sportscar graphic

スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

ミッレミリアの風景 水彩画 マセラティ200SI

2016-05-21 21:15:13 | イラスト

続いて描いたのはマセラティのペアです。
宝石のような200SI。


まずはアルシュに鉛筆で形をドローイング。スケッチしているような気分で描きます。


次に刷毛でざっくりと諧調を付けます。この色は最後まで生きてきます。


塗ったところの色を活かしながら、少ない手数で仕上がって見えるようにディテールを仕上げます。


人物もなるべくあっさりと色をおいていきました。


ボディカラーの明るい部分に色をグラデーションでおいていきます。実物の丸みを感じながら。


さらに暗いところに色を入れてボディカラーの完成です。


ディテールの部分に筆を入れます。


影の部分を仕上げて完成。実物の重さが伝わる感じで影を入れます。


10月の個展 10月7-12日(会期中無休)
原宿ペーターズショップアンドギャラリー
での「ミッレミリアの風景」をお楽しみに。
8/5-7のオートモービルカウンシルでも先行展示販売を行います。
明日の朝は息子を連れて友人と新宿にマックィーンのドキュメンタリーを見に行きます。
栄光のルマンの舞台裏、楽しみです。

まだまだ描いていきますよ。
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ミッレミリアの風景 水彩画 フェラーリ166MM

2016-05-21 08:09:40 | イラスト

次のテーマは、車名にミッレミリアを謳う、フェラーリの166MMです
この週末はイタリアでミッレミリアがはじまっていますね。過酷な1600キロのレース、FBでも画像が送られてくる事でしょう。

まずはいつものように、アルシュのブロックに鉛筆でドローイングしていきます。


今回はディテールから描いていきましょう。ライトやグリルなどを仕上げていきます。



このようにベースを塗ってから、暗い色でまわりを切り取るように描きこんでいきます。


ボディカラーの雲が映り込む部分を先に塗っていきます。


さらに暗く映り込む部分も描きこんでいきましょう。





濃くする部分は薄い色を塗り重ねずにいきなり濃い色でコントラストを付けます。
よく水彩の説明で、薄い色を塗り重ねて深みを付けますとありますが、濃いところは一度で濃くした方がきれいな色が出ますよ。



背景は水張り用の刷毛で、一気に塗っていきます。



さらに色を入れて、後ろのアルファも描き込みました。


背景にさらに暗いトーンを入れて完成です。

10月の個展 10月7-12日(会期中無休)
原宿ペーターズショップアンドギャラリー
での「ミッレミリアの風景」をお楽しみに。
8/5-7のオートモービルカウンシルでも先行展示販売を行います。

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