と嬉しそうに酒ば飲んでいた父親の顔が急に浮かんできたとです。

オイはその時、初めて涙が出てきてしもうたとです・・・・・・・・。

歌が思い出させてくれたとです・・・・・・・・。

 

 

 


読 67

2015-05-09 09:42:13 | 棚の上の本

今朝、久しぶりに誰もいなくてよかったと思った事があったとす。

少し前置きが長くなるばってんオイは目覚めるとが家人よりも早いとです。
いつものように静かな台所で貰い物の嬉野茶ば濃くして飲んでいたとです。
そしたらお茶ば口の中まで入れて飲み込もうとした時、急に鼻がムズムズし始めたとです。

ここでクシャミばしたら飲んでるお茶はどうなるかと一瞬考え無理にお茶ば飲みこもうとしたばってん
クシャミのほうが僅かに早かったとです、鼻と口から嬉野茶が・・・・・・・。鼻炎が治らんとです。

 

 

天国の扉  沢木 冬吾

 

内容(「BOOK」データベースより)

10年前、抜刀術・名雲草信流を悲劇が襲った。末の妹・綾が放火により焼死してしまったのだ。
犯人は、1年後、別の現場に残された遺留指紋が決め手となって捕まった飯浜幸雄。
名雲家長男・修作がつきあっていた奈津の父親だった。
修作の父・名雲和也は公判に出廷した飯浜に襲いかかる騒動を起こし、失踪。
奈津は母親とともに土地を離れて行ってしまう…。
守るべきものは何か?愛する者との絆の在処を問う感動巨編。
 
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沢木さんは現在、「約束の森」がブレークしとるみたいです。
この作品も愛する人たちの為に、たった一人で悪に立ち向かう男の話です。
今回は日本刀が登場したばってん拳銃までも負かしてしまうとは・・・・・う~~~ん・・・。
 
 
赤の他人の瓜二つ   磯崎 憲一郎
 

内容紹介

私が出会った、まるで記憶の中の自らの顔を見ているかのような瓜二つの男。
チョコレート工場で働くその男の家族の物語は、やがて時も空間も自由に超えて
目眩くチョコレートの世界史へと接続する――各誌紙に「物語ることの限界に挑み
小説の未知なる可能性を示した」と絶賛された、芥川賞作家の傑作!

「この物語には、言葉を用いて論じようとする気など
ほとんど起きないような、心に食い入る官能の詩がある」
――第21回Bunkamura ドゥマゴ文学賞
選考委員・辻原登―
 
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こげんすごか本ばってん題名で選んでしもうたオイが悪かったとじゃろか?
あんまし意味の分からんでイライラして読んだオイはやっぱ鼻炎も原因したとじゃろか?

芥川賞作家先生からオイの理解力の無さば知らされた本やったとです。
 
 
ナオミとカナコ  奥田 英朗
 

内容(「BOOK」データベースより)

ナオミとカナコの祈りにも似た決断に、やがて読者も二人の“共犯者”になる。
望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美。夫の酷い暴力に耐える専業主婦の加奈子。
三十歳を目前にして、受け入れがたい現実に追いつめられた二人が下した究極の選択…。
「いっそ、二人で殺そうか。あんたの旦那」
復讐か、サバイバルか、自己実現か―。前代未聞の殺人劇が、今、動き始める。 
 
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夫の暴力ば「DV」と呼ぶとが好かんです。
レンタルDVDとかば連想する言い方は軽く感じられるとです。
無抵抗の女性ば暴力と恐怖で支配する男は犯罪者です。
精神異常でも何でも無か殺人未遂の犯人とです。
「DV」 やら何でも 横文字で書くな!!
 
 
正義をふりかざす君へ  真保 裕一
 

内容(「BOOK」データベースより)

地元紙の記者だった不破勝彦は、神永美里と結婚し、義父の仕事を助けるべくホテル業へ転身する。
やがてホテルは不祥事を起こし義父は失脚、妻との不和も重なり、彼は故郷から逃げ出した。
七年後―彼は帰りたくない故郷へと戻る。元妻の不倫相手を救うために。
問題を起こしたホテルを、正義の名のもとに攻撃した新聞社。
そのトップに就任したのは、高校の先輩である大瀧丈一郎だった。
ホテルは彼の傘下に吸収され、不破を恨む者たちが次々と現れる。
そして、ついに魔の手が彼を襲う―!「正義」の意味を問い直す、渾身の長篇ミステリー!! 
 
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新聞やらテレビやらのメディアが人の心ば支配する力との闘いの話ばってん
よか教訓があちこちに見られたとです。
これからは
マスコミの言うことは話半分で、あんまし信用せんほうがよかごたる気になったとです。