おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

アランドロンと傑作「太陽がいっぱい」

2024年08月20日 | Weblog

しとしと雨が降ったり止んだりの午前6時半。

気温はプラス18度で、きょうは最高気温24度の予想だ。

北海道はきょうから秋ですか???

ところで、

きのう書きませんでしたけど、フランスの俳優、アランドロンさんが88歳で亡くなりました。

いい男の代名詞、昨今言うところの“イケメン”の元祖。

おぢにとっては、なんといってもルネ・クレマン監督の映画「太陽がいっぱい」だ。

1960年の公開というから、おぢが9歳の時の公開。

リバイバル上映で拝見したのでしょう。

しかもフィルムが擦り切れ、画面に雨が降ってくる2番館、3番館で見たような…

札幌の狸小路にあった名画座「遊楽地下」劇場で拝見したのかもしれません。

でもって、全編を流れるニノ・ロータの音楽が、これまたまたいいのよ。

貧乏で屈折した美形の若者と、金持ちの友人、そして美人の恋人が織りなす殺人計画。

貧乏人の子でしたし、多感な時期に観たこともあり、もう忘れられません。

最初に観たのはたぶん中学生のころ、中間試験とか期末試験のあとだったか…

貧乏青年はこれで成り上がれるかと思ったあのラストシーンにはあ然、呆然。

いうところの傑作ピカレスク映画が「太陽がいっぱい」だ。

観てない若い方は、ぜひご覧あれ!!

って、昨今の若者は倍速で視聴したりするらしい。

歴史に残る名画です、最初から最後まで、ちゃんと観ましょうね!!


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