死んだら談志2024

水仙花死んだら談志完成す
回文俳句&吾郎関連の諸事雑事
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回文は行く その七十四

2006年02月16日 00時02分09秒 | Weblog

前髪や伸びて凍日の闇が絵馬

小学生の頃遊びまくった町の地図、
今描けと言われたら‥‥そうだな、
曲がり角のひとつひとつまで
微細に描くことができると思う。
そういうものだ。
実際には5~6年間の記憶だが、
その密度の濃さは現在の比ではない。
例えば、20年以上同じ道を行き来している
会社の近所の道、
そこまで詳しくは描けない。
あたりまえのことだが
記憶の純度が違うのだ。
五十段の石段を登り切った
ふくらはぎの熱は、今でも鮮明だ。



美空ソラソミ
コメント
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