取らないでMcCoyと心中しそうで怖い

　ドラフトまでちょうど2週間となりました。QBについて2回書きましたし、今後はFA後のポジション分析をしていく予定です。
　
　LeSean McCoyがチームのシーズンTD記録を更新する大活躍をしエースRBとしての地位を固めました。が、1300ヤードで凄いというような数字は残していません。ルーキー時の4年契約の最終年度ですし、可能ならば長期契約をしておきたい所ですけれど、最悪タグを貼る事でもう1年キープする事は可能です（キャップに余裕が有れば）
　
　Ronnie BrownがFAになっている2番手にぽっかり穴が開いています。Dion Lewisもプレシーズンでは面白そうな素材に見えましたが、シーズン中はスピードもカットの切れもホールを見つけるセンスも通用せず5巡指名相応の能力しか持っていない可能性が高いです。
　膝が悪いとか年齢的に伸びそうも無い、と言うだけで安く市場に残るベテランRBはドラフト後でも何人か残っているものです。ドラフトで取らなかった場合にはRonnieとの再契約を含めてベテランを呼ぶ事になるでしょう。
　去年のルーキーFAでファイナルカットに残れず、PSとしてもキープをしていなかったGraig Cooperと言うRBもシーズン終了後のロスター枠拡大で再契約しています。PSにも入れない程度の選手なのでしょう。

　しかし、プライベートワークアウトでRBを呼んだと言う情報が有りません。リターン兼任タイプの下位指名候補を一人呼んだだけです。McCoyを2巡指名して3年経っていますし、2－3巡を使って良い時期ですし、2番手が必要な状況ですから2－3巡候補のRBをワークアウトで呼んでも良いと思うのですが・・・
　Doug Martin,David Wilson,Lamar Miller辺りが2－4番手の2－3巡候補としてどのサイトにも載っています。特に大きな怪我を持っている事はないようですし、性格面での問題も無いのであればカレッジでのフィルムを見るだけで十分と言う事なのでしょうか。

　McCoyを組ませるRBはインサイドのパワータイプなのでしょうけれど、OLがゾーンブロックからのデイライト向きに再編成しましたから、McCoyと似たような選手をもう一人用意して、McCoyの怪我に備えるものと考えます。