中国貴州省で日本語教師

2007年春~2009年春、青年海外協力隊

アドバルーン

2007年09月06日 | ことば

行事の時はいつも大学の正門にアドバルーンが複数用意される。
その隣には先学期に建った電光掲示板が輝く。(発光ダイオード!)

「アドバルーン」って、ドイツ語か何かなと思って語源辞典を引いてみたら、advertising balloonのカタカナ日本語だった。

もう何度も書いているが、私の相棒の先生の日本語力は、OPIで言えば超級クラス。

以前、私が風邪を引いて嗄れた声で、しかもマスクをしながら話しかけて彼女と普通に会話をしていて5分後に、「はっ、この人にとって日本語は外国語だったんだ」と気づいて驚嘆したことがあった。それから彼女は普段「私今日生理なの・・・」などと呟いたりする。どこでそんな言葉を覚えるんだろう、一体この人の日本語はどこまでできるんだろう・・・と驚かされる。(ちなみに彼女の過去の日本滞在時間は1週間で、この地域にもこの省にも日本人がほとんどいない。)しかも先日、私より英会話が流暢であることが分かった。もはや白旗を揚げて、いっぱい聞けていっぱい喋れる身に良くつく外国語学習のノウハウを教わるしかない。

そんな彼女のウィークポイントは、カタカナ日本語。わけのわからない和製省略英語は難しい。

今日は、同僚たちに、「アドバルーン」と「テープカット」と「RV車」と「オフロード車」を教えたのだった。(・・・後半は私の趣味ではなくて質問されたから答えたまでですよ念のため)

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