1100年祭に当たっていた年、毎年恒例の第一日曜日開催予定の曲水の宴が、雨天延期のために、14日に延期され、この日も雨のため、梅のある中庭ではなく、神殿の中でしめやかに歌合わせが行われていました。
曲水の宴は、陰暦3月3日に曲折した水の流れに 杯を浮かべ、自分の前に杯が流れてこないうちに詩を作る風雅な遊びです。
晋の王義之が蘭亭に文人を集めて行ったのに、始まると言われています。
「流觴(りゅうしょう)曲水」というものです。
太宰府では、年四回、正月の宴、これと、七夕の宴、残菊の宴があります。
わたしは、自分のためと、家庭教師先の生徒のために、 ここのお札を買って帰りました。
観客の視線は、ミス福岡の艶やかな十二単姿 の行列に釘付けになっていました。
次に、福岡の新風景をこの旅行で、見学しましたので、ご紹介します。
福岡は、まず、キャナルシティへ行きました。
宿泊が、わたしの希望もあって、グランドハイアット福岡にしまして、その最新の設備に驚きました。
客室の居心地は、満点です。
夜は、ラウンジでライブを聴きました。
キャナルシティは、ざっと見学した感じでは、若者向け街の作りはおもしろかったけれど。
噴水とか、眺めた感じは、おしゃれでした。
次、シーホーク・アンド・リゾートは、高層階を希望して、ドーム側の夜景がきれいでした。
ただ、何だか、ディズニーランドのようなホテルでした。
大浴場も利用しましたが、割と良かったです。
夜、ジャングルのようなラウンジで、またライブを聴いてしまいました。
ここは、昼間は結婚式場になって、お式をしていました。
ここのレストランは、数が多いけれど、混雑していて結局ここでは利用しませんでした。
明くる日は、最高層階のラウンジで、ケーキを食べながら、博多湾や毎日新聞社方面など、ぐるーっと博多の街を眺めました。
なかなか博多は、こうしてみると、ウオーターフロントというにふさわしい、新開発の大都市なんだなーと実感しました。
この日は、雨でしたから、大濠公園には行けませんでした。
そのかわり、オープンしたてのアジア現代美術館に足を運び、博多リバレインを早足で見学しました。
スーパーブランドシティは、ほんとうにブランド店舗が半端でなく揃っていて、わたしなんかはほとんど素通りしましたが、入っているお店は、充実していていました。
ついでに、広場は、緑の植樹がなかなか凝っていまして、人工的ながら雨の日なんかはいいです。
お食事どころも気取っていました。
なにしろ人が多かった。
ついでに、隣接していたホテル・オークラに行ってみて、落ち着いた雰囲気が良かったと思います。
ここに泊まったら、きっと新しくて、また良かったに違いないと思いました。
こちら、福岡リバレインはおとなの街という感じでした。
残念ながら、中州商店街や天神を歩けなかったので、博多を見て廻ったうちには入りませんでした。
今回の旅行では、わたしは、唐津の舞鶴公園の天守閣から の眺めと、七ツ釜から見た玄界灘が、最高にすばらしく感じました。
また、前回の旧高取家の二階かたの風景もたいへんにいい眺めでした。