やまねこマッサージ

ねがうこと、ゆだねること

京都のお寺さん その二

2009-06-02 | 
東山の八坂あたりを歩いていると、
昔ホテルで検討していた場所に出くわした。

東山がそばに見えたり、舞妓さんとすれ違ったり、
いいとこなんだけど、計画は進んでないようだった。
担当者はヨーロッパにいるなぁ、元気かしら?



あるお寺さんにカラフルな布製の鞠みたいものが
いっぱいぶら下がっている小さいお堂が
見えたので入っていく。

事務所棟の女性が教えてくれたんだけど、
なんでも、「庚申さん」として親しまれている
庚申堂で日本三庚申の一つとか。

ご本尊は飛鳥時代に朝鮮から招来したのを、
960年にこの地にお寺さんを建立したそうな。

天台宗密教の流れなんだが、中国では道教の流れの中に
庚申信仰があるので歴史はかなり古いらしい。

布製の鞠みたいなのは「くくり猿」といって
身代わり猿のことで、願い事を
書いてくくりつけて祈るものらしい。

お店の軒先にも、7~8体の「くくり猿」が
重ねて一本の紐で吊してあったりするのが、
ちらほら気付くようになる。

舞妓さんたちが2人、そしてまた2人と
境内に入ってくると思ったら、撮影だった。