回文は行く その五千二百五十六

可視化せよ春夜日和るは寄席か死か

回文は行く その五千二百五十五

廃れても知覚惹く価値持てレタス

回文は行く その五千二百五十四

横須賀の倍する酸葉除かす子よ

回文は行く その五千二百五十三

椿餅気鋭の胃液血も奇抜

回文は行く その五千二百五十二

沈下橋根元蝌蚪もね芝感知

回文は行く その五千二百五十一

サクランボずしり無理しズボン楽さ

回文は行く その五千二百五十

浮くんかな過度の荷長閑な関空

回文は行く その五千二百四十九

彼岸潮伝え終え建つおじんが碑

回文は行く その五千二百四十八

指紋消し遍路史論へ試験もし

回文は行く その五千二百四十七

河豚供養怒号もう五度右翼愚父

回文は行く その五千二百四十六

如月やエサ場芝さえ山羊ら先

回文は行く その五千二百四十五

草餅よ分家派遣部予知模索

回文は行く その五千二百四十四

歓声が聞くか其角忌凱旋か

回文は行く その五千二百四十三

嘘シルク花粉免布か苦しそう

回文は行く その五千二百四十二

馬蛤貝め買うのは農家姪が手間