凍て夜にて敷金訊きし手に予定
マーチン父子の『LOVE』に関しては個人的に結論が出たのでまぁいいとして。
今回はエルトンとディランのそれぞれの新譜も買った。
久々の大人買い(笑)。ディランは前評判も、後評判?もよいので後から聴くとして
フェイヴァリット・アーティストであるエルトンは、ほんと久々に新譜CDを買って聴いた。
前回はLIMEWIREしてしまったからな。すまん。
で、結果としては、その「キャプテン&ザ・キッド』は
『LOVE』の数百倍えがった。よかった。泣けた。
キャプテン&ザ・キッドになぞらえた
自分たち(エルトン&バーニー)のことを振り返る作品の中で、
「僕は新しいブーツを手にいれた‥‥キャプテンとキッドのこれからの物語に偽りはない」
なんて、もう、来年2月に60歳になる親父が泣かせる詞を歌う。
いやぁ、聴いて、そして聴き続けてきてよかった。
聴いたら待機
住処高御簾
手睨む作風毛布草むらにて
さぁて「LOVE』が届いたぞ。
といいつつ、今日、カーステレオでけっこう聴いた。
おもしろいのは、ヘッドフォンで解体するつもりで聴くのと
車で景色を見ながら聞くのとでは、かなり印象が違うってこと。
今更ながらの当たり前なのだが、流し聴きする人も結構多いのだろうから
そうやって聴く分には、これはこれで違和感不快感がないんだろうな。
全ユーザーからみたら半握りくらいの、重箱の隅つつきマニアはこのさいほおっておいて‥‥
というのも、アリかと。
にしても、日本盤の解説のウスさにはびっくり。
レココレや、CDジャーナルはもちろん、そこいらのフリーペーパーだって
もうちっと突っ込んだ解説書きまっせ。
機内愛なき
どない愛など
良き旅の闇汁滋味や野火焚きよ
今、なぜかストーンズの『Let It Bleed』を聴いている。
ちょうど、軽やかに緩い「カントリー・ホンク」が終わったころだ。
で、明日には例のビートルズ『LOVE』が届くので、
夜にでも聴いてなんか書くことになるかな。
レコード屋(あ、CDショップね)店頭で試聴した。
雑誌でも賛否両論だという。
ま、個人的に思うこと、で、多分これが真実だと思うのは
「あれはオレがやりたかったぁ~~~~~~~」というファンが、
否定票の99%を占めてるだろうこと。
だって、トーシローが否定を叫ぶのはこっけいなワケで、
言いたい事が充満してるプロからアマのマニア・リスナーにとっては
「オリジナル・アルバム」との比較になるしかなく、
となると、100人が100人の確固たるイメージと
解体方法があるから、そこの根底にあるのは前述の
「オレならこうする、オレならこれはやらん」という感覚。
ま、ポールあたりがやってたとしても、
多分ファンは100%のOKは出すはずはない。
そういう点じゃ、親父はともかくジャイルス・マーチンはやや分が悪いな。
なんにせよ、明日明日。
渭水泥水
針の気乗りは
濡れて待つ時雨惚れ櫛妻照れぬ
どういうわけかさっきから手元にある女性ヴォーカルものを
続けて無節操に聴いてしまっている。
香奈、ジッタリン・ジン、utada、チャラ、REBECCA、小泉今日子、松たか子、
シリア・ポール、モコ・ビーバー・オリーブ、ネット試聴から階段ライト‥‥
ま、無茶苦茶だな。一番意外で灯台もと暗しだったのが
YUKI 名義のアルバム『Do You Remember Me』に入ってた「As Tears Go By」。
加藤和彦トノバン御大のフィルス・アレンジにロリータ・ウィスパー・ヴォイスが
ハマりまくって、大ウソつきの大迷作に仕上がった。
一聴をおすすめはしないが、聴きたい方には積極的に聴かせます。
キザか岡崎
加藤買うとか
中見たか沢庵芥形見かな
初めて戸塚という駅に降りた。
駅前のメタリックなオブジェがちょいと悲しかった。
こういうものを作る感覚わからないでもないが
シャレでやるには金がかかり過ぎることと
それ以上に◯◯が管理していますという広場に
白い絨毯のごとくあふれる鳩の糞を放置してる方が問題だ。
オブジェ作って喜ぶ余裕があるのなら
マメに駅前広場クリーニングに予算を割く方がスジだと思うが。
で、戸塚という町、ほんとに田舎の駅で特筆すべきことはまったくないのだが
ただひとつ、オモシロいことに、駅からバス停2つの間に古本屋が5軒。
これはけっこうな数じゃないかと。
ま、だからどうしたというわけではないが。
豚でもデンと
カシワ束子か