おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

スキー、スノボを楽しみましょうよねぇ

2009年01月28日 | Weblog


午前6時の気温はマイナス10度。
晴れてます。
いい天気だなぁ~

寒いけど、気持ちのよい朝でござる。
厳冬1月ですからねぇ、こんなもんでござりましょう。

さて、ここ数日、スキー場界隈がたいそう賑わっておりまする。
香港、台湾、中国、シンガポールにマレーシアからごっちゃりとお客が来ておるそうな。
「旧正月」ってことだ。

それに加えて、豪州からのスキー客もピークを迎えておって、おかげであっちもこっちも大賑わい。
羊蹄山麓は元気いっぱい、まことにけっこうじゃ。

豪州やヨーロッパからは、10日とか2週間とかの長期滞在が多くてホテルやペンション、コンドミニアムは大助かり。
一方、アジア系は1泊から、長くても3~4泊。

ただし、ずいぶんとお金を使うのが東洋系。
お金にしっかりしておるのが、欧米系のようでござります。
いずれもお金持ちばかりではありますが、若干品位に欠ける東洋系と多少優雅な欧米系って色分けもできまする。

そんなこんなで、ご当地で商売されているお方にとっては、今シーズン最後のチャンス到来なのでござります。
というのも、2月、3月は、昨シーズンに比べて宿泊予約などの落ち込みが大きいのだそうだ。
おまけに今年は旧正月が1月になっちゃった。

加えて、金融危機の影響がそろそろ出てきそうなのでござります。
で、心配なのは、来シーズン。
きのうリフトで一緒だったオージーは2週間もの滞在だそうだ。
しかも3年連続とか。

カナダは10キロのダウンヒルなど普通にあるのだそうだけど、「雪質はニセコにかなわいない」とか申しておりました。
その彼も来年来るかといえば「わかりません」ってことでした。
先行きが不透明になってきましたなぁ。
なんとか明るい兆しが見えるといいのですがね。

ホテルやペンションでは、ニッポン人客の増加に期待しているようではありますが、今の若者、外で遊ぶなんてことがありませんです。
スキーやスノボを楽しむ若者は、10年前に比べれば大きく落ち込んでおります。

ですからここは官民一体で、スキー、スノボを楽しむ若者を育てなければなりません。
だけども、お膝元の北海道内はというと、スキー授業が減ったりして、ウインタースポーツそのものが縮小傾向。
おまけに体力、学力も全国平均を大きく下回る大変な事態なのじゃ。

だからといって、大阪府の橋本知事みたいに、積極的に学力強化に動くわけでもないわけで、この先ご当地に、道内各地からスキー、スノボ客が増える要素はさっぱりありませぬ。

北海道庁さまは、まずスキー、スノボをもっと学校の授業に取り入れて、スキー、スノボの人口を増やさないでどうするの?
冬にスキー場で遊ぶ元気な若者を育てなくてどうするの?
って話じゃ。

道庁がニセコ活性化の芽を摘んじゃう?ってことかねぇ。
そりゃ困りますぜ。
道教委さまは、まず「冬の屋外スポーツの断固推進!!」に取り組んでいただかないとどもこもなりません。

子供の体力は上がるし、将来のスキー、スノボ客が増えるわけで、そうなれば冬のリゾート地の将来も明るくなるというものじゃ。
そんなに難しいことじゃないはずだけど、これも知事しだいか…

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