おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

官僚の記者会見は中止だ、エライ!!

2009年09月17日 | Weblog

朝霧に包まれたニセコの山の朝でござります。
午前7時の気温は11度じゃ。
昨夜ちょいと薪ストーブに火を入れたせいでしょうかね。
朝はストーブ焚かなくても部屋は暖かでござる。

休肝日明けの昨夜は、美味しくお酒を飲みました。
「北海道初の総理大臣誕生」を祝って飲んだ美酒でありました。
おかげで、食べ過ぎ、飲み過ぎってしちゃって、胃の調子がよろしくない。
珍しいことに、朝ごはんが食べ切れないという、不調の朝なのでござる。

さて、
鳩山新内閣で気になったのは、やはり参院からの入閣が多かったこと。
社民党の福島代表はともかく、民主党から3人もいたってのはどうなのよ。
この3人、どちらかというと知名度も低くて、それぞれ専門に通じているとも思えませぬ。

どうやら、参院選を睨んだ布陣、ってことのようだけど、それでいいのか?
きちんと政治主導できるのか?自民党みたいな「お飾り大臣」にならんのか?
ってことで大臣に関する限り、かなり不安な船出で、「脱官僚主導」に早くも黄色信号が点滅か…

総理の記者会見は、マニフェストどおり、これまでように国内のTV、新聞、通信社だけでなく、広く開放されておったようで、まことにけっこうじゃ。
既存マスコミは、どこもあんまり伝えておらんのでよくわからんけど、外国人記者や週刊誌やネットの記者も記者会見に出席したはずじゃ。
内外に「開かれた政府」の第一歩ってことになりまする。

…と書きましたけど、実は会見はオープンでなかったのだとか。
すっかり内閣記者会が仕切ったのだそうです。
旧態然、自民党と同じでござる。
このあたり、記者クラブと民主党の間で一体何があったのか。
呆れたことでござります。

鳩山さんの記者会見ですけど、官僚のペーパーはおろか、メモすら見ずに喋っておった点は、評価してよろしいか。
ただし、国民に「明るい将来」を感じさせる言葉がなくて、そこんとこはいまいちでござった。
それでも比較するのもなんですが、麻生ぼちゃんとは、レベルとラベルが違いましたね。

一方、官僚さまの記者会見は中止となった。
これまで各省庁の事務次官クラスによる記者会見が、な、な、なんと毎日、時には1日2回も開かれておったそうな。
大臣がいるのに、官僚が記者会見してしてるって構図、それこそ権力の2重構造そのものじゃなかろうか。

まして、1日2回も記者会見してるもんだから、記者の皆さん、すっかり官僚に洗脳されてもうた。
優秀な記者ほど、官僚にいいように操られて…
記者会見を止めたとしても、官僚と記者の関係は裏で継続することにはなるのでしょうが、まずは第一歩。
会見中止で、今後は「大臣はアホウ」でも「官僚がちゃんとニッポン国を担う」って構図に歯止めがかかり、政治主導が定着するのかどうか、大注目なのじゃ。


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