住めば公園風田舎町

「住めば都」と言われるがわたしゃ田舎の方がいい。町全体が公園のようなそんな田舎町に住みたい。

333 「もしも、徐福が日本に来ていたら」 (30)

2007-04-28 12:18:10 | もしも、徐福が日本に来ていたら

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今日の所も、始めはどうなるのかと思いましたが、それでも、だんだん、スムースになってきました。


古事記序の4


(推)撰録帝(托の字の手偏でなく人偏、タク、よせる)討覈舊辭削僞定實欲流後葉時有舍
人姓稗田名阿礼年是廿八爲人聰明度目誦口拂耳勒心即
勅語阿礼令誦習帝皇日繼及先代舊辭然運移世異未行其事矣
伏惟
皇帝陛下得一(先)宅通三亭育御紫宸而徳被馬蹄
之所極坐玄扈而化照船頭之所逮日浮重暉雲散非
烟連柯并穗之瑞史不絶書(引)烽重譯之貢府無空月
可謂名高文(今)徳冠天(王)




guuchanの読み下し

故に、推しはかって、帝よせるの録を撰ぶ。舊辭(そういう名、または種類の文書があった)の覈(あな)討(う、検討)つ。
僞(いつわり)削り、實を定め、後の葉(世と同じ)に流(伝え)んと欲す。
時に舎人(とねり)有り、姓を稗田名を阿礼。年は是廿八。人は聡明にして度目、誦口、拂耳、勒心に為(おも)わる。
即ち、勅語して阿礼に誦習せしむ、帝皇、日継、及び、先代、舊辭。
然り、運移、世異、未だ行ならず、其の事を俟(のみ)。
伏して惟(おも)ふ、
皇帝陛下に(おかれては)、一先ず得て、宅(やけ)を三亭に通(つう)じ、御紫宸を育くみ、
而うして徳を馬蹄の所に極まりまされんことを。
玄扈(げんご)して而して照を船頭之所に化(托、手偏の代わりに人偏、よせる)せ、
日に逮(およぶ)。重きを浮かし、雲を輝かして散らす。
烟に非ざるを柯に連し并(あわせ)て穗之瑞史を不絶の書とす。
烽を引いて重ねて之を譯すの貢府を無くす。
空の月は謂う可(べ)し、名高き文は今、徳を天の王に冠する矣(のみ)と。


guuchanの解説

故に、推理して帝が集められた記録を選び、舊辭の穴を検討しました。
虚偽を削除し、事実を定めて後の世に伝えたい。

時に姓を稗田、名を阿礼という舎人が居りました。年はこのとき28歳で、人は、聡明で、目は正確に見、口はよく暗誦でき、耳は塵を払って大事なことを聞き取り、心はいつも冷静と思われておりました。
(どうも、太の安萬侶自身のことらしい)

すなわち、勅語して阿礼に読ませ習わせた。帝皇、日継(ひつぎ、皇太子のこ)および先代(先の天皇)、及び舊辭。

そうです、運移、世異、が一行も出来ていないのみである。

皇帝陛下は、一先ず、住まいに篭もるのでなく三亭(あずまや、休息所)に通じて休息し、紫宸殿のうちに住む人たちを教育し、徳を馬蹄の隅にまで極まらせられますように。

天皇に従って、船頭(安萬侶のことであろう)のところに照る(有能な人材を)を集め、今日に及びました。

重いものを動かして、雲を照りかがやかして追い払い、怪しい煙でないもは、太い枝に連ならせて、瑞穂の歴史書を絶えることのない書としました。

警戒の烽火(のろし)を引きました(ひきました)。もう一度これを訳すための事務所は必要ないでしょう。
空の月よ言うがよい、「名高き文は、徳を天の王に冠するのみと。」


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
guuchanさん....こんにちは. (お気楽で--す.)
2007-04-28 15:38:09
いゃイャ 今回は すらすらと 入ったようですか
お気楽は 段々難しく なりましたょ...
3と4が 繋がらないのです....

そのとき 次の 日記に お花みて にっこりでした...
良かった...良かった..
又 遊びに 来ます.
返信する
お気楽さんーこんにちは (guuchan)
2007-04-28 16:12:39
 分けてアップしているので、うまくつながっていませんかもしれません。

 後で、一つの文にまとめてみて、おかしいところは直したいと思います。

 
返信する
短い文でした。 (かのこ)
2007-04-28 20:22:56
buuchanさんお今晩は。
夜に又お勉強に来ました。(笑)

安麻呂は自分でも賢いと思っていたのですね~。
確かにそうでしょうけど・・・。羨ましい・・。

腰が痛かったのは 運動不足だったからでしょう・・?。姿勢が固まっていたのでは・・・?。

難解の文が解けたよチューリップは
guuchanさんの事を読みました。
難解の文が読めない水中花は
かのこさんで~す。(笑)
返信する
かのこさん~こんにちは (guuchan)
2007-04-28 22:36:49
 buuchanさんはひどいなあ。

 安麻呂は、だから思われていたと書いたのです。
 為す人、という、この為すにはそういう意味がありました。
 自分で言うのでなく、人がそう見為していたということでしょうね。
 一応客観的事実としてそう書かないと、天皇が、えこ贔屓したことになるでしょう?

 運動不足で筋肉が弱っていたのでしょうね。
 時間がもったいないようでも、運動を続けなければいけませんね。 
 
返信する
稗田阿礼 (自然を尋ねる人)
2007-04-28 23:22:19
 記憶力がすごい人らしいですが、あれ、ここが違う、そこも違うとかなり違う所がでてきているようですね。
安麻呂が悪いのか、時の権力者が改ざんさせたのかしっかり確認してくださいね。
返信する
お気楽さんーこんにちは (guuchan)
2007-04-29 07:25:13
 われの子供の頃には、稗田の阿礼は語り部で、凄い暗誦力だった。と教わりました。
 しかし、それはいささか非現実的でしょう。

 天皇が各地から提出させた、各家の系図(是には、主な人の事跡も書いてある)を見て記憶することは出来たでしょう。
 だから、どこが違うということを判断できたでしょう。

 権力者が改竄させたという方は、公平を欠くと思います。
 天の本家が正統な皇統だったとして、その側から見れば、思いも依らぬところから、天一坊が現れてはこまります。

 一統につながるものは、各家の系図の変更は、死亡、出生、婚姻などを届けねばなりません。

 それを、届けず、届けてあるものと、自家で有する記録との間に差が出来てはならないのです。

 そいう重要なものなので質す権利や責任はあると思います。

 意図的な改竄があったとする見方も有るようですが、どのようなものが古事記に組み入れられなかったか、それを見ないと比較できません。
 自然さんがそれを見つけてきてくだされば、確認しましょう。
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失礼しました。 (かのこ)
2007-04-29 10:55:16
guuchanさん今日は。
guuchanさんとbuuchanでは
イメージは異なりますね~。(笑)

でも自然さんへのお答えが
気楽さんになっています。

自然さんが言われないでしょうから
横からお知らせします。
でしゃばりオヨネでした。(笑)
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