こんこんさま 中脇 初枝
1997年の作品を加筆、改題し文庫版にした作品です。
崩壊寸前の家族に怪しげな占い師を連れてきたのは
心を閉ざす末娘9才「さち」だった。
「さち」は誰よりも家族の幸せを願っていたのだが・・・・・・。
最初は「こんこんさま」と呼ばれる屋敷の話やけん
お稲荷さんの祠まで出てきたから、こりゃぁホラーかいなと思ったばってん
何のことは無い家族再生のお話でした。
占い師はいい味出しておりましたが、他の人物の設定にやや無理があるようで
それでも、最後は良かったね、めでたしめでたしとしときます(笑)。
以上
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