回文は行く その二千七百十六

排卵時難あるアンナ迅雷は

回文は行く その二千七百十五

ブライアンイパネマねパインアイラブ

回文は行く その二千七百十四

慕われし白鷺晒し知れ私

回文は行く その二千七百十三

お疲れと目配せば汲め捕れカツオ

回文は行く その二千七百十二

観光と紙魚が僻みし当今か

回文は行く その二千七百十一

うら若し禰宜のシノギね鹿笑う

回文は行く その二千七百十

疎ましき蠅濃く肥えは旗幟纏う

回文は行く その二千七百九

居作どんメダカ馬鹿だめんどくさい

回文は行く その二千七百八

見るまんま綿毛投げたわまん丸味

回文は行く その二千七百七

くちびるは開くも暗ひ春備蓄

回文は行く その二千七百六

再会は刑事(デカ)張る墓で徘徊さ

回文は行く その二千七百五

逞しい軍手の天狗石蒔く田

回文は行く その二千七百四

食いますか遍路サロンへ貸すマイク

回文は行く その二千七百三

草餅よ道失せ打ち身予知模索　

回文は行く その二千七百二

蕗煮たよ掛け声後家か与太に寄付