WRの上位指名は来年

　DeSean Jacksonとの長期契約で、Jeremy Maclin.Jason Avantがあと2年契約を残しますから今の3人体制をあと2年維持する事が出来ます。
　と言うわけで、ドラフトするにしてもMaclin.Avantの後継者狙いは来年と推測出来ます。チームの方針が変わらなければMaclinとは契約延長をするでしょう。そう考えているならばさらに今年のWR指名の可能性は低くなります。
　
　WR陣の問題は4番手以降の選手レベルが低い事、レッドゾーンでの決定力と高さ不足。この2つです。
　Riley CooperとChad Hallが4番手を争います。Cooperは高さの割にスピードが有りますし、以前同じ役割を与えられていたHank Baslettよりは横へも動ける印象です。レッドゾーンでもターゲットになる機会は増えましたが、Michael Vickとの相性は良くないように見えます。
　HallはRBとしてもセット出来るフットワークを持ち、リターナーとしても使えます。しかし、2段階くらい劣るDeSean Jrでしかありません。

　スピードのDeSean、万能Maclin、ルートランナーAvantのスターター3人に高さのCooperとオフェンスに変化を与えるHall、これでパッケージとしては悪くないのですけれどパスオフェンスの結果としては集めたタレントほどの数字が出ていません。
　ユニットの向上を狙うのであればサイズが有り、バンプに負けない大型ルートランナーの獲得になるでしょう。1巡を使う可能性は低いですが、4巡以下で1人はCooperと競う人材を指名すると考えます。
　また、リターナー不足を考えれば、Hallと競う小型スピードタイプも6－7巡で取るかもしれません。