重松清さんの本やけん泣かされるだろうと思って読んだとです。
余命宣告ば受け、やがて来るその日までの自分と残された家族が
その時ばどう受け止め生きて行くのかと言う短編集でした。
重松さんの本は「とんび」から始まり「流星ワゴン」他、何作か読んだばってん
最愛の人ば失い、それば乗り越えていく物語が多かです。
この本は短編集やけん、年齢も性別も違う人達が出て来て違うとばってん
自分の余命ば知ると言う内容は同じやけんオイは何回も辛くなったとです。
何で短編集にする必要があるのか?最後は繋がる設定の為の短編集なのか?
読者は悲しみから立ち上がる人々の姿に感動し涙すると言うとばってん
オイは感動と言う言葉が小説だけとしか思えんとです。