淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

夏休み最後の試合はブリジストン杯

2014-08-29 09:45:36 | サガン鳥栖

8月30日の清水戦は2対2の引き分けに終わったとです。
逆転された終了間際に交代したばかりの早坂が同点ゴールばたたき込んだとです。

引き分けでも勝利したかのようにスタジアムは盛り上がったとです。

はぁやぁさぁかぁぁぁぁぁぁぁの  声 声 声

日本代表に選ばれた坂井と林にも大きな声援がありました。

久しぶりに家内とオイも声ば枯らして家に帰って飲んだ気休めの糖質0のビールが
ガバイ美味かったとです。

 


読49 夏が行く

2014-08-28 09:42:54 | すらごと日記

 

疒(やまいだれ)の歌  西村 賢太

内容紹介(読メより)

十代にして人生列車のレールを外れた貫多の、労働と悪態、片恋と小説の日々。

中卒で家出しその日暮らしを繰り返していた北町貫多は、十九歳にして心機一転を図 ろうとした。
横浜で新しい仕事を得、片恋する相手も見つけ、人生の軌道修正も図れ るかと思いきや
ほどなく激しい失意が訪れる。そのとき彼の心の援軍となったの は、或る私小説家の本だった──。
暗い青春の軌道を描く待望の長篇私小説。
 
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芥川賞受賞の苦役列車で、衝撃的な私小説ば読ませてもらい
今回の本も前作同様ガバイ面白かったです。 
 
周囲に自分の存ば認めてもらいたい北町貫多にはその方法が分からんとです
純粋なのに汚れていく自分ば愛おしむ北町貫多

造園会社の女子事務員の恋い焦がれる北町貫多
 
何もかもが叶う事無い日々ば恨みながら生きる北町貫多
 
ばってん最後は芥川賞受賞やもんね・・・・・・・・・・・・。

読48 雨 雨 雨  

2014-08-19 17:12:10 | 棚の上の本

年をとったら驚いた!   嵐山 光三郎

嵐山先生が驚かれる事とは一体何じゃろか?と思って読んだ本。

そんだけです・・・・。

ホリデー・イン  坂木 司

「和菓子のアン」の坂木さんやけん期待したばってん・・・・・・・・
「ワーキング・ホリデー」のスピンアウト短編集だそうです。
だけん面白くなかった。
こうなったら「ワーキング・ホリデー」ば読むしかないです。

 

昨夜のカレー、明日のパン  木皿 泉

(ギフ)義父と二人だけで息子嫁のテツコさんは暮らしています。

亡くなった主人、一樹さんの廻りの人たちがそれぞれの物語で繋いでいきます。

最後の章で題名の意味が分かった時、オイはジーンとなったとです・・・・・・・・・・。

本屋大賞上位作品やったそうです。

胡蝶殺し  近藤 史恵

新刊コーナーで近藤さんの本やけんと思って借りました。
題名が恐ろしかばってん、見事に思い込みの題名ば裏切る内容でした。

歌舞伎界やら何も分からんオイやったばってん読み始めたら面白かったです。

家元の父親ば亡くした幼い秋司の後見人ば頼まれたのは同じ年の息子、俊介ば持つ市川萩太郎やったとです。
世襲問題の複雑さば絡めながら親子の情愛ば根底に最後まで読ませてくれました。
よか本やったです。

その手をにぎりたい   柚木 麻子

最近お気に入りのランチのアッコちゃんの麻子ちゃんの新しい本で予約しとった本です。

上司に連れられ生まれて初めて入る銀座の高級寿司店「すし静」の職人「一ノ瀬」との出会いが
故郷に帰る筈だった青子の運命を大きく変えるのです。

物語はバブル期を背景に進んでいきます。

最後まで高級寿司がこれでもかと出てくるばってん
これは飲食物語では無いとでした。

ラブロマンスやったとです。
面白かったです。

 

 


読47 耶居子に会いたい

2014-08-06 17:34:06 | 棚の上の本

 

昭和の犬   姫野カオルコ

 

あらすじ (読メより)

昭和33年、滋賀県のある町で生まれた柏木イク。嬰児のころより、いろいろな人に預けられていたイクが、両親とはじめて同居をするようになったのは、風呂も便所も蛇口もない家だった――。理不尽なことで割れたように怒鳴り散らす父親、娘が犬に激しく咬まれたことを見て奇妙に笑う母親。それでもイクは、淡々と、生きてゆく。やがて大学に進学するため上京し、よその家の貸間に住むようになったイクは、たくさんの家族の事情を、目の当たりにしていく。
そして平成19年。49歳、親の介護に東京と滋賀を行ったり来たりするなかで、イクが、しみじみと感じたことは。

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直木賞受賞作品で昭和で犬が出てくるけん、すぐに予約しとりました

イクが語る昭和、その時代がイクの家族が飼った犬達の目を通しながらも語られています。

静かに時間と年を重ね生きていくイク(シャレでは無いとです。)
イクと一緒に過ごしてきた犬たちの表情がやっぱオイにはたまらんやったとです。

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嘆きの美女          柚木 麻子

内容(「BOOK」データベースより)

生まれつき顔も性格もブスな耶居子は、会社を辞めほぼ引きこもり。顔のにきびをつぶすことと、美人専用悩み相談サイト「嘆きの美女」を荒らすことが最大の楽しみだった。ところが、ある出来事をきっかけに「嘆きの美女」の管理人のいる、お屋敷で同居するハメに…。美しくても、美しくなくても、たくましく生きる女性たちの姿を描く。外見、趣味、食べ物、男性からの視線―。生きてきた環境があまりにも違う彼女たちが、いつの間にか繋がっていく。女の人たちの物語。
 
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ランチのアッコちゃんが最後の所でチョロリと出てきます。

イオンの長椅子で笑いばコラえて読みました。
耶居子の凄すぎるキャラは度ば過ぎる時もあるとばってん
もっとやれぇ!!とも応援したくもなるとです。
 
昭和の犬もよかったばってん時々はこんなに笑えて楽しくなり
元気になる本も必要だと思うとです。