淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

It's Chone

2013-06-20 08:37:29 | すらごと日記

里の言葉で「いっちょん」 とは (少しも・ひとつも・まるで・全然・まったく)の意味

小説「悪人」風物語

女 「いっちょん雨が降らんね、ばってん今度の休みは雨の降るごたるよ・・・・・
ついとらんね、せっかくのデートやったとに、ばってん、ウチもはいっちょん構わんとよ
あんたに会えるとやけん」

男 「うんオイも雨やらいっちょん気にならんとよ、あんたと会われるだけで嬉しかとよ」

そして、予報は当たり強風と大雨の中で二人は叫んだ。
「オイは雨はやっぱいっちょん好かん」「ウチもいっちょん好かん!!」
ははははは!と若い二人が笑い会っていた頃・・・・・・

 オイと家内の二人は雨の中、合羽ば着て「なでしこジャパン対ニュージランド戦」ば
地元のスタジアムに観に行っておりました。

サガン鳥栖ロゴ入りのレインコートは今朝もベランダに干されております。

昨日のテレビでカラスの襲撃は5月から7月までが多いとか
何でもヒナの巣立ちの頃は親ガラスが苛立っているとか
巣のそばに来る人間に警戒心を持つ為だとか
撃退法はカラスがやって来たら傘をパッと開き後ろ向きにゆっくり下がって歩くとか
森や林がある公園は注意してくださいとか・・・・・・・・・・・。

あと少しで恩田 陸「夜の底は柔らかな幻」を読み終えるとです。
オイは面白かった本は残り10数ページになると意識して舐めるように
ゆっくりと読むとです。
まだ別れたくないと時間を怨み、恋人を引き止める時のように・・・

スンマセン いっちょん、まとまりの 無かつぶやきでした。

 


草餅をチン!電子レンジはアンコの熱さに注意して

2013-06-19 08:55:24 | 棚の上の本

化合     今野 敏

今野氏の警察小説です。
エリート検事が殺人事件の捜査現場に踏み込み強行に犯人を決め付けようとするとです。
本当の真犯人を突き止めようとする刑事対検事との闘いです。
最後は収まるところにおさまりました・・・・・・・・・ハイ。

花のさくら通り  荻原 浩

落ち目の広告代理店「ユニバーサル広告社」越してきた町は閑古鳥が鳴く「さくら通り商店会」だった。
やがて「ユニバーサル広告社は商店主たちと共に商店会の活性化を目指す事に・・・・・・・・・。
うん うん 面白いです。荻原さんの作品は楽しくなるとです。
風刺とユーモアがつぼを捉えるとです。

藁の楯   木内 一裕

昔の本ばってん最近映画化になった本です。
物語は孫を殺された大富豪の老人が犯人の殺人依頼の懸賞金10億円の新聞前面広告から始まります。
警視庁SP銘刈は九州から警視庁までへの犯人護送の命を受け懸賞金目当から犯人を守る為の職務につくのだが・・・。
う~~~ん 10億円が人の心をここまで変えるのだろうか?
そこまでして残虐で陰湿な犯人を守る必要があるのだろうか?
それぞれに考え方はあると思いますが木内氏の本はやっぱいいと思います。

冬の旅  辻原 登

最初に躓いたのは職場でホモを疑われ辞めさせられた時だったのだろうか・・・・
その後、躓きを繰り返す男の名は緒方・・・・・・・・・。
つきから見放された緒方の物語は大阪を舞台に生々しい阪神大震災の現場等を中心に書かれています。

あの時の最初の躓きさえ無かったら・・・・・・・・・
毎日が暗い日の連続でも、しぶとく生きていく緒方・・・・・・・・・・。
桐野夏生さんが絶賛したそうです・・・・・分かるような気がします(笑)

関西圏の人には少しおすすめしときます(^_^;)。

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返却期間を上記の本は過ぎてしまいました。

今後は無理の無い読書設計で豊かな図書館ライフを目指したいと思います。


明後日までに2冊読まんとイカン・・・無理だ!

2013-06-10 08:28:48 | すらごと日記

衆  堂場 瞬一

マスコミにも登場する有名大学教授「鹿野」は東京の大学を定年退職し
田舎町にある自分の母校であった大学院の研究所所長として赴任する。

鹿野は40数年前、学生運動に身を投じていた。
ある日、機動隊と衝突した時一人の高校生がデモの中で命を落としていた。
鹿野は、高校生の謎の死の真相を突き止めようと当時の関係者に・・・・・・・。

途中でだんだんと鹿野が鼻持ちならない奴に思えて不快になってきた。
友達にはなりたくない奴だ。

革命を信じていた学生達、挫折した若者達、冷やかな目で仲間を批判していた奴ら
当時を思い出として旧交を温めている人たち・・・・・・・何やかんや出てくるけど
暮らしのためセクトを去り家業を継いどる旧友が油に汚れた手で茶をすすり
鹿野に放つ言葉が心に沁みた。

以上 

 


交差点ではしゃぐバカ映すアホ

2013-06-06 17:25:11 | すらごと日記

隻眼の少女  麻耶 雄嵩

一応、どん どん どんでん返しのミステリー小説でした。

隻眼の少女「みかげ」は探偵だった。
写真のような衣装で宿泊先で起こった村の連続殺人事件の犯人探しを頼まれる。
偶然、同じ宿にいた青年「静馬」は「みかげ」の新米助手として事件に関わる・・・・・。

途中で読むのがイヤになったとです。
あまりにも犯行のむごたらしさが、作り話もたいがいにしろ!!と言いたいとです。

現実味が無い最後の謎解きは、あまりにも作者の強引さだけが目立つとです。
現実味が無くても面白い本は一杯あるとに・・・・・

以上



 


梅雨の晴れ間、針金ハンガーが足りない

2013-06-03 17:04:56 | 棚の上の本

幸     香納 諒一

商店街再開発の造成現場で保護された身元不明の老婆は認知症だった。
警察に通報を受け駆けつけた寺沢刑事はその現場で欠員となっていた
自分の新しい相棒と初めて顔を会わせる。
その相棒は妊婦で妊娠8ヶ月の女刑事「一ノ瀬 明子」と名乗った。
戸惑う寺沢は憮然としながらも老女の手首にタバコの焼け跡を見つけた頃
すぐ近くの造成地から白骨死体が発見される・・・・・・・・・。

警察小説として非常に完成度が高い作品だと思いました。
寺沢と明子のコンビも、いい感じで書かれています。
警察小説お好きな方にはおすすめです。

さぁ  苦言コーナーです(勝手に作りました)

あのですよ香納 諒一さん
あなたは保護された認知症の老婆と書かれていますが
ページばめくったら老婆は64歳「熊田 沙千」さんと分かった所で
オイは驚いたとです。
いくら何でも64歳で老婆は無いですばい!!
そしたらオイ達の同窓会の女性は全員が老婆の集まりかい!!!

だけんネ 香納 諒一さん
あんたは知らん間に敵ば増やしたとが分からんとですか?。
あんた今、50歳じゃろもん?たった一回り位の年上の女性ば年寄り扱いにする
本当の理由があるなら知りたかなぁとオイは思うとです。

さて、もうスグ老婆の家内は明日のサッカーば楽しみにしとります。
前回の敗戦は、ざっけろにーの選手起用が悪い!とひとりワメキちらかしとります。
オイの地元の選手が代表に漏れたのが敗因だと豪語しとります。

以上