回文は行く その六千八百八十二

乾かすな今熟れ旨い茄子皮か

回文は行く その六千八百八十一

群舞にて黄赤ほか秋手に文具

回文は行く その六千八百八十

唾と蜜禄喰み白露罪と罰

回文は行く その六千八百七十九

歯でいかにシコろ唐黍二回では

回文は行く その六千八百七十八

美しき新絹銀糸着し苦痛

回文は行く その六千八百七十七

無地二文字看板晩夏文字滲む

回文は行く その六千八百七十六

気になるはトンボリボンと榛名に木

回文は行く その六千八百七十五

萎びたは夏終え乙な旗日なし

回文は行く その六千八百七十四

富もなお疲れヒレカツおなもみと

回文は行く その六千八百七十三

歯車か篩骨夏越しカマルグ派

回文は行く その六千八百七十二

気合い欠く湿り海苔飯句会秋

回文は行く その六千八百七十一

気合いがち代案愛だ誓い秋

回文は行く その六千八百七十

仕込み次第がちと違い山車神輿

回文は行く その六千八百六十九

人力か胃吐く宅配夏季臨時

回文は行く その六千八百六十八

見せしめやデマか羽化まで止めし蝉