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461 卑弥呼と天王家との関係(2) このように天(アマ)と因(オオクニ)は一応領土の大筋が分けられたが、境界を定めたわけではないから、やがて両者が衝突することになった。 因は、丹後から内陸に入り、京都方面に進出した。 天は、瀬戸内海を通って、紀伊半島に至る山陽道を開拓していったので、内陸部の大和盆地に入るのは、因に遅れを取った。 天は因に大きな権限を与えたが、対等ではない。天の支配の下での権限委譲であった。 しかし、近畿で遅れを取ったことは天に危機感を与えた。 天照大御神は全体の支配の権利を主張し、自分の子の正勝吾勝勝速日天忍穗耳命(マサカツワレカツカツハヤヒアメノオシオミノミコト)に全国を治めさせるために、建御雷男命(タケミイカヅチオノミコト)を因に派遣して、話し合いをさせた。 大国主命の長男が不服を唱えたが、軍事力に物を言わせて従がわせた。 それがBC160年頃のことだろう。 そして、正勝吾勝勝速日天忍穗耳命に行けというのだが、彼は準備している間に子供が生まれた。 正勝吾勝勝速日天忍穗耳命は、天孫降臨は「その子の方が良かろうと言う。」、随分のんびりした御子である。 その赤ちゃんは天津日高日子番能迩迩藝命(アマツヒタカヒコホノニニギノミコト)である。 それで、天津日高日子番能迩迩藝命が天下ることになる。赤ん坊が成人するまで、早くても20年と見て、BC140年頃になる。 これが天孫降臨である。 ジンムテンノウはニニギノ命の孫である。 BC61年に即位したとして、その18年前(古事記)に日向を出発した。 BC79年である。 それにしても、建御雷男神が協定を結んでから約80年を経ており時間が経ち過ぎている。 その間は、統治者不在であるから、近畿地方においてはそれぞれの部族が発展を遂げている。 天系、因系を問わず100年前の約束を忘れていない部族と、歴史を忘れ自分達の力を過信する国とが有ったであろう。 自分達の築き発展させた国を支配しようとして入ってきた勢力を侵略者として抵抗勢力となったものが在るのもうなづける。 (続く) |
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政権の交代の度に、暗殺や毒殺が伴うのでなく、選挙で行われるのは、われわれには当たり前でも大変な進歩かもしれません。
今でも、世界の多くの国で、クーデターや、革命や、暗殺、粛清が行われるところが沢山あります。
言論の自由があること、大変な進歩です。
仰る通りです。
平和平和と言っていると互いに境界線を守って、文化の交流は緩やかになります。
しかし、戦争が起こり勝者と敗者が出来ると、急激な文化交流が起こります。
文化は勝者から敗者に一方的に伝わるかというと、そうではありません。
勝者は敗者から富を奪います。
勝った筈の勝者が、文化的には敗者の文化をより多く受け入れるということも起こります。
戦争がなかったら、人類の発展は遅々としたものだったかもしれませんえ。
明日、明後日が卑弥呼に関するguuchan説の中心です。お楽しみに。
でも、きっと、明日、いや明後日は納得していただけるでしょう。
明日、明後日といよいよ卑弥呼に迫ります。
ご期待ください。
日本は、南からひらけてきたことが
よくわかりました。
文化も人も陣地取り合戦から広がるものと
歴史が教えてくれます。
guuchanさんの素養と想像力の世界、
限りなく広いなぁと、疎いわたしは思うばかりです。
アマとオオク二の 時代に タイムスリップ 出来たら
卑弥呼も アアソウなんだと 納得するかも
で--す...
そして 又 現代に 帰れたら 新古事記 書きたいで す...お気楽も 有名人になるかも...
夢の 又夢 でした....
又 遊びに 来ます.
やっぱり抜かなければならないときもある。
同じ民族です。
兄弟喧嘩です。
本人たちはその気がなくても、それぞれの家来が主導権争いに熱心です。
一人の兄弟が天皇になります。
すると、その家来達は、王に仕える者として、他の兄弟に仕えるものとは地位も収入も格段に違ってしまいます。
今の選挙や首相の座の争い以上に熾烈にならざるを得なかったのです。
長い名前は、死んだ後に贈られたものだと思います。
正勝吾勝勝速日天忍穗耳命(マサカツワレカツカツハヤヒアメノオシオミノミコト)
正統な血筋が勝つ
吾が勝つ勝つ
隼人(速は隼人のハヤではないか)の領主
日高(日は日高の日、日高は日田の古地名)領主
天(天族の)の忍(オシ、いくさびと)の穂(トップ)
を意味していると思います。
本当にカツカツカツと飢えているようですが、意味が分かってくるとそれほど可笑しくもないですね。
急に歯の方に故障が出来
ブログをUPした時点でTelすると 「直ぐに来てください」と言われ飛んで行き
欠けてぐらついた歯を抜いてもらってきました。
今イタイイタイ・・です。(笑)
そう言うことは元は同じ民族が主導権争いを
したと言う事なのでしょうか・・・。
ま~良くあることですが・・。
それにしてもなが~い名前ですね~。
とても覚えられないです。
昔の人は賢かったのですね~。
感心します。