やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

子どもの日 谷川俊太郎&賢作+ロバの音楽座

2010-05-05 | art
詩人の谷川俊太郎さんと作曲家演奏家の息子
賢作さんは親子ユニットを組んで公演活動と
してはる。

毎年この時期にロバの音楽座は谷川さん親子と
ジョイントコンサートを行ってきた。去年は
このブログをはじめていたから振り返れるなぁ



コンサートは子どもOKの午後の部と
大人だけの夕方の部と2回プログラム。

両方参加してた人もいたけど、
雰囲気も内容も違って面白かった。

子ども達の時は、谷川さん親子に
喋りかけたり、注文つけたり、
それに対する二人の反応が
場内の爆笑をかう。

ずっとやってるの?
終わりはあるんだよ
終わらないモノってあるの?
魂は永遠だって知らないのかなぁ

髪の毛がぐしゃぐしゃで爆発してる
うるさい、これは地毛だぁ
とピアノにむかって
ロバハウスの子どもたちは生意気だぁ・・
と即興で弾くから大歓声

アメリカの観衆と似ているのに、
いつから、そしてなぜ
大人しく静かな観客に
なるんだろう?




ののほちゃんが歌った「宿題」
という詩もよかった

 目をつぶっていると神様が見えた

 うすら目をあいたら神様はみえなくなつた

 はっきりと目をあいて
 神様は見えるか見えないかそれが宿題

わからないことを
考えていくことが人生
なのかもしれないや。



ロバハウスでのジョイントを紐解くと
俊太郎さんとが1993年からだから今年で
18回年目。賢作さんは2003年から参加
下さり8年目。

こうやって続くことの機縁と幸せを
みんなで喜び合いながら、いつまでも
打ちあげの夜は続いた。