おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「物言えば唇寒し…」

2017年06月15日 | Weblog

午前7時の気温はプラス11度。

無風ですが、小雨がポツポツ降る朝、なんとも寒いです。

きのうは晴れたり、曇ったりの穏やかな一日でしたが、おぢは仕事で忙しく、喫緊の課題である「薪の取り込み」には手を付けませんでした。

昨夜の恒例ズンバも、ハニーさんの体調不良でお休み。

体にいいことは、サッパリしませんでした。

そのせいなのか、薪の取り込み作業のおかげなのか、普段は腰痛などないおぢも、今朝は腰に少しばかり違和感を感じておる。

天候不良による「お天気病」もあるかなぁ???

爽やかで気持ちがよろしくて、1年で一番いい季節のはずの6月の北海道ですが、今年は寒々としておって、気分までどんよりしてくるのでした。

写真はきのうの晴れ間に撮ったもの。

ニャンコは幸せそうでした。

さて、

今朝、共謀罪が成立いたしました。

国会法務委員会での審議を吹っ飛ばすという異例の採決でござる。

この法律ができたことで、「自由にものが言えない」雰囲気があちこちに出てくるのではないかとおぢは危惧しておる。

「物言えば唇寒し秋の風」という言葉がございます。

「余計なことを言えば災いを招くというたとえ」でござる。

太平洋戦争の前と戦争中、ニッポンでは言論統制が行われ、言いたいことが言えない時代でした。

政府に批判的な言動をすれば、ソッコー警察に引っ張られました。

また、警察が怪しいと思えば、いつでも逮捕拘束することができました。

今回の共謀罪は、そこが似たりゴンベだ。

自分はごくフツーの人だと思っていても「警察が怪しい」と思ったら、その段階で捜査に着手できるという。

暗い時代を想起させる法案を通す安倍政権、はたしてこれでニッポン国民は幸せか?

そこらへん、たいした疑問に思うおぢでござる。

今回、採決を急いだ理由も、実にいやな感じですわ。

一つは加計学園問題を追及されるのを避けるため国会を「延長しない」としたこと。

政府は問題などないとする加計学園問題だから、堂々と国会で説明すればいいはずだ。

実はそうではないからこそ、国会を閉じて、うやむやにしたい意向が透けて見えてくる。

もう一つはこの問題を引きずったまま、差し迫った東京都議選へ突入したらヤバイという判断だ。

政治の駆け引きといえばそれまでですが、なんだかなぁ~って感じですわ。

加計学園の獣医学部や、あちこちの大学新設は「岩盤規制」の突破と評価する方もいるようですけど、単に大学や学部つくるための「方便」に過ぎないような気がします。

胸張って「規制緩和しました」って話かねぇ、学生がどんどん減る時代に大学や学部増やして、どうよ???

アメリカのトランプ政権もそうですが、国民を2分化する政治、おぢにはさっぱりいいとは思えませんです、ハイ!!


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