中国貴州省で日本語教師

2007年春~2009年春、青年海外協力隊

感冒薬

2008年01月18日 | ことば

中国語をあーおーえーから勉強し始めてそろそろ1年。最近、商店街で買い物をする時に、日本にいて日本語で店員に聞くのと同じような内容の会話を、心理的になんの抵抗もなく自然にすることができるようになったので、買い物がラクになった。

まさに、体で覚える外国語。

3日前ぐらいから鼻風邪をひいていて、近所の薬屋に風邪薬を買いに行った。
店員に風邪の症状を言うと、出してくれた薬の箱に書いてある内容が全部わかった。
と言っても、私が中国語ができるようになったからではない。
なんと、全部日本語として読めるからである。

「用于普通感冒或流行性感冒」…ふむふむ、普通の感冒あるいは流行性感冒に用いる、と。
「流鼻涕、鼻塞、咳嗽」・・・あ~この単語は知らないけど、鼻水、鼻づまり、咳、ね。
「用法用量 口服1日3次、1次2片」…1日3回、1回2錠。

店員の「6時間は時間をおいて飲んでね。この喉の薬(「扁桃腺」と箱に書いてある)も一緒に飲むと更にいいけど、いりますか」などという説明も日本語のように耳に入る。

漢字の威力で、外国語なのに外国語とは思えない。
文字を共有してるってすばらしい。

家に帰ってさっそく飲んで数時間寝て起きたら、びしっと完治していた。
日本から持ってきた風邪薬は3日飲んでも効果がなかったのに。
信じられない。
な、何が入っているんだろう・・・
すごいぞ中国の薬・・・

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