心に音楽を

正月には久しぶりに兄と会い、語り合った。兄は、東京はじめ全国で音楽活動をしているので、なかなか会う機会が少なく、年末・年始の時期も、台湾でのコンサートがあり、帰国後、まっすぐ札幌にやってきた。小さい時から、ともに音楽活動を続けてきたが、兄はプロのミュージシャンとして長年活動している。好きな音楽を職業としている事は、うらやましい限りだが、その分、苦労も多く、そうした苦労話を聞くたびに、尊敬してしまう。

苫小牧市では、1月9日の日曜日18時から、苫小牧文化会館において、「第1回苫小牧新人音楽会」が開催される。地域の音楽文化の振興を目的として、苫小牧にゆかりのある方々による演奏会であります。市としては初めての試みで、新人演奏家が地元での演奏の機会を得ることができることは大変に素晴らしい事だと思う。当日は8組の出演があり、ソプラノ独唱をはじめ、ピアノ・テューバ・エレクトーン・フルート・琴などの演奏が楽しめます。自分も行ってみようと思います。皆さんもいかがですか

文豪シェークスピアの有名な言葉がある。「心に音楽を持たぬ人間、美しい音楽の調和にも、たえて心を動かさぬ人間、きっとそれは、謀反、策謀、略奪などをやりかねぬ人間なのだ」とある。極端なことばではありますが、心に音楽を持つということは、悲哀を乗り越え、勇気を奮い立たせていく原動力になり、心は豊かになり、人や自然に優しい心が芽生えてくると思います。皆さん、心に音楽を