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スポーツカーグラフィック  イラストレーター 溝呂木陽  60-70年代のスポーツカーを愛するすべての人に。

エレール1/24 ルノーキャトル エールフランス /ジャンダルマリ 製作開始

2016-04-21 21:05:29 | 模型

メアリに続いてエレールの新作、ルノーキャトルを作り始めました。
ごらんのようにエールフランス仕様とジャンダルマリ(ジャンダルムリ、国家警察)仕様です。

1/24 ルノー 4L プラモデル
クリエーター情報なし
エレール

エレールのキャトル、発注ミスで二つのサイトで注文してしまい二つ手元に届きました。せっかくだから、自分で作ったドイツ製シルクデカール、キャトルデカールを使ってエールフランスとジャンダルマリに。キットにもジャンダルマリデカールは付きますが、今回は書体も若干違うので自分の物で。
キャトルデカールはこちらのショップで2160円送料込みで発売中です。残り15枚ほどになります。


エブロのキャトル、キットにはメッキモールのモールドがありますが、キットは80年代後半の仕様(インパネがGTLタイプ、サイドのプラスティックモールは別パーツでついています)なので、まずはメッキモールを削り取れという指示が。
カッターの背ややすりを使って削り取ります。



かりかりと削る事約1時間。


ドアのモールも削り込み、ヒンジを仕込むところが無いので(キットは開閉選択式)ビニールテープでヒンジを作ってみました。ドア側には瞬着で貼付けています。


内張を貼ったところ。キットのドアはなぜかウィンドウと一体の透明パーツです。


こんな感じでテープ自体が伸縮して開きます。ボディ側へは塗装後に瞬着で貼付けます。


キット最大のエラー。ホイールとタイヤがでかい。ルノー4CVと刻印がありますがシトロエンの2CVと同じ物のようです。
ホイールも形状が良くないので、エブロの余りホイールを使います。
タイヤは長さで約4ミリほど切り詰めて瞬着で貼付けます。




エレールのタイヤはやはり大きいですね。ほぼエブロのタイヤサイズになりました。エブロのホイールは外周に大きな耳があるので、カッターで削り取っています。


2台分2タイプのホイールを作りました。



ホイールアーチ先端も角があるので丸く削り取りました。



1台はエブロのメッキグリルが使えるようにグリルの穴を広げました。こちらはメッキモールを残すので気が楽ですね。






ドアの塗装です。まずはウィンドウを前後からマスクして、クリヤーで目止めしてからつや消し黒を吹きました。
ウィンドウ断面から反対側の色が見えてしまうので黒く塗っておいたのです。
さらにサフを吹いてから内装の内張の部分にダークイエローを吹いてから内張をマスキング。


全体にサフを吹いて、ボディの表裏やドアをサフの上からブリリアントブルーを吹き付けました。

さらに組み上げてからもう一度全体にブリリアントブルーを吹いて、色調をそろえます。


こちらはサフの上から白サフと1番の白を吹いて白くしておきます。



自分で作ったキャトルデカールですが、貼りやすく白も透けない素晴しいデカールです。ドイツのインターデカールに発注して150枚作りましたが、残り15枚ほどとなりました。エールフランスやジャンダルマリ、郵便局、ルノーサービス等各種作れますよ。


マスキングをはがしてドアの裏も塗り分けました。

窓枠はアクリルのつや消し黒を面相筆で塗っています。アクリルははみだしても楊枝で削れるので気が楽ですね。


中はこんな感じ。ボディ色を中まで塗っておきましょう。




ドアのビニールテープヒンジを瞬着で貼付け。心配されたがたつきもありません。


屋根裏はデッキタンを筆塗り。


エブロのメッキグリルに、エレールのライトレンズを裏から貼り込みました。エレールのライトレンズはバルブ部分がへこんでいるので、そこにクリヤーイエローを垂らして裏からスパッツスティックスミラークロームスプレーをふくと、手軽にカップまで再現出来ます。




こちらはエレールのグリル。やれば出来るじゃん、エレール。



残りの窓も貼付け。表から貼る指示ですが、ツライチだとイメージが違うので裏から貼り込みました。
ジャンダルマリのメッキモールはエブロのメッキデカールです。これは一度貼り付くと移動出来ないので、水をたっぷりとおいて一発で位置決めしてティッシュで水分を拭き取ります。
ドアノブのメッキパーツはエブロの余りパーツです。1台に5本ドアノブが付くので、4台作ると1台分余るんです。
ミラーもエブロのパーツをそれぞれに使っています。エレールのキットにはメッキのランナーパーツは付属しません。



リヤのパーツはほぼエレールのパーツです。良い感じですね。
このキットはパーツ番号の誤表記が目立ちます。


いろいろと大変なキットですがこうやっていじって組むのは大好きです。エブロとほぼ二個イチですが楽しんで作ります。ここまで3日ほどですよ。


エレールのキットにこんな不要パーツが。
初期顔の62-63年式のシュペールの下開きのテールゲートです。クォーターウィンドウもヒンジ付き。
これは初期顔のバリエーションがきっと出ますね。



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