おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

二大政党制の危機

2009年07月17日 | Weblog

今朝は晴れのよい天気です。
午前7時の気温は、24度とまことに過ごしやすい。
これから日差しが強くなると、かなり暑くなりそうですが、明日はまたまた雨とか。
あ~ぁ!!雨はウンザリじゃ!!

さて、ウンザリといえば政界じゃ。
「『自民党解散』みたいな解散になっちゃったなぁ」
とは、元警察官僚にして、元自民党政調会長で、現在は国民新党代表代行の亀井静香氏じゃ。
例の両院議員総会開催問題をめぐるゴタゴタについて語ったのじゃ。

くだんの郵政解散で自民党を追われて冷や飯を食っておったけど、民主党政権ができた暁は、国民新党との連立の可能性もあるわけで、存在感が急に増してきたのです。
それにしても、うまいこと言いますなぁ。
座布団5枚じゃ!!

その両院議員総会、どうやら週内には開かれず、解散日当日になるそうだ。
執行部は、なんとか「ガス抜き」に終わらせたい意向、つまりは反麻生を押さえ込むハラなのじゃ。
で、そのあとは、党内党ができて、独自のマニフェストで戦ったり、渡辺喜美新党に参加だったりと、自民党はとうとう四分五裂じゃ。

ちゃんと健全野党になるのかねぇ自民党。
よく考えてみれば、きちんとした野党が育ってくれないと、まことに困る。
そう、「自民党解散」は、二大政党制の危機でもあるのじゃ。

旗頭を鮮明にした「保守政治」の集団がないことには、またまたニッポン国は不健全なことになりまする。
どうみても数は少ないけど、ちょっとはいるであろう心ある自民党議員らが、ちゃんとした野党を形成してくれないとねぇ。

ただ、ここがなかなか難しい。
というのも、自民党は権力持ってるから自民党だったのです。
権力をなくしたら、ただの政党になるかというと、そうはならんで、単なる野合集団にしかならんところが問題なのじゃ。

理念もクソも、どこぞにやっちゃって、単に二枚舌、三枚舌で国民をだまくらかして、あとはほぼ官僚に丸投げ、それが彼らの「政治」だったもんねぇ。
だから気骨のある保守政治家は、自民党にはほとんど残っていないってことなのじゃ。
困るなぁ、こういうの。


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