おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「弥彦むすめ」

2005年07月01日 | Weblog
「弥彦むすめ」をご存知か?
ベタですまんけど、ご存じないのは「あったり前田のクラッカー」。

これ、今年1月商標登録されたばかり、いま売り出し中の枝豆とか。
枝豆生産量全国2位という新潟県自慢の一品、らしい。

弥彦むすめは、旧友Sからのいただきもの。
毎年この時季、新潟の知人が送ってくれるもののおすそわけ、なのだ。

6月半ばから、おぢの夜のお供はビールと枝豆と決まっておる。
肴はなくてよい、一束茹でて、全部食う。
しかもひとりで…

きょうび、冷凍だがブランド枝豆「茶豆」も売っておる、がしょせん冷凍。
茶豆の味はするけれど、いまふたつ。

新潟県では、居酒屋メニューに枝豆が、あれこれごっちゃり載っておるそうな。
で、お客は、「○○枝豆ください「おれは××枝豆」と注文するそうだ。
さすが枝豆王国新潟県。
そんな居酒屋、東京以北最大の繁華街・ススキノでも聞いたことがない。
田中角栄さまご逝去のあと、舐めておったが、けっこう凄い。

この弥彦むすめ、実入りしないうちに出荷するのだという。
実が入って粒が大きくなると、うまみ成分のアミノ酸がたんぱく質に代わり、糖がでんぷんになるから、なのだそう。
「10へぇ」じゃ。

ニセコの小屋で、ごっちゃり茹でて、さっそくビールといただいた。
茶豆のようなコクはないものの、美味かった。
そこらのスーパーで売ってるのと、モノがちゃう。

今年は新潟から枝豆をお取り寄せしようと思っておる。
狙いは、7月下旬から約2週間しか出回らぬという、まぼろしの「新潟茶豆」。
ついでながら、この茶豆、茹でてから半日おいたほうが甘みが増すという。
イソフラボンとかレシチンとか女性にうれしい栄養素もあるという。
たかが枝豆、されど枝豆、けっこう奥が深い。