淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「四百三十円の神様」 加藤 元

2017-04-22 08:13:46 | 棚の上の本

430円の題名で選びました(笑)

男に金を持ち逃げされ男のバイト先に追いかけて来た女は腹が減っていたのです。
無一文の女はそこで見知らぬ男から430円の牛丼(並)生玉子付きば御馳走になるとです。
女にとってその男は神様になるとです・・・・・。
その現場ば見ていた男の代理でバイトに呼び出されていた岩田は
幼少の頃、元プロの野球選手の父に連れて行かれたグランドで
抜群の守備で活躍していた選手ば思い出すとです。
岩田の憧れであり神様であった選手ば・・・・・。

7編の短編集です
どの作品も普通の人々の暖かく優しい内容です。
ばってん
物足りなさも感じ退屈しておったら「腐ったたぬき」で笑って目が覚めました。
その後の最後の章「鍵は開いた」までがオイは好みやったです。

そんで、やっぱ昨日加藤さんの本ば借りてきました(笑)。

ちなみに牛丼(並)・とん汁・玉子セットが490円であるとばってん
この店は無かったとじゃろか?
それとも神様はプラス60円のとん汁ばケチったとじゃろか?