以前ここで紹介した高校時代の同級生、
中西の監督2作品目『花のあと』を観に行った。
1作目が中学校のいじめ問題を扱った
秀作だったけど、すぐ上映が終わって
見れなかった思い出がある。
こんどは藤沢周平の時代劇だし、
東映の配給だし、ゆっくり見に行っても
やってるやろうって安心があった。
☆
北川景子は時代劇が初の上、剣の達人役
なので半年は修行をしたとのことだったので
演技が楽しみだった。
初恋役の宮尾俊太郎の本業はバレーダンサーで
映画も時代劇も初という初々しさ。
そういった二人をヴェテラン俳優達が取り囲み、
盛り上げたり、火花を散らしたりという構成。
☆
江戸時代の武士や家族のきちんとした
所作がゆったり描かれていて美しい。
歩き方やお辞儀の仕方や襖の開け閉めなど
静的な世界が中心。
それと対照的な動の世界は2回だけ。
竹刀での試合と、真剣での斬り合い。
型としてのチャンバラとはかけはなれ、
リアルに再現しようという意気込みを感じる。
☆
竹刀での試合で、女やと見下した態度ではなく
対等に勝負しくれたという初経験をすることで、
北川景子が相手の宮尾俊太郎に恋に落ちる。
でも親が決めた婚約相手がいるので
それから一度も会わない。会えない。
なのにとあるミスの責任とって自害した宮尾俊太郎に
かけられた罠と濡れ衣をはらそうとする
姿は凛としていい感じ。
それが真剣での仇討ちまでに発展する・・
そこまでやるだろうかという説得力にちょいと
疑問符がわいた。
☆
冒頭は城内の花見で始まるんだけど、
一番中西らしいと思ったのは、
川を背景にした一本の桜の枝のカットが
何回もでてくること。
おもわず指折り数えたら10回は
あったんやないかな。
中西の監督2作品目『花のあと』を観に行った。
1作目が中学校のいじめ問題を扱った
秀作だったけど、すぐ上映が終わって
見れなかった思い出がある。
こんどは藤沢周平の時代劇だし、
東映の配給だし、ゆっくり見に行っても
やってるやろうって安心があった。
☆
北川景子は時代劇が初の上、剣の達人役
なので半年は修行をしたとのことだったので
演技が楽しみだった。
初恋役の宮尾俊太郎の本業はバレーダンサーで
映画も時代劇も初という初々しさ。
そういった二人をヴェテラン俳優達が取り囲み、
盛り上げたり、火花を散らしたりという構成。
☆
江戸時代の武士や家族のきちんとした
所作がゆったり描かれていて美しい。
歩き方やお辞儀の仕方や襖の開け閉めなど
静的な世界が中心。
それと対照的な動の世界は2回だけ。
竹刀での試合と、真剣での斬り合い。
型としてのチャンバラとはかけはなれ、
リアルに再現しようという意気込みを感じる。
☆
竹刀での試合で、女やと見下した態度ではなく
対等に勝負しくれたという初経験をすることで、
北川景子が相手の宮尾俊太郎に恋に落ちる。
でも親が決めた婚約相手がいるので
それから一度も会わない。会えない。
なのにとあるミスの責任とって自害した宮尾俊太郎に
かけられた罠と濡れ衣をはらそうとする
姿は凛としていい感じ。
それが真剣での仇討ちまでに発展する・・
そこまでやるだろうかという説得力にちょいと
疑問符がわいた。
☆
冒頭は城内の花見で始まるんだけど、
一番中西らしいと思ったのは、
川を背景にした一本の桜の枝のカットが
何回もでてくること。
おもわず指折り数えたら10回は
あったんやないかな。
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