Sydney Yajima


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佐賀県 古川知事

2011-08-06 22:52:07 | 政治
原発を反対するに当たって、考えなければならないのは、たとえば、こういう人間を相手にしなければならないということだ。

古川知事は、九電から多額の政治献金を受けているとのこと。
また、玄海町の 岸本英雄町長
彼の実家、岸本組は九電からの工事を請け負っていてその金額およそ5億円

まあ、大雑把に書いたが、詳しくはネットで検索してもらえば 出てくる出てくる・・・
要するに、彼らは九電とズブズブの関係であったということなんであろう。

そういう人間たちが 上に立って、自分たちの利益のために政治を行い、多くの未来の 日本人の子供たちがガンで苦しんで死んでしまうということを、今、あなたたちは、目の前で見ているのである。

福島の妊娠したお母さんたちが、私の妻の実家のある福岡県で出産をしにきているらしい。
そのため、入院期間を通常1週間程度なのだが、4日に縮めているそうだ。
お母さんたちにすれば、悲壮である。
なにしろ、放射能から逃れるために、逃げてきているのだ。
もちろん、私が同じ立場なら、やはりそうするであろう。

子供の未来を願わない親はいない。

しかし、誰が、福島をこんなにしたのか。
何のせいなのか。

もっと、怒っていいはずだ。
それは、古川知事や岸本町長のような人が やはり福島にもいたからであり、そして その人たちは、原発を推進してきたからであり、それを必要としていた東京都民がその福島の原発から出てくる電気で町を不必要なまでに、煌々と照らしていたからであり、それが、ひいては、このかわいそうな子供たちの犠牲となっているのである。

私は、いずれ福島やその近隣県の子供たちが、ガンにかかり、犠牲になっていく未来を、悲しまずにはおれない。
目に見えない恐怖なのだが、確実に、目に見えなくても、そこには、放射能という恐ろしいものが あり、それは、子供たちを蝕んでいる。

放っておいて いいはずがない。

東電前でのデモの若者たち

2011-08-06 21:52:26 | Weblog
若者たちが、彼らなりの言葉と、行動で 声を上げ始めた。

この動きを、年寄りたちは 「警察の言うことも聞かないで・・・」と揶揄するが、若者たちが 自分たちの声を上げたことにたいする評価はない。

私は この若者たちが 大好きだ。
日本の未来に 自分たちのやりかたでかかわっていこうとしているし、そして問題意識を持ち、さらにそれだけでなく、行動で示している。
なにかをしなければならない気持ち。
私は、ここに出かけた若者たち、警察の声に馬耳東風であった君たちを、誇りに思う。

もちろん、デモをして何かが変わるかどうかは、別問題だ。
これからの、活動をどうすればいいのか、どうか、よく考えて計画を練って欲しい。
日本は民主主義の国だ。
言論の自由も許されているし、君たちには選挙権もある。
だから、政党を立ち上げることもできるだろうし、それに、国そのものを変えていくリーダーを選ぶことだってできる。

デモは、スタートであっていいけれど、それが目的であってはならない。
どうか、ここから、何かを本気で始めてみて欲しい。
きっと、君たちには、できるだろう・・・

私は、こうして反原発を書き続けていくし、それによって、少しでもシドニーから 君たちの応援をしたいと思う。



なつ

2011-08-06 04:57:52 | Weblog
今年も夏が日本には来ている。
青い空に、流れる雲は同じでも 去年とはちがう。

会いたい・・・

この曲を聴くと 涙が出てしまう。
東北の何万人の 「会いたい」 人々の声が聞こえる。

海岸線を歩いて、方々探し回った挙句 見つからなかった大切な人
形見の着物
変わり果てた姿。

みんな、たくさんの約束をしていたのに、もっともっと笑顔をみたかったのに

お盆がやってくる

大切な人が、帰ってくるお盆。
なるべく 笑顔で迎えてあげよう。

悲しすぎるから・・・

悪夢の再来

2011-08-06 00:29:04 | 世界情勢
2008年3月・・・
S&P500が、悪魔の数字、666をつけたのを底に、上がり始め、景気は回復軌道に乗っているか、乗りつつあると、誰もが思った。
いや、正確に言えば、そう 思いたがった。
しかし、実際には、常に ダブル ディップ (ソースの二度付け)が来るのではないか・・・と恐れてもいた。

今回、その見たくもない悪夢が現実になりつつある。
前回は、それでも、まだ余裕があった。
下がるにしても、高値から下がるのであって、今回の場合はすでに下がったところから、またさらに下がるという月並みな言葉で表現するならば、「乾いた雑巾を絞る・・・」ということになりつつあるということだ。

最近、私は神々の指紋を読んでいる。
随分 前に発行されていて、読もうと思っていたが、読む時間がとれずにいたため、つい最近になって読み始めた。

文明の終焉という大きなテーマで描かれているこの巨大なスケールの 読み物は、様々なことを、考える機会を与えてくれた。

かつて、何度も何度も 人類は文明をもち、そしてそれが滅んでいく様子を体験してきた。

我々の知る歴史でも、ローマ帝国しかり、イギリス帝国しかり、そして今は、アメリカ合衆国という巨大な国がどうしようもなくなって、傾きつつある。
日本は、ローマ帝国時代のスパルタの轍を踏まぬように、道を切り替えるべきだが、どうも、アメリカ好きの日本人にとっては、そういう発想は湧かないようだ。

中国の台頭という大きな歴史の転換地点では、我々の地理的条件では、どう考えても中国との友好を抜きに今後の展望は描けない。
それは、今までもそうであったように、アメリカが好きであろうとなかろうと、アメリカと仲良くしていなければならなかった如く、中国が好きであろうとなかろうと、中国とも友好関係と信頼関係を築いておくということなのである。
簡単なことだ。
隣人といがみ合わず、なるべく仲良く共に繁栄していこうという気持ちを持つことだ。

これからの時代の日本を舵取る人たちは、賢くなければならない。

それは、いかに、エゴを捨てきることが出来るかということと、どれほど批判されても強く信念を持ち続けることの出来る器量と、頑固さが必要になる。
今までのように、アメリカ一辺倒だけでは いけないが、もちろん中国一辺倒であってもいけない。

その中で、独立と自我を持った国づくりをしながらも、しかし隣国と仲良くする道をつねに探る、そういう賢い指導者が、必要になってきたということなんだろう。