葛切りも力士伸し切り盛り築く
イラクに次ぐロシア白靴に位
露台たら力士貸し切り裸体だろ
帰還信じ拭く竹婦人進化期
津波が碑深海監視僻み夏
縞馬で代掻き軽しデマ上手し
西の紫陽花か赤い匙あの詩に
鳶尾草も形見と見たか持つは地位
嫁鬱な笑みは踏み絵夏梅よ
三里行け虹までマジに競輪さ
タマネギと過ごす見過ごす伽ねまた
反対へ二分昆布に平淡は
生来は南風罪な身ハイ来世
蕗と麦煮込むお婿に義務と寄付
しげしげと果てに死にては遂げし夏至
