回文は行く その五千六百五十五

陸奥背にし地元一文字老舗積む

回文は行く その五千六百五十四

再選は金さ朝寝か反省さ

回文は行く その五千六百五十三

濡れた若草より与作かわたれぬ

回文は行く その五千六百五十二

いなしてはガウと夜盗蛾果てしない

回文は行く その五千六百五十一

宮の死産かな花簪の闇

回文は行く その五千六百五十

春月夜都市よりよしと良き鶴は

回文は行く その五千六百四十九

いいですか貽貝たいがいカスでいい

回文は行く その五千六百四十八

錨草断トツ翔んだ嘘理解

回文は行く その五千六百四十七

虚偽顰め来るかい軽く粧し御忌

回文は行く その五千六百四十六

里帆曰く死体浮いたし慈姑掘り

回文は行く その五千六百四十五

彼の虚のコウモリ蒙古呪うのか

回文は行く その五千六百四十四

ままれぇどサマアは甘さドぇれママ

回文は行く その五千六百四十三

シケたるは無視や怪しむ春闌けし

回文は行く その五千六百四十一

蓑濡らしサヨリ釣りよさ知らぬのみ

回文は行く その五千六百四十

ボクシングふたもじもタフ軍師久保