淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読33

2014-04-27 09:26:05 | すらごと日記

無罪     深谷 忠記

刑法39条 「心神喪失者の行為は罰しない」

最初のページで読むのを躊躇った本です。

心神喪失者によって愛する人たちを殺された被害者の家族
39条によって無罪となった加害者とその家族・・・・・・・・。

作者も読者も、傍観者です。

読み終えても何も得るも無い。

 


読32

2014-04-23 08:14:44 | 棚の上の本

最近はショルダーバッグば「袈裟懸け」にするとが流行のごたるですなぁ。

先日のツアーの時も皆さん袈裟懸けやったです。
確かに肩からぶら下げとったら落ちやすく不安定であり機動力には欠きますなぁ。

ばってん、スーツ姿のサラリーマンの袈裟懸け姿は昔、修学旅行先で
生徒たちば引率していた先生の姿とかば思い出してしまうとです。

昔、オイの好きだった写真家の木村伊兵衛さんは愛用のライカば
いつも肩からぶら下げて撮影されていました。
本人は「なで肩」なので、肩に下げているライカが気になると何かの本に書かれていたとです。

写真界の大御所でありながら、いつも穏やかでお洒落だった木村伊兵衛さんが無くなって40年・・・・・・。

近頃、思い出したひとつです・・・・・・・。

さてと思い出したと言えば前に読んでいて紹介するとば忘れていた本です。

三匹のおっさん   ふたたび  有川 浩

前作同様三人のおっさんたちによる町内自警団の活躍物語です。
今回は、おっさん達に良く似た同じく三人おっさん達グループとの対立やら和解とか何とかで
物語は進んでいきます。

内容自体はそこそこに面白いとばってん、この本は今回で終了したほうが・・・・・。

そいにしても孫の祐希が「ジジィー」とか「ジィーサン」とか呼んでるのが不愉快だ!
愛情の裏返しでわざと荒っぽく言っているのだろうが
もしオイの孫から言われたらと思うとゾッとする。

いくら小説でもオイは好かん。


青春歌謡三昧

2014-04-21 08:08:35 | すらごと日記

昨日は、福岡のサンパレスにBIG3のコンサートへ家内と行きました。

舟木一夫・西郷輝彦・三田明それぞれのファンの皆様が押し寄せとりました。


約2時間のショーは最初に三田明その次に西郷 輝彦で最後に舟木一夫で
フィナーレの歌は銭形平次を3人で一緒に歌い終わりました。

では正直な感想を申し上げます。
3人一緒のコンサートはやっぱ青春歌謡ファンならたまらんなと思いました。

それぞれに新曲ば披露していたばってん、観客の反応はイマイチと言うより何も無かとです。
やっぱファン心理としては、新しい歌もよかばってん、やっぱり当時のヒット曲が自分たちの時代であり
それが今にも繋がっておるのだろうと思うとです。

ばってん、三田 明の歌唱力の素晴らしさには一番驚いたとです。
西郷輝彦の歌は、アクションは一番派手やったばってん、う~~~ん正直淋しくなったとです。
舟木一夫は往年の低音から広がって行く独特の甘い声が無くなりました。

それでも何やかんや楽しい2時間でした。
来年もあるなら必ず行きたいコンサートでした。

 

帰りの階段を下りる家内


 

予約していた居酒屋でいつものやつで乾杯

それで2軒目の博多駅内の焼き鳥屋さんでは頼んでいた「しいたけ」1本が来なかったので
次回、利用できる瓶ビール1本無料券ば頂きました。

とてもいい1日でした。

 


ツアーの終わり

2014-04-19 13:42:40 | すらごと日記

宿の付近は坂本竜馬生家やったとです。

 

 部屋の壁紙にも竜馬

夕食は部屋食やったとです。

部屋食は久しぶりやったばってん何となく居心地が悪いとです。
仲居さんの配膳ばジッと見ている時間の沈黙・・・・・
食べ方を教えられても聞いていない自分。

しばらくして食事の片づけには一体いつごろ来られるのかと考えていたらノックの音
さっさとお膳ば運ばれて、すぐに体操着姿の女性二人が布団を敷きに・・・・・
その時、部屋のテレビからは「ものまね大会」で大爆笑が響き渡っていたとです。

こげなテレビば観ていたのかと思われても別にいいとばってん
恰好つけたがるオイは一瞬消そうかなと思ったばってん、それも不自然かなと思い
ここはやっぱしチャンネルを間違ったふりをしてチャンネルば変え続けるのがベストだと考えていたら
「どうも失礼しましたぁ」とアッと言う間に女性たちは出て行かれました。

この妙に気疲れする部屋食の空気
オイだけじゃろか?

二日目

宇和島城へと向かう
昼食はオプションで鯛めし定食とジャコめし定食のどちらかを選ぶとばってん
鯛とジャコとではテーブルが違うと言う添乗員さんの説明に全員が驚きと抗議の声が上がる。
それでも、全員二人連れの20組40名の内18組36名はしぶしぶ同メニューで同テーブルを選択する。

拒否組は残り2組の4名だけ・・・・・
勿論、1組はオイたち二人でございます。

さぁそこで宇和島城は先日テレビで観たばかりでパスと言う事にしといて
オイたちには昼ごはん調達 と言う現実的な目的の為に街角散策へと

宇和島の街並みは綺麗に整備されていて漁港の町と言う感じはあんましせんやったです。
名物の揚げたてのジャコ天ば買った後、最近できたばかりの惣菜スーパー店を見つけた時は
旅の楽しみば再発見したとです。

その後、昼食会場横のレストランでビールを頼んで店員さんの暗黙の御了解を頂いて
じゃこ天と昨日に続いてカツオのたたきと鰻のかば焼きと、もろもろ詰め込んだ惣菜類と
おにぎりでランチを軽く済ませたとです。
そしてバスは愛媛県松山市へ

四国名城めぐりの最後のお城は松山城でした。
目的地に着いたら添乗員さんがオイに言いました。
「松山城はロープウェイだから楽ですよ・・・・・だからどうです今度は行きませんか?」

ごめんなさいと心で詫びて「家内の体調が・・・・・それに何度も行ったので」と
せっかくのお誘いを丁重にお断りしましたが
もし、このブログが添乗員さんに知られる事があったなら
この場をお借りしてお詫び申し上げます。

体調が悪い家内はマドンナ気分

松山城下の観光物産館でお土産を宅配してもらい
喫茶店の若夫婦とサッカー談義で盛り上がり生ビール3杯目で集合時間となり
四国を後にしたとです。

帰りの新幹線はいつもの光景が

心に残る多くの人達と出会った楽しい旅でした。

松山の伊予かすり館横で塩ソフトクリームを売っている可愛いお嬢さん
去年もオイたちは貴女から塩を買った事を言った時の、こぼれる笑顔
今度来る時も、その笑顔が見れたらよかなぁと思ったとです。

体調が良ければお城も・・・・・・・・・・・・。


ツアー

2014-04-18 08:13:17 | すらごと日記

先週、家内と二人で1泊2日の四国名城めぐりツアーに参加したとです。

 では団体行動が苦手のオイたち夫婦のツアー物語ば書かせてもらいます。

1日目

前日の夜はスタジアムでサガン鳥栖と甲府戦に応援に行き仲間との祝杯のつまみが
餃子だったので博多駅から岡山駅までの新幹線車中、家内がオイにクサイと言って不機嫌になる。

在来線に乗り換えて、丸亀市に到着

最初のお城は丸亀城・・・・・・・・・・・雨がそぼ降るお堀は何とも風情を感じました。
ばってん、天守閣までは行かずに下の休憩所みたいな所で花見客で賑わっただろう
葉桜の下にある広場を家内と二人ボンヤリとながめていました。

実はオイの青春時代、6000円だけば握りしめてヒッチハイクで四国一周の一人旅ばした時
坂道が続く丸亀城は行った事があるとです。
家内に言いました「とにかく歩くとはきつかとよ、城は上るとではなく下から眺めるとが一番たい。」
家内が言いました「うん、分かった、ばってんまだクサイよ。」
売店でガムば買いました。

お昼ご飯はさぬきうどんの、かけうどんと釜揚げとざるうどんの3種類ば選んで下さいとの事で
オイたち夫婦は、かけと窯ば頼んですすりました。
出汁が美味しかったので先日、BSで観た伊吹島のカタクチイワシだろうか?と思い
店員さんに訊いたらハイの返事は無く困ったような笑顔が返事だったのでオイも笑顔で
何も言わんでその場ば去りました。

 ※注 ペッボトルは持参の焼酎(ー_ー)!!

 

それから金毘羅さんに行き、やっぱり上まで登らんで家内は参道散策オイは売店でビールしました。

次はバスに揺られて高知城へと向かったとです。
この頃、二人の胸の中には名城めぐりなど吹っ飛んでいたとです。
そして、まさに
有川 浩の出身地である高知県の「県庁おもてなし課」で紹介された日曜日の何でもある
市場の歩行者天国がバスの中から見えたとです。

家内に「あそこに行くばい」と耳打ちすると「うん」と即答。
高知城へ登るツアーの皆様ごめんなさい。
僕たちは歴史よりも地元の庶民の皆様の息吹きに触れたいとです。

折り畳み傘が役に立たない雨足の強さにもめげず
看板の名前にピンと来るものがあったのは酒飲みならではの嗅覚なのか
入ったお店はオイが探し求めているお店のひとつ
その名は「ひろめ市場」がありました!!

広い市場の中では酒好きが溢れる老若男女の笑い声で響きあい
カツオがワラで焼かる匂いに感動した二人はムチャクチャ美味いカツオのたたきで
生ビールと熱燗・・・・・・・・・。

 たたきと家内

 ← 鯨の何とか(これがまた美味すぎるとです)


ばってん、バスの集合時間があるのがツアーの決まり
興奮しながら帰るオイたちは必ずもう一度来ようと強く誓ったとです。

その後,近くのホテルに到着したとばってん長くなるので次回へと・・・・・・・・・・・。


 


読31

2014-04-17 21:51:35 | 棚の上の本

風の中のマリア  百田 尚樹

百田さんの昔の本です。
紹介されていた内容でハチの物語と知りオイは昆虫物語は好かんと思い
今まで読もうともしていませんでした。
ばってん、最近の百田ブームやけんまぁ読んでみるかと思い予約して読んだとです。

そしたら、すんません、オイはマリアに惚れてしもうたとです。
30日しか生きられん身でありながら、その一生ば母である女王バチの国の為に捧げるとです。

外敵から国を守り、生まれてくる妹たちの食料を求め闘いに明け暮れるマリア!!!!!
子供を産むことも恋も知らずに風の中で傷つきながらも生きるオオスズメバチのマリア!!!!!

刺されたら痛いハチばってん見る目が変わりました。
そんでも、やっぱ怖いとです・・・・・・・。



 


読30

2014-04-08 07:23:20 | 棚の上の本

月の上の観覧車  荻原 浩

短編集です。

過去に戻れるならと誰もが思う時があります。
忘れる事が出来ない過ぎ去った日々と大切な人たち・・・・・・。


閉園後の夜の遊園地、月夜の観覧車で奇跡がおきます・・・・・・

ふるさと銀河線  高田 郁

みおつくし料理帖の作者が書いた現代小説と言うことで予約しとりました。

短編集です。
様々な人間模様が列車風景と共に書かれています。
切なくも人の優しさがあふれ出てくるいい本でした。



 


読29

2014-04-07 10:28:37 | 棚の上の本

とっぴんぱらりの風太郎     万城目 学
          (プータロウ) 

むちゃくちゃ分厚い本です。
返済期間過ぎる予感は大当たりでした。

この本は、あるラジオ放送で「直木賞がとれなかったのが驚きであり私は怒っています」と
ある女性の方が力説されておりました。

物語は豊臣と徳川の戦の時代、忍者稼業を追放され無職となりブラブラしていた頃
風太郎が出会った娘は先の戦に巻き込まれ家族を失い侍と戦を憎んでいた。

それから話の流れは今まで軽いノリだった風太郎が成長し活躍する姿が壮大な終焉へと・・・・

面白かったです。

そいにしても万城目氏の本「プリンセストヨトミ」が、この本に練り込まれているような・・・・・・。