sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

ミッレミリアの風景 水彩画 オスカとフェラーリ

2016-05-26 10:14:49 | イラスト

ミッレミリア、イタリアの一番良い季節でしょうか。ヴィラデステのにぎわいもFBから伝わってきています。
昨日もミッレミリアをテーマにした水彩画を描きました。
木陰でタイム調整するスポーツカーの群れ。木陰の光が美しいですね。


まずは鉛筆で30*40センチのアルシュにドローイング。


次に大きめの刷毛で一気に色をおいていきます。この時点で塗り残すところは考えておきます。


背景にディテールを追加しました。


人物やホイールに色を入れています。


まずは赤の下に入る色から。


ハイライトを残しながら、仕上げの色で書き込みと塗りを同時に行っていきます。


暗い色で締めれば先頭のオスカはほぼ終了です。


遠くまで眺めている気持ち良さが出たでしょうか。

10月の個展 10月7-12日(会期中無休)
原宿ペーターズショップアンドギャラリー
での「ミッレミリアの風景」をお楽しみに。
8/5-7のオートモービルカウンシルでも先行展示販売を行います。

8月5日(金)~8月7日(日)
オートモービルカウンシル2016
幕張メッセ 2.3ホール
メーカーブース、ショップブース、マルシェブースが展開し、自動車の文化を考察します。

カーグラフィックの加藤さんが中心になり、レトロモビルのノウハウを元に大人の自動車趣味をめざします。
溝呂木陽のsportscar graphicは、友人とともにマルシェブースに自動車アートを出展します。

溝呂木陽  水彩画 模型完成品 アンティークおもちゃ 個人模型雑誌 販売 オーダー受付
ELS DESIGN クラシックカー、スポーツカーをテーマにしたポスター、グラフィックを販売
ハートビートモータークラブ クラシックカーの映えるレトロポスター制作販売 オーダー受付
プラスアルファ チョロQサイズのフルディテール3Dモデリング出力完成品 展示販売
リプロ玩具 オリジナルレトロクラシックカーおもちゃ 販売
chi~ フル開閉精密自動車模型 展示 一部販売
パリのレトロモビルを夏の日本で味わえるコーナーを作りたいですね。

6/23-7/4 市ヶ谷山脇ギャラリー(日曜休廊)ではいつもの乗り物の絵、AAF作品展がございます。
僕も参加しますのでよろしくお願いします。

まだまだ描いていきますよ。
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1/24マスターボックスピンナップガール 水兵さん改造 製作記 完成!

2016-05-25 13:30:22 | 模型

お気に入りのシリーズ、1/24マスターボックスのピンナップガール。またキットを手に入れたので製作です。

マスターボックス 1/24 #MTMB24004/ ピンナップシリーズ ” スージー ” セーラー服ビキニ&バトン/セクシー&キュートな彼女たち
クリエーター情報なし
プラモデル

このシリーズもだいぶ残りが少ないようなのであるうちに確保しましょう。
1000円前後で手に入ります。


こちらがキットの箱。パーツはこの小さなランナー1枚だけです。


流し込みと瞬着を使って組み立てます。パーツの合いは良いですね。パーティングラインや合わせ目はカッターの背などで削り込みます。
スカートは好みでなかったので、コピーペーパーをタミヤのクラフトボンドで貼付けハケ塗り瞬着で固めました。
腕も角度を変えて腰に当てましたよ。隙間はゼリー状瞬着で埋めています。



髪の毛はタミヤのエポパテで作ります。これくらいの量を湿らせた指で混ぜ合わせます。



前髪やサイドなど、パートごとに盛りつけて指でならします。良いボリュームになってからカッターなどで筋を着けて完成です。



形が決まったらハケ塗り瞬着で固めて硬化スプレーを吹きました。




全体に白サフを吹いて荒れを確認します。


79番のシャインレッドを下向きからスプレー。


さらに白サフを上向きからスプレーして、モールドのくぼみに色が残るようにします。



アルキド樹脂絵の具アキーラの白と黄土色、オレンジ、黄色の4色で肌色を作ります。
クサカベ アクリル絵具 アキーラ 12色セット 20ml(6号)
クリエーター情報なし
クサカベ




少し水を混ぜて薄めに肌に丸筆で塗っていきます。下地が透けて良い感じになりますよ。
さらに、オレンジを少し足して、赤みがあるほおや関節、ひざ、目、耳のまわりや指等に塗り、肌色でぼかします。




髪の毛は、黄土色と紫色と黄色を足して、薄めにモールドの奥が濃くなるように塗り付けます。服は下地を活かして白やピンクで塗り分けました。




目や眉毛は茶色と紫色を混ぜて、薄めにタミヤの面相筆で書き入れると、自然に色がモールドに広がります。



アキーラは塗膜が弱いので、タミヤのフラットクリヤーでコートして完成です。






iPhotoの写真を前に記念撮影。今朝から作り始めて3時間ほどで完成しましたよ。
フィギュアはもう少し作って、夏のイベントでクルマと組み合わせて販売しようと思っています。

8月5日(金)~8月7日(日)
オートモービルカウンシル2016
幕張メッセ 2.3ホール
メーカーブース、ショップブース、マルシェブースが展開し、自動車の文化を考察します。

カーグラフィックの加藤さんが中心になり、レトロモビルのノウハウを元に大人の自動車趣味をめざします。
溝呂木陽のsportscar graphicは、友人とともにマルシェブースに自動車アートを出展します。

溝呂木陽  水彩画 模型完成品 アンティークおもちゃ 個人模型雑誌 販売 オーダー受付
ELS DESIGN クラシックカー、スポーツカーをテーマにしたポスター、グラフィックを販売
ハートビートモータークラブ クラシックカーの映えるレトロポスター制作販売 オーダー受付
プラスアルファ チョロQサイズのフルディテール3Dモデリング出力完成品 展示販売
リプロ玩具 オリジナルレトロクラシックカーおもちゃ 販売
chi~ フル開閉精密自動車模型 展示 一部販売
パリのレトロモビルを夏の日本で味わえるコーナーを作りたいですね。

詳しくは、またご報告いたします。








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映画 スティーヴ・マックィーン その男とル・マン 

2016-05-24 07:31:51 | 映像

日曜日の朝に、友人と待ち合わせて、息子もつれて映画を見に行きました。
新宿シネマカリテで、モーニング&レイトショーのみ
サイトはこちら。
予告編もすごいですね。6月上旬まで公開しているそうです。オンライン座席予約サービスがあります。

1970年の栄光のルマン製作の舞台裏のドタバタと、家族との葛藤。
今明かされる元妻や子供、製作者などのインタビュー、そして何よりもパイパーが今になってマックィーンからの事故に関する手紙を明かされるエピソードにじーんと来ました。

映画としてはインタビューのシーンが長く息子には難解でしたが、大画面で917やセブリングのレブソンとの908の2位入賞シーンがみられるのが白眉でしょう。パイパーの事故車が本物の917だったのは知りませんでした。女優のインタビューも良いですよ。
これを見るとDVDで栄光のルマンを見直したくなります。
ぜひ行かれてくださいね。



コメント (2)
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ミッレミリアの風景 水彩画 マセラティ200SI

2016-05-21 21:15:13 | イラスト

続いて描いたのはマセラティのペアです。
宝石のような200SI。


まずはアルシュに鉛筆で形をドローイング。スケッチしているような気分で描きます。


次に刷毛でざっくりと諧調を付けます。この色は最後まで生きてきます。


塗ったところの色を活かしながら、少ない手数で仕上がって見えるようにディテールを仕上げます。


人物もなるべくあっさりと色をおいていきました。


ボディカラーの明るい部分に色をグラデーションでおいていきます。実物の丸みを感じながら。


さらに暗いところに色を入れてボディカラーの完成です。


ディテールの部分に筆を入れます。


影の部分を仕上げて完成。実物の重さが伝わる感じで影を入れます。


10月の個展 10月7-12日(会期中無休)
原宿ペーターズショップアンドギャラリー
での「ミッレミリアの風景」をお楽しみに。
8/5-7のオートモービルカウンシルでも先行展示販売を行います。
明日の朝は息子を連れて友人と新宿にマックィーンのドキュメンタリーを見に行きます。
栄光のルマンの舞台裏、楽しみです。

まだまだ描いていきますよ。
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ミッレミリアの風景 水彩画 フェラーリ166MM

2016-05-21 08:09:40 | イラスト

次のテーマは、車名にミッレミリアを謳う、フェラーリの166MMです
この週末はイタリアでミッレミリアがはじまっていますね。過酷な1600キロのレース、FBでも画像が送られてくる事でしょう。

まずはいつものように、アルシュのブロックに鉛筆でドローイングしていきます。


今回はディテールから描いていきましょう。ライトやグリルなどを仕上げていきます。



このようにベースを塗ってから、暗い色でまわりを切り取るように描きこんでいきます。


ボディカラーの雲が映り込む部分を先に塗っていきます。


さらに暗く映り込む部分も描きこんでいきましょう。





濃くする部分は薄い色を塗り重ねずにいきなり濃い色でコントラストを付けます。
よく水彩の説明で、薄い色を塗り重ねて深みを付けますとありますが、濃いところは一度で濃くした方がきれいな色が出ますよ。



背景は水張り用の刷毛で、一気に塗っていきます。



さらに色を入れて、後ろのアルファも描き込みました。


背景にさらに暗いトーンを入れて完成です。

10月の個展 10月7-12日(会期中無休)
原宿ペーターズショップアンドギャラリー
での「ミッレミリアの風景」をお楽しみに。
8/5-7のオートモービルカウンシルでも先行展示販売を行います。

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