檀家らに功徳や功徳韮噛んだ
昨晩、古い「Number」をめくっていたら
「みちのくプロレス」の記事が目にとまった。
もちろんプロレス特集号だから載っていて当たり前なのだが、
おーにたやら、サスケやらが議員センセになるなんて
想像も夢想もできなかった頃の記事だけに、
どこかのんびりと無邪気だ。
なぜ目に止まったかというと、
写真がモノクロのドキュメントタッチ。
試合風景ではなく地方巡業のひとコマ。
あぜ道でのヒールもルードも一緒になっての集合写真や、
線路に立つスーツ姿にアタッシュケース片手の
ビジネスマンサスケ‥‥、
などなど、ヒトが伝わってくるブツのオンパレード。
レスラーを異形の物としてではなく、
愛すべき人間として撮っている。
誰が撮ったんかいな‥‥とクレジットを見たら
ありゃ、鬼海さんではありませぬか。
なるほど、やはり、そうか、そうそう‥‥などと
ひとりごちた深夜でありまする。
死体逢いたし
見たいか痛み