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イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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契約から考えても今年取る

2012-04-09 06:18:00 | イーグルス
 3年目を迎えるMike KafkaにBUFの元スターターTrent Edwardsを加えたバックアップQB陣。Michael Vickのプレイスタイルは怪我が多く、年齢的にも怪我からの回復で問題が大きくなりそうな事を考えるとバックアップQBの質は重要です。
 同時に、走れなくなったら平均以下のQBでしかないのですから、年齢的衰えを経験でカバー出来ないVickの次のエースQBを育てる必要も有ります。ベストは2番手を争う2人がそのまま次世代エースに成ってくれることでしょう。しかし、Kafkaがそういう大器には見えません。良くも悪くも堅実な2-3番手、Koy Detmerのようなポジションだと見ています。
 EdWardsはBUF時代未来のエース待遇をされた事も有るのですが、不調と肩の怪我で放出され去年はどのチームとも契約しないまま1年過ごしています。器の大きさではKafkaを大きく凌ぐと見ていますが、復調出来るか大きな期待をするのはギャンブルです。
 EdWardsはキャンプに呼んでみて怪我と不調の原因を取り除ければラッキー程度の扱いだと思います。期待しているのであれば単年契約ではないでしょう、今年の年俸は0.7ミリオンでベテランミニマムのキャップ優遇措置を受けてキャップヒットは0.54ミリオン、僅か0.16ミリオンのキャップ圧縮と元スターターQBが復調した際に2年キープ出来る権利を天秤に掛ければ期待しているなら2年契約だと思うのです。
 KafkaもVickが怪我をした時にチームにアジャストして1-2試合リリーフは出来るでしょう。逆にKafkaの為にチームが合わせるような選手ではないです。つまりエース待遇するような選手ではないと考えます。

 今年の2番手はこの2人の中から選べば良いとしても、Vickの次を探すとすればこの2人ではないのでしょう。
 Vickの契約として、保障済みの分は償却しなければゴーストサラリーが莫大なものになるので、致命的な怪我でもしない限りあと2年はVickで行く事になっています。(今年カットは18ミリオン、来年カットは7.2ミリオン、2014年カットは2.8ミリオンのゴーストが出ます)
 つまり、時期エースは2014年以降までに育てれば良いと言う事になります。そういう意味で、ドラフトで次世代エースを今年取って2年育てて2014年デビューと言うのは理に適っていると言う事になります。

 昨日書きましたが、今年のドラフト1-3巡程度のQBを多数面接しているのはKevin Kolb同様にエースの年齢と契約を逆算して、次を育てると今年取って育て始める時期が来た。今年は大物を狙いに行くドラフトになる。そう言う事なのでしょう。
 誰を取るのか、1位2位確定の2人とその次でずいぶんと差の大きな評価ですし、2-4巡くらいの4-5人は誰が良いのかコーチ・フロントの評価に任せるしかないと思います。個人的にはRyan Lindleyが良いように見えたのですけれどね。