淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「神さまたちの遊ぶ庭」 宮下奈都

2017-04-05 20:03:59 | 棚の上の本

某ブログで紹介された本です。
よか本でした。
教えて頂きありがとうございました。

ある日突然、本の作者である宮下奈都さんのご主人が福井県から北海道に住もうと言いだし
家族全員が十勝の僻地トムラウシに移り住んだ1年間の物語です。
十勝の風景と村の人々や学校の先生と子供たち・・・すべてがよかとです。

宮下さんが文中で書かれていた自身の作「はじめからその話をすればよかった」が
母親の視点で書かれた「神様たちの遊ぶ庭」に繋がっていって何かよかなぁと思ったとです。

宮下さんのエッセイ ほんなこてよかです。

 


読 「探偵は女手ひとつ」深町 秋生

2017-04-05 06:16:38 | 棚の上の本

山形市で娘と二人で暮らしている元女刑事だった「留美」は警察官の夫ば亡くし
いまは生活のために探偵ばしとるとです。
ばってん探偵業だけでは生活が苦しかけん、さくらんぼ業農家の手伝いやらの頼まれれば何でもやる
便利屋が主な仕事になっておるとです。

ある日、留美の元上司である警察署長から、さくらんぼ盗難犯ば突き止めて欲しかとお願いされるとです・・。

6話の短編はすべて山形弁です。
それが味わいがあるとです 。
事件も推理も派手さは無いとばってん
山形弁で事件ば体当たりで解決する留美の強さがカッコよかなぁと思ったとです。