秋の七草の7番目の花、フジバカマの開花を今や遅しと待っているのですが、もう少し時間が必要な気配です。
昨年も一番最後だったんですよね、フジバカマの花が。
これはもう決まってしまっているようですね。
ちらっと咲き出しているのもみかけましたので、あともう少しでしょうけどね。
その前に、フジバカマのお仲間の花を紹介しておきますね。
【ユーパトリウム】キク科
8月の初めには咲き出しておりましたが、暑さの中でも咲き続け、今でもまだ咲いております。
品種も多いようですしね。
暑さには滅法強いですし、南米原産ではありますが、耐寒性もあり、地植えでも越冬することが出来ます。
花後です
「青色フジバカマ」とか「洋種フジバカマ」とも呼ばれます。
堂々と「フジバカマ」と名乗っていることもありますので、ご用心を。
【アゲラタム】キク科
先に紹介したユーパトリウムと、よく似た花です。
同じキク科ではありますが、ユーパトリウム属、アゲラタム属と、所属してるグループは違います。
花は確かに似てはいますが、比べてみると違いがわかります。
まず株の印象が違います。
ユーパトリウムは上に伸びるイメージですが、アゲラタムは横に広がる感じかな。
この表現で伝わりますかね。
実際高さが大きく違い、ユーパトリウムは50~100センチを越えるものもありますが、アゲラタムは10~20センチです。
(50センチほどになる高性のアゲラタムもあるようです)
葉の大きさ、形が違います。
花びらも、ユーパトリウムのほうが長いですね。
1個の集合花は、アゲラタムのほうが大きく密ですかね。
「オオカッコウアザミ・大霍香薊」との和名があります。
涼しくなったからでしょうか、ここにきてアゲラタムの花たち、一段と花数が増えてますよ。
アゲラタムの花期も長いですよ。
初夏には咲き始めて、寒くなるまで咲いてますからね(さすがに真夏にはへばった様子でしたがね)。
ユーパトリウムが耐寒性のある多年草であるのに比べ、アゲラタムは非耐寒性の一年草です。
同じ南米産で、現地では多年草だそうですけどね。
私の記憶に間違いが無ければ、日本ではアゲラタムのほうが園芸植物としては先輩になります。
花壇の縁取りなどで植えられていたものですが、最近ではなかなかお目にかかる機会が少なくなっていると、そう感じております。
一昨年はピンクのアゲラタムを見かけましたが、昨年、今年と、見ておりません。
白花は、未見です。
それに比べると、ユーパトリウムは年々増えておりますね。
noodlesさんがアップなさってたアゲラタム、表示板ではそう表記されていたそうですが、なんだか?でした。
私の知識が万全では無いことは承知の上ですが、明らかに間違った情報は、ネット世界にもありますからね。
見抜く目(力)を持ちたいですね。
といいつつ、時折間違い情報を流しているのも事実です(汗)。
アゲラタムが先輩だってこと、ポージィさんにも賛同していただけますか。
よかった(笑)。
ポージィ家の庭で、アゲラタムを育てたことがあるのですね。
枯れちゃいましたか。
何がいけなかったんでしょうね。
日照時間かな?湿度かな?
縁が無かったということでしょう。
ユーパトリウム、お目にかかったことありませんか。
育てやすさが受けているのか、伺っている公園では、どこでも大流行りですよ。
真夏でも爽やかな青い花が見られるのも、要因のひとつでしょうね。
そうそう、かなりの大株になります。
だからかな、個人の庭では、見かけた憶えが無いんですよね。
noodlesさんに「ユーパトリウムだと思いますよ~」と
コメントなさっていたのを思い出します。
園芸種としてはアゲラタムが先輩だと私も思います。
もう何年も前に1回苗を買ったことがあるのですが、家の環境が
(私の世話の仕方が)合わなかったようですぐに枯れちゃいました。
以来、この青紫に憧れつつも手を出せずにいます。
ユーパトリウムの苗にはまだお目にかかったこと無しです。
暑さ寒さに強くて…と聞くと欲しくなります~(^^)
ただ、うちにとっては大きくなるのが難点。うまくいかないな…