おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

外相だった宮澤喜一さんの言葉学

2024年04月01日 | Weblog

きょうはエープリルフール。

早々と目覚めて午前5時を回ったところ。

けさも朝だけは雪景色になっとります。

気温はただいまマイナス2度、きょうは曇りの予報で最高気温プラス6度の予想だ。

写真は我が家の敷地できのう発見した福寿草。

春を実感するお花に出会いました…

さて、

ニッポンの次期戦闘機が第三国へ輸出することになるそうだ。

新聞記事によると、今回、戦闘機の輸出解禁に踏み切ったのは、英伊両国からの「外圧」が大きいのだという。

わがニッポン国には2014年安倍内閣が定めた「防衛装備移転三原則」というのがある。

1976年に定めた「武器輸出三原則」から、安倍さんのおかげでさらに一歩踏み出した。

ようは、安倍内閣の下で国の安全保障に寄与するなら武器輸出はOKとなったわけ。

国内産業から「輸出を増やしてほしい」との要望を受けた形だという。

こういうとき自民党への政治献金とかパーティー券の購入が利くんだろう。

そこからさらに踏み出したのが、今回の次期戦闘機の第三国への輸出ってことになる。

戦後長らく「平和国家」として世界に誇れる国でしたけど、それがずるずると変質してまいりました。

とうとう戦闘機を輸出するわけですから、「平和国家」は過去のお話ですわ。

その1976年に定めた「武器輸出三原則」の際に、当時の宮澤喜一外相はこう述べたという。

「わが国は兵器の輸出をして金を稼ぐほど落ちぶれてはいない」

とうとう、兵器を輸出してカネを稼ぐほどに落ちぶれた我がニッポン国だった。

残念にもほどがある、シクシク…


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