淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「金魚鉢の夏」 樋口 有介

2018-02-02 11:26:09 | 棚の上の本

最近お気に入りで数冊読んどる樋口有介さんの本ばってん
今回はお隣の国からミサイルば日本に打ち込まれて国が大きく変わると言う近未来のお話です。

刑務所への入所者は大金ば払わんと入れない
払えないなら自給自足の島流し
生活保護は打ち切り等々
大胆な経費節減の結果、日本は好景気になるとです。

ばってん、貧困者たちは「希望の家」という施設に入れられるとです。
その「希望の家」で老婆の転落事故が起こるとです。
警察から委託された元刑事「一ノ瀬幸佑」が事故か犯罪かば調べるために施設に来るとです。
やがて「一ノ瀬幸佑」は転落死ば調べるうちに施設内の不穏なものば感じとるとです・・・。

ミサイル発射から始まるお話で国策が変わる設定は面白かばってん
色々あり過ぎて
誰が主人公じゃろか?一番、言いたかものは何じゃろか?と思ったばってん

よーと考えたら、そいは読者の勝手な言い草でもあるけん
そいに最後まで楽しく読んだ本やけん、オイはそいでよかたいと思ったとです(^_-)-☆。