回文は行く その四千七百六十九

仲居マコ舌で愛でたし氷下魚かな

回文は行く その四千七百六十八

葛根湯夜長な養豚国家

回文は行く その四千七百六十七

枯れてたシクラメンめ楽した照れか

回文は行く その四千七百六十六

艦隊団旗沁みし近代短歌

回文は行く その四千七百六十五

寒ブリも獲物目の燃え銛文化

回文は行く その四千七百六十四

今季しか着まい掻巻貸し金庫

回文は行く その四千七百六十三

日つまるよ選ぶ油画夜待つ日

回文は行く その四千七百六十二

山林かハルク告るは寒林さ

回文は行く その四千七百六十一

頭陀モンぺ俳句極意はペン持たず

回文は行く その四千七百六十

紙漉きやたまに兄また焼炭か

回文は行く その四千七百五十九

霜月よ我慢按摩がよきツモし

回文は行く その四千七百五十八

来た太刀は見切る反る君鉢叩き

回文は行く その四千七百五十七

寒泉は舌に帰(い)にたし反戦歌

回文は行く その四千七百五十六

厚司着て分家野犬部的指圧

回文は行く その四千七百五十五

白菜よ短冊残多よい策は