淋しくて隠れ家日記

前向きに生きたい!!

読 「蘇生」 五十嵐 貴久

2017-04-25 07:03:21 | 棚の上の本

東日本大震災で離れ離れになった幼なじみで当時小学5年生だった6人は中学3年生になっていた。
その仲良しのひとりで北海道に転校して行った葉月が自殺したと連絡が入るとです。・・・。
残された5人と担任だった先生と葉月の北海道の奥深い僻地にある自殺現場へと向かうとですが・・・。

震災後、決して忘れる事は無い消え去ることは無い被災地の人々の生々しい記憶が
現実の暮らしの中にどう影響されているのかしみじみと教えられた作品でした。