一平のペンとギター

僕らしい小説を書き、僕らしい歌をうたう、ぞ♪、ペンとギターの一平です。ギター弾き語りと小説書きの二刀流。

お婆ちゃんのハーモニカ―つづき。

2008-05-30 01:42:35 | Weblog

 

   お婆ちゃんの

      ハーモニカ♪

     つづき

 

 お婆ちゃんは、

 僕が歌った、宵待ち草、

   埴生の宿、あざみの歌、

 の時も、ハーモニカを、

 口に当てて、

 吹いていました。

  一生懸命に。

  楽しそうに。

  目をつぶって。

 

 一部が終わり、

 司会の、Yさんが、

 マイクを取って、

 「これで、

  一部を終わります。

  15分ほど休憩して

  2部を始めます。

  2部では、

  なごり雪、涙そうそう

  など、フォークや

  ポップスを歌って

  くださいます」

 と言いました。

 

  ふと、

 客席の、あのお婆ちゃんが、

 目に入りました。

  お婆ちゃんは、

 あのハーモニカを、

 ピンク色の巾着袋に

 しまっている

 ところでした。

 

  僕は、譜面台の譜面を

 2部で歌う曲の譜面に変えて

 席を立とうとした時でした。

 

  あの、お婆ちゃんが、

 中年の女性に腕を支えられて

 僕のところまで、

 杖を突いて、

 やってきたのです。

 「お婆ちゃん、

  一平さんと

  握手、するんでしょ」

 中年の付き添いの女性が

 言いました。

 きっと、娘さん、か

 息子の嫁さんでしょう・・。

 

  お婆ちゃんの手が、

 僕の目の前に出てきました。

 しわくちゃの手。

 僕は、手を出して、

 お婆ちゃんの手を、

 ぎゅっと、握りました。

 しゃがれた、小さな声。

  「一平さん、

   ありがとね」。

 手を握ったまま、僕も。

  「お婆ちゃん、

   こちらこそ

   ありがとう

   ございました」。

 

 お婆ちゃんは帰りました。

 付き添いの女性が、

 「お婆ちゃん、

  疲れちゃうので、

  これで失礼します」

 と言って。

 

  2部は、

  シェフ・なごり雪

  千の風になって・テルーの唄

   涙そうそう

  で終えました。

 

  あと片づけをしていた僕

  のところに、

  ケアプラザの職員の方が、

  やってきて、言いました。

 

  「今日は、本当に、

  ありがとうございました。

   実は、

  あの、お婆ちゃん、

  80才、で

  目が見えないんです。」

       

      おわり

         

                          (3月1日)

  

 

  

 

 

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ギター弾き語り。

2008-05-30 00:17:58 | Weblog

 

  お婆ちゃんの

    ハーモニカ♪

 

 「上菅田地域ケアプラザ」

  ホール。

 ちょうど教室一つ半

 ぐらいの広さ。

 2階まで吹き抜けの

 高い天井。

   

  時は、午後2:00ごろ。

 

 ホールの50席余りの椅子は、

 お爺ちゃん、お婆ちゃんで

 いっぱい。

 その数、およそ40人。 

 顔が、みな同じ。

  なぜか、みな同じ。

  男も女も、みな同じ。

 まるで、同じ人が、ずらり

 並んで坐っているみたいだ。

  えー? 

 なんでだろ。

   

 その中に、ぱらぱら、

 若者、中年男女が

 坐っている。

 20人ぐらいか。

 ひとりひとり、

 顔が違う。

 髪型、顔かたち、表情が、

 ひとりひとり、違う。

 女か男か、すぐわかる。

  なんでやろ。

 

  そういえば、

 赤ちゃんは、顔がみな同じだ。

 どの赤ちゃんも、

 同じ顔してる。

  泣き声も、だ。

  「オギャー、

   オギャー」。

 

 お婆ちゃんやお爺ちゃんの、

  笑い方が、これまた

  同じ。

  「わっはっはは、

   えっへっへへ」。

 

  人は、

 産声を上げた時と、

 息を引きとる時

 が近づくにつれて、

  顔が、

  声が、

 みな、同じになるんだ・・。

  へー、不思議だなあ。

 

 僕は、そんな人たちの前で、

 椅子に座り、マイクの前で、

 ギターを弾きながら、

 歌を歌っている。

 

 「一平の弾き語り、第一部

    童謡・唱歌・

  なつかしのメロデイー」

  の最中。

 

 「月の砂漠」を歌い終え、

 次に、「花嫁人形」を

 歌っている時でした。

  観客席の、

 中央のあたりから、

 ハーモニカの音が

 聞こえるのです。

 僕は、歌いながら、

  あれっ?!なんだ、

 と思いました。

 そのハーモニカの音は、

 たどたどしくも、

 途切れ途切れながらも

 続きました。

  どうも、僕のギターと歌声

 にはあっていないのです。

 どちらかというと、

 不協和音に近いのです!

 ああ、困ったなあー!

 耳を済ませて聞き入ってる

 お爺ちゃんお婆ちゃん

 若者、中年の人の耳と目が

 その音がするほうに、一斉に

 注がれました。

  一瞬、

 会場内の空気が変わりました。

 僕も、その音のするほうへ、

 目を向けました。

  すると、

 客席の、あるお婆ちゃんが、

 口にハーモニカを当てて、

 目をつぶって、

 一生懸命吹いていました。

 一心不乱に吹いているのです。

 

  あら。お婆ちゃんが・・。

 

 その姿を見ていたら、

 困ったなあ!と思った心が

 スーッと消えました。

  花嫁人形、を歌い終えて、

 僕は、そのお婆ちゃんに

 言いました。

 「お婆ちゃん、伴奏、ありがと」

 と。

  その後、僕は、

 「宵待ち草」「埴生の宿」

 「アニーローリー」

 「北上夜曲」「あざみの歌」

  を歌い、

 第一部を終えました。

  

   ーーーーーつづく。

 

   

 

 

  

 

 

 

 

 

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ギター弾き語り。

2008-05-15 02:27:54 | Weblog

 

   ギターの弦の音色。

 

  エレアコの弦の音色

  は、

  キンキン金属の響き。

  

  クラシックギター、

  ガットギターの弦の音色

  は、

  やわらかい。

  

  フォークギターの弦の音色

  は、

  切なく、哀愁がある。

 

   それぞれ、

  味わい、がある。

  

  それぞれの音色に、

  それぞれの響きが、

  ある。

  それぞれの響きに、

  それぞれの味わいが、

  ある。

 

  詩の情感

  ふさわしい音色

  がある。

  メロデイーの流れに

  ふさわしい響き

  がある。

   

  ある詩には、

  エレアコギターの

  金属音の響きが、

  いい。

 

  あるメロデイーには、

  クラシックギターの

  柔らかな音色が、

  いい。

  

  ある曲には、

  フォークギターの 

  切ない響きが、

  いい。

 

   弾き語りを

  する時、そんな使い分け

  が出来るようになりたい。

   

   僕は

  気がついたら、

  ギターを

  4本、持っていた。

   

  一本は、

  27年前に買った

  クラシックギター。

  K・Yairi 1977

    Hand Crafted(手作り)

     

   一本は

      8年前に買った   

   小さなギター。

   義多郎。China Made.

       

       一本は

   3年前に買った

   フォークギター。

   GALLAGHER

         

  一本は

  2年前に買った

  エレアコ。

  Electric acoustic guitar

    Sepia Crue/Made in China

 

    僕が持ってるギター

   は、みな、安物。

  それぞれ、一万円未満。

  クラシックギター以外は、

  中古か、Made in China.

 

   が、しかし、

  去年、路上で知り合った

  青年が、

  僕のクラシックギターを

  見て、

  「一平さん、

   このギター

   今、ないんですよ。

   希少価値がある

   ギターです」

   というのです。

   いやー、びっくり仰天!

   そんな事とは知らず、

   粗末にしてました。

   

    僕は、

   クラシックギターで、

   弾き語りをしています。

   

     僕の

   弾き語りは、

    

    僕の声

     と

   ギターの弦の響き

     と

    口笛

     と

   ハーモニカ

     と

   ハミング

    です ♪

 

   (2月29日)

 

    

  

   

   

    

   

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ギター弾き語り♪

2008-05-05 00:51:06 | Weblog

 

    ギター弾き語り。

 

    ♪

 妹から電話。

 「お兄ちゃん、

  町内会館でカラオケ大会

  があるんだけど、

  ギターで歌ってくれない」

  と。

 妹、と言っても52才。

 年はとっても、お兄ちゃん。

  OKした。

 町内会館には、

 父・母・妹・弟嫁

 と街の人たちが、

 20人ほど。

  90才の父も、母も、

 歌った。妹も。

  最後に、僕の

 ギター弾き語りを披露。

 

  帰途、実家に立ち寄る。

  ちょうど夕飯時。

 僕は、買い物をして、

  夕食を作った。

 今まで、心配ばっかり

 かけてきた。

 せめてもの罪滅ぼし。

  大根とカキの料理

  味噌汁・野菜サラダ。

  白いご飯。

 

 食事を終えて、ふと壁に

 貼ってあった、筆の文字が

 目に入った。

   「天 空」

 大きく、広く、

 のびやかな、2文字。

  母が、デイケアで書いた、

  と、妹が教えてくれた。

  母は、80才ぐらいまで 

  書道を教えていた。

 が、今は、書をやめ、 

 車椅子生活。

      (2月21日)

 

       ♪

 念願の、

 教会の礼拝堂(チャペル)で、

 ギター弾き語りを

 実施することに決めた。

  僕が洗礼を受けた母協会。

  日本バプテスト横浜教会。

 牧師さんに、その旨を伝えた。

  (2月18日)

 

     ♪

 週末。

 こういう状況にいる僕の週末

 は、今まであっただろうか。

  いや、

 初めてだ。

  次週から、週末に

  僕の弾き語り出演が、

  4週、続く。

       3月1日

   上菅田地域ケアプラザホール 

    60分の一平弾き語り

         3月8日

      和田町駅前広場

     ストリートライブ出演

         3月16日

      教会・礼拝堂で

     チャペルコンサート

         3月22日

     星川地域ケアプラザ

     60分一平の弾き語り

 

  今、新たな僕が

  呼吸している、と実感する。

  音一平、という僕が。

  ありがたい。感謝したい。

  人様の前で、こんなにも、

  ギター弾き語りができる、

  なんて。

   できることは、

   すべてやろう。

   万全を期して、

   ベストを尽くそう。

  そして、祈りつつ、歌おう。

   (2月23日)

 

      ♪

  人は生まれると、

   息をして、

   声を発し、

   やがて、ことばを話す。

  人は死ぬ時、

   ことばが、

   声になり、

   ついに、息をひきとる。

 

   人は、命を

   息で始め、

   息で終える。

    

   人の生は、

    いき、だ。

    粋、だ。

     (2月24日)

 

      ♪

  G・C・D7のコードで、

  弾き歌っている時、気づいた。

  慎太郎師匠の

  「君を想う」のコードだ。

  埴生の宿、もこのコードでOK.

  C・F・G7でも可。

        ○

   上菅田地域ケアで、

  僕の弾き語りを聞いてくださる

  人は、75才平均が40人ぐらい、

  若い人は、その半分ぐらい、

  だと。

   戦争体験者の方に、

  「埴生の宿」を歌おう、と想う。

   今、

  「ビルマの竪琴」を読んでいる。

  日本兵と英兵が、

  敵味方を越えて、この歌を歌う

  場面がある。

  Home,Home,Sweet Home

     と、

  埴生の宿。   

    (2月26日)

 

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ギター弾き語り♪

2008-05-04 20:26:48 | Weblog

 

     ギター弾き語り。

 

       ♪

 2月の、

 「クレヨン」での

 弾き語り。お客さんが15人ほど。

 常連になった顔が見える

 盛況。お客さんが15人ほど。

  つい最近書いた本の紹介

 をした。

   「ああ、ここで、

   ギター弾き語りが

   出来たらなあ

    物語」 。

 「出版に100万かかります。

  ピアノの上においてある

  色紙は僕が書きました。 

    《あの大きな空を

    吹き渡っています》

   というやつ。

  欲しい方に差し上げます。

  カンパお願いします」

   すると、

  「私、ほしいわ」

   と年配の女性。

  「万、・・かしら・・・」

  隣の友人らしき女性が

  「あら、千の風・・だから

   千円かしらね・・}

   と言った。

  僕が、ライブの最後に

  「千の風になって」を

  歌ったのだった。

   テーブルの上に

  僕は黒いハットを逆さにして

  置いた。

   その女性が

  千円札を入れてくれた。

  すると、他のお客さんも、

  私、その色紙欲しい、

  と言って、千円札を入れた。

   結局、千円札が3枚

   と小銭が投げ込まれた。

 ライブが終わって、クレヨン代表

 のKさんがそのハットを見た。

  「一平さん、これなんですか

  うちのお店では

  こういうことは困ります

  一平さん

  うちのお店では

  今日で最後ヨ」

  というわけで、店での出演を

  断られてしまった。

  昨年の7月から、8回目の

  ライブだった。

 

  晴天の霹靂。

  頭の中が真っ白。

 うかつだった。

 つい金に目がくらんで・・。

  

  ふれあいショップ

  「クレヨン」。

  (2月8日)

 

    ♪

 昨夕、

 「今日までヨ」と、

 Kさんに言われてから

 頭が真っ白になり、 

 谷底にまっさかさまに

 落とされたようだった。

 心が動揺して、

 生まれた波紋が、

 さざ波のように揺れている。

  一夜明け、1日経った。

  あれから

  24時間経った・・・♪。

    (2月9日)

 

    ♪

 当たって砕けよ。

 間違いはあるさ。

 あーあ。

 大切な場所を失った。

 でも、

 1年近く、

 歌わせていただいた。

 ダンケ・シェーン♪

  この1年の

 「クレヨン」でのライブで、

 たくさんのことを覚えた。

  しっかり総括しなきゃ。

  Kさん、ありがとう。

 

   去年の五月、

 ホットコンサートin区長室

 で、「千の風になって」

 を僕は歌った。

 その時、初めて、

 Kさんとお会いした。

 「私のお店で歌って・・」

 それから毎月1回10日に

 「一平のギター弾き語り」

 が始まったのだった。

  この経験を

  無にしないこと!

  (2月11日)

 

    ♪

 飲みすぎて泥酔し、

 帰宅、ベッドに直行。

 朦朧とした意識の中で、

 心によぎる感覚があった。

  身体を壊して

  何も出来ない状態

  になった自分。

  この状態が、ずっと、

  続いている。

  不安で、怖い。

 

 が、十分眠って、

 翌朝、目が覚めたら、

 夢のごとくに消えていた。

 

   この頃、

 泥酔して寝ている時に、

 僕を襲ってくる不安感。

  (2月12日)

 

    ♪

 胃が重い。

 コーヒーは、飲みたくない

 のに飲んでいる。

 セイロガンを飲んだ。

 このところ、飲みすぎで、

 胃が悲鳴を上げている。

  後頭部の右に違和感あり。

 教師時代、

 難問にぶつかり、格闘して、

 解決のメドが見えてきた時、

 かならづといって良いほど、

 後頭部右が痛くなった。

  随分、脳神経外科

 に通った。

  出演停止ショックかな。

  少し、休め。

  若くはないのだぞ。  

  (2月14日)

  

 

 

 

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ギター。

2008-05-04 01:58:38 | Weblog

 

      ギター弾き語り。

      

      ♪ 

 冬晴れの空と風。

 ギター初弾き語り。

 ふれあいショップ「クレヨン」で。

 毎月1回、続けてきた。

 7回目だ。さあ。

    (1月10日)

       

      ♪

 久々に、

 ライブハウスSomething Newの

 谷口守之介さん

 から声がかかり、

 お店で弾き語る。

 毎月1回、1年間ほど

 出演していた。

 が、しばらく、遠のいていた。

 

 ワンステージ。40分ほど。

 僕の後に弾き語りをされた

 Saultyひろし、さん。

 やはり、ワンステージ。40分。

  僕は、僕のオリジナル曲

  「かもめ」

  も歌った。

  

  Saultyひろし、さんが

  彼のオリジナル曲

  「かもめ」

  を歌った。

 僕の、とSaultyさんのとは、

 タイトルは、同じだけれど、

 ちょっと、世界が違う。

  僕のは、

 少年とかもめ。

  Saultyさんのは、

 壮年とかもめ、

  かな・・・。

 

 Saultyさんと、

 彼のマネージャーの

 風戸ちえさん

 と出会えた。

  とっても貴重な時間だった。

   (1月12日)

 

      ♪

 僕の父母兄弟の新年会。

 横浜駅東口スカイビル27階で。

 ギター弾き語りを披露した。

  今日の日はさようなら

 を91才の母が口ずさんだ。

   (1月13日)

 

      ♪

 2005年に

 「北上夜曲歌唱コンクール

  全国大会」

 に出場した時の

 岩手放送放映の録画ビデオ

 が、戻ってきた。

  ギター伴奏が稚拙だなあ。

 桜ホールで歌った、あそこ

 から始まったんだな、

 僕の弾き語りは。

  そして、工藤慎太郎君

 と出会う。やがて

 SomeDayで、慎太郎君の

 後押しで、初ライブをした。

 慎太郎君が、ギター伴奏を

 全部やってくれた・・・・・・♪

   (1月14日)

 

      ♪

 僕のブログの

 コメント欄に

 Somethingでライブをした時の

 Saultyさんのマネージャー

 風戸ちえさんから

 ひと言、コメントあり。

  彼女のHPを開いたら

 僕が弾き語った、

 「かもめ」

 が、映像と音声で流れてきた。

 ええっ!

 驚き、桃の木、マンゴの木!

  うれしーーーーい。

  夢を見ているようだ。

   (1月18日)

 

      ♪

  なんで、こんなに

 心を取り乱しているんだろう。

  「いいじゃねーか、

   歌ったって!」

 冷静さを失ってるなあ。

 それだけ、俺は、

 子供達にABCsongを

 ギター弾き語りで

 聞かせてあげたいんだなあ。

   

   -英語入門教師研修で、 

    講師に僕が質問。

   「派遣先の日能研教室で、

   授業中、ABCsongを

   ギターで弾き歌って

   聞かせたいのですが、

   いいでしょうか」

  の僕の質問への答えが、

   「受験のためですからねー

    だめですね、きっと」。

    (1月27日)

 

 

      ♪

 風戸ちえさんのHPに

 「2羽のかもめ」というタイトルで、

 Saultyさんと

 僕、一平が、画面にポーンと

 紹介されていた。 

  わーい♪♪

 

  横浜国大のA先生が、

 《12月の

 和田町駅前広場

 ストリートライブ出演料》

 を預かっているので

 一平さんにお渡ししたい

 とメールがあった。

  横浜国大の学生食堂で

 会うことにした。

  食事をして、

 先生から受け取った

 ○○○○円。

  嬉しかった。

 その折に

 昨日出来たてほやほやの

 「ああ、ここで

  ギター弾き語りが

  出来たらなあ

  物語」

 手作り本を、

 これ、書きました、

 読んでください。

 と手渡した。

    (1月31日)

 

 

 

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ペンの周辺。

2008-05-04 00:10:29 | Weblog

 

  ペンの周辺。

 

 夢を見た。

 夢は、奇想天外で、

 面白い。

 意識下の自己の表出。

 

    ●夢1

 地球の反対側に僕はいる。

 旅行中。

 2階建て平家の一室。

 波の音がする。

 妻の父親のTさん、

 Tさんの戦友、

 妻と僕。

 壁に大時計がかかっている。

 その上に

 ラジオが置いてある。

 上部が半円形。

 半円形の部分が茶色の布で

 覆われている。

  妻の父親Tさんが

 僕に言う。

 「あのラジオを

  とって下さい」

 僕がラジオを持ちあげ 

 Tさんに手渡す。

  Tさんは、

 目に笑みを浮かべて

 スイッチを入れた。

 放送が流れてきた。

 4人で聞き入る。

 ・・・・・・・・・

 Tさんは、戦友を

 海辺まで送って行った。

 並んで歩いて行く2人を 

 妻と僕が見送る。

  Tさんは、

 しゃきっとして、

 哀愁を浮べ、

 元気な頃のTさんだった。

 ・・・・・・・・・

 この地球の反対側に

 日本人が出稼ぎで

 沢山来ている。

  妻と僕は、

 これから船に乗り、

 飛行機に乗り

 3日かけて日本に帰る。

 妻の父親は昨年の6月、

  病院で亡くなった。

  妻が一番好きな人が

  父親だった。

  ラジオを聴くのが好きな

  入院中の父親に、妻が

  トランジスターラジオ

  を送ったのは、

  数年前だった。

  父親は、84才で亡くなった。

   (1月8日)

  

   ●夢2

 Yさんと僕は向き合って

 坐っている。

 僕が青年の頃、

 好きだったYさんと。

 僕は、告白しようと、

 もじもじしている。

 結局、何も言えぬまま、

 Yさんは帰って行った。

  隣の部屋に

 母と妹がいる気配がする。

 ・・・・・・・・・

 白髪交じりの老人になった

 僕が、青年の僕を見ている。

 ありゃ、また,

 いえなかったのか・・・と

 老人がつぶやく。 

      

       ●夢3

 どこかのホテルで朝を迎えた。

 煙草がない。

 街に出た。

 自販機も煙草屋が全くない。

  と、

 ひとりの青年が、

 僕もやっと探して

 買ってきたんです、と言う。

  そして

 ひと箱、売ってくれた。

      (1月24日)

 

     ●夢3

 人前でギター弾き語り中。

 左指が、コードを押さえる

 ことが出来ない。

 Cのコードの薬指が。

 曲が止まりそう。

 あせってあせりまくってる。

 お客さんからため息が

 聞こえる。

 あれーっ!!!!

 ー眼が覚めて汗びっしょり。

 

     ●夢4

 僕、高校の先生。

 明日テストなのに、

 全くテスト問題を

 作ってなかったこと

 に気ずいた僕。

  試験は明朝9:00.

  今、前日の夜8時。

 時間までに

 間に合わないかも!

 ありゃー!!!

 ー飛び起きて

  あー、夢だったあ!

   (2月2日)

     

 

      

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ペンの周辺。

2008-05-02 21:07:18 | Weblog

 

     ペンの周辺。

 

     ○

 「君、日本の近代史現代史、

  を必ず知ってから、

  君が、世に出て、 

  なにをしたいか、 

  考えよ。」

 

 高校の時のミズサワ先生が

 僕とM君に言ったことば。

  僕の耳に

  今も聞こえる声。

 若き日は、すべてが未知だ。

 性。女。人。世。生。世界。

 先生が言ったことを

 実行できぬまま

 世に飛び込んで、必死に

 泳いで来てしまった。

   近代現代史を

 ほとんど知らずに。  

  でも、今、知りたい、 

  と思う。

 

  40年間、読もう読もうと

 本棚にツンドクままで、

 眠っている、

  「日本の歴史」10巻

    家永三郎編。

 という本がある。

   4巻から9巻が、

 「江戸末期、嘉永6年の

  黒船来航から、

  明治、大正

  昭和の30年代までを」

  描いている。

 家永三郎さんの

 「新日本史」

 という教科書を、昔、

 古本屋で見つけて、

 買った。

 家永さんは、

 庶民の視点で

 歴史を見てきた人だ。

 

《平成20年と昭和20年》

 僕が生まれた年と

 僕が今生きている年。

  

 家永さんの

 書いた、明治、大正、昭和

 -4巻5巻6巻7巻8巻9巻

 を読もう。

 1年かけて。

   (2月18日)

 

    ○

 父の日に実家を訪ねたら、

 「お前が言ってたやつ

  出来たぞ」

 と、分厚い便箋の束が

 父から僕に手渡された。

 

 「履歴書

 大正6年1月ー昭和63年4月」

 と表紙に書いてあった。

    

 父が、

 85才になった頃だった。

「親父の人生を知りたい

 から足跡を書いておいて

 欲しい」と頼んだ。

 父は、

 商業高校卒業後、企業の

 経理一筋で生きてきた人。

 頑固一徹。四角四面の人。

 謹厳実直。

 部下にしたら

 頼りになる男だ。

  今、91才。健在。

 

 僕は、20代で、

 家を飛び出し

 放浪を重ねた。

 長男なのに

 家を省みなかった。

 今、

 弟夫婦が、

 父母と同居している。

 母も、車椅子生活だが健在。

 91才。

 

  父が書いた履歴書は、

 日付順に、父の歴史が

 記されていた。

 便箋102枚分。71年間の記録。

  

 藤村の「夜明け前」

 みたいなのが、いつか

 書けたら書こう、と思う。 

 

  父が28才のとき、

 僕が生まれた。3月29日。

 父は、その1ヶ月前に

 召集令状が来て

 松本歩兵代50連隊へ入隊。

 8月。病気で療養所入所中。

 父が終戦を知ったのは、

 「脱走して

 行き先不明になった

 患者を手分けして

 探しに出て、

 午後帰ってきた時である。

 玉音放送は終わっていた。

 覚悟はしていたものの

 何か複雑な気持ちであった」

 と、履歴書に書いてある。

  8月下旬、母におぶられた

 僕は、父と初めて会った、 

  と、履歴書に。

  (3月30日)

 

 

 

 

 

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ペンの周辺。

2008-05-02 19:12:31 | Weblog

 

     ペンの周辺。

 

     ○

 地域ケアプラザで、

 僕の出演前に

 「俳句の作法」を話した

 年配の方がいた。

 僕も、俳句や短歌は好きだ。

 NHKの俳句・短歌の

 番組をよく見る。

  ああ、いい句だなあ、

 と書き留めた句や歌が

 いくつかある。

 

 僕もギター弾き語りを終えて

 その日出演した出場者が

 控え室に顔をそろえた。

 

  俳句の方と僕は話をした。

 僕が小説を書いていて、

 俳句にも

 関心があることを話した。

  名刺を交換した。

 その方が、

 俳誌を発行していて、

 僕に送ってくださるという。

  数日後

 俳誌「つぐみ」が

 数冊、送られてきた。

  その方は。

 「つぐみ」の同人

  土田武人さん、であった。

  武田さんの師は、 

  朝日新聞の選者、金子楽太

  という人、だと

  同人雑誌にはさんであった

  手紙に書いてあった。

  俳句を、あちこちで

  教えておられる方であった。

   やっと、お礼の手紙を

   書いた。

  あれから2ヶ月も

  経ってしまった。

  

  ー読んでから、読み終えてからと、

   言いきかし、

   ツンドクが、つづきつづいて、

   あら、2ヶ月。

   まだ、読んでなくて

   スミマセン、すみません、と

   便りだす。

  (1月19日)

 

     ○

  平成20年と昭和20年。

 

 僕は、昭和20年生まれ。

 今年は平成20年。

 なんだか、不思議な気がする。

 平成の20年は、この眼で

 見てきた。

 昭和の20年を僕は見ていない。

 平成の20年間と

  昭和の20年間。

 同じ20年間。

 正月、大雪が降った。

 昭和天皇が亡くなった。

 平成になった。

 あれから20年。

 僕が生まれる前の20年間

 も、同じ時間の長さだ。

  が

 その20年の4年は、戦争。

 日本人が始めて経験した

 最大の世界戦。そして敗戦。

  たったの4年、だが

  それは悲惨な時だ。

 

  明治が45年。

  大正は15年。

  昭和の20年。+44年。

  平成20年。今

 

 僕は、幸い、

 62年生きることが出来た。

 明治と大正、の時間分だ。

 僕が生まれた昭和20年から、

 時間を62年さかのぼると、

 明治18年、になる。

  僕は、明治18年から

  62年後に生まれ、

  それから、

  62年、生きながらえた。

 時は、こうやって流れるんだ、

 と、ふと思う。

 江戸も明治も大正も昭和も、

 こうやって流れた・・。

 そう思えることが、驚き、だ。

 時は、連続している。

 決して、切れない。

 いつも、今、だ。

 

 生きた時間の長さを、

 尺度にして、

 僕は、過去を想像したい。

 なんだか、身近に感じるのだ。 

 

  50を過ぎてから、そう思う。

 長生きに神がくれた褒美だ、

 きっと。

 70、80、90、100才、って

 どうなるんだろう。

   (2月17日)

  

  

 

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ペン。

2008-05-02 13:06:43 | Weblog

 

          ペン。ーつづき。

 

        ○

 「一平から

 あなたへの手紙。

   -さよなら、先生。」

  

  を書き終えたい。

   

    27年前、

  僕が先生として出逢った

  53人の少年少女へ

  今の想いを綴った

  小説的エッセイ。

   今、彼等は44才。

  彼等と出逢い、向き合った時間

  が、今の僕の生きる力の

  源の一つになっている。

   3年間の担任。卒業。

  その後の出会いの数々。

  

   彼等の娘、息子の担任を

  することが、

  僕の先生としての夢だった。

   しかし、

  実現しなかった。

   

   ーさよなら、先生

  というのは、

   「みんな、俺は、先生に

   さよなら、したんだ

   ゴメン。」

  という気持ち、なんです。

  

  最後のところが、書けないで

  もう半年が過ぎた。

  書くエネルギーをください、  

  神さま。

 

    途中まで書いて、

  そのままになっている作品

  が、もう一つある。

 

   「そよ風が吹いた」

   これも、書き終えたい。

   もう2年、眠っている。

  北上夜曲歌唱コンクール

  全国大会に出場して

  そよ風賞をもらった驚き

  と

  直木賞作家、三好京三さん

  との出会い

  を書き始めたのだが・・・。

 

    これも、書き終える。

    必ず。

 

   ペンとギターの修行

   を怠っている・・。

   日々、しこ、てっぽう、の実践。

   (2月1日)

 

       ○

 先月、発表になった

 芥川賞と直木賞を受賞した

 2人の30代女性作家が書いた

 記事を新聞で読んだ。

  「直木賞エッセー」

     -桜庭一樹さん。

  「芥川賞エッセー」

     ー川上未映子さん。

  2人とも、エッセーの中に

  真摯な姿勢が

  垣間見え、好感が持てた。

  作品は、これから読もう。

   彼女達も

  僕と同じ志を抱いて

  いるんだな、

  と思った。

   年は30も違うのに・・。

  なんだか、すごく嬉しい。

   *記事は

    神奈川新聞1月30日と

    2月3日の「文化欄」。

   (2月4日)

 

      ○

 昨夕、近くの浴場に出かけた。

 湯船に浸かって、思う。

  よし、帰って

  机に向かおう・・。

 帰途、

 このところしばらく、

 提灯の灯が消えていた

 飲み屋の灯がついていた。

  女将さん、体でも壊したか

 と思っていた・・。

  ちょっと一杯、と立ち寄った。

  すっかり酔って、千鳥足。

  すぐ、床に直行。

  朝、眼が覚めて

  あーあ・・・。

    (2月7日)

 

      ○

 久々に、絵筆で日記帳に

 筆をはしらせている。

 文字用の筆とは全く違う

 筆ごたえ、だ。

  書かれる筆致も違う。

  独特の味がある。

 新しい発見。

  

  そう、いつか、テレビで見た

  「奈良筆」で書いてみたい。

  

  割り箸の先に墨をつけて

  「割り箸の筆致」と書いてみた。

  またまた、独特の味。

 

  (2月15日)

 

      ○ 

 「しこ、てっぽう」を怠るな。

  ペン:読む・写す・考える。

      書く・考える・書く。

  ギター:持ち方・

       フレット移動ー左指・

       アルペジオ

       ストロークー右指・

       体操・呼吸・発声・歌う     

   一日一歩。

        (2月21日)

 

       ○

 TVドキュメントからー。

  桜庭一樹さん、36才。

  直木賞受賞した女性作家。

  1日1冊、1年で400冊近く

  本を読む、という。

  「読むことが、肥やしです」と。

  18才から志して、

  18年目の今。

  ライトノベルは、20冊書いた。

   空手を習っている、という。

  背筋がぴんと伸びて女剣士

  みたい風格があるワイ。

    

  それにしても、1日一冊、か。

  僕は、

  本当に本を読み出したのが

  20代の後半からだ。

  桜葉さん、とまではゆけないが

  もっと本を読むべし。

  肥やし。肥やし! 

    (1月25日)

 

    

              

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ペン。

2008-05-01 13:59:51 | Weblog

 

   ペン。

 

   ○

 「笑門来福」

 横浜にぎわい座の

 「新春特選演芸会」

 に出かけた。

  妻が、正月の楽しみ

 にと、券を買っておいた 

 のだった。

  妻の脳梗塞は、3年前から

 すすんでいない。元気だ。

 ちょうど3年前の昨日、

 近くの満天の湯で倒れた。

  月一回の検査を

 続けてきた。異常なし、で

 きている。ありがたい。

  さて、

 話芸に奇術、

 独楽回しにギター漫談。

 「与太郎」「てんしき」

 「拍手」・・・。

 

 声だけで、世界を作る。

 話芸はすごい。

 

 何事もチューぐらいがいい。

 夢まで、かじらないで、ネ。

 

  今年は、「チューぐらい」

 でゆこう。

  笑門来福

 笑う門に、福来る。

 (1月4日)

 

    ○

   歩。

 歩の一歩が

 次の一歩を生む。

 それが

 歩み。

 まずは、歩の歩み。

 歩みが道を作る。

 *歩=ふ 一歩=いっぽ 歩み=あゆみ

   (1月15日)

 

     ○

 待つ力。信じる力、夢見る力。

 大きな眼。大きな耳。小さな口。

  -元プロ野球選手60才。

  高校の先生に挑戦。

  その先生のことば。

  待つ、信じる、夢見る。

  人の心をよく見る、

  人の心によく聞く、

  大切なことだけ言う。

  ♪主題歌「あの花のようになりたい」

   も、いい曲だ。

   (1月16日)

 

     ○

 昨日、芥川賞、直木賞が

 決まった。30代の女性。

 ふと、弦侑さん、というお坊さん

 を思い出した。

  筆を絶って10年。

  書きたくて書いた作品が

  「・・・の花」。

  芥川賞受賞。

  作品は読んでいない。

  が、NHKの「知るを楽しむ」

  という番組で知った。

  書きたくて書きたくて書いた。

 

 一歩を踏み出すこと。

 書きたくて書きたくて書いた

 作品が一作ある。500枚。

 でも、まだ稚拙で、小説には

 遠い、と師匠の批評。

 根っこは、いい、と・・。

 なかなか、一度書いた作品

 は、書き直せない。

 もう、一年経ってしまった。

  一歩,踏み出せ。

  (1月17日)

 

      ○

 「カラマーゾフの兄弟」

 ドフトエフスキーは、

 物事の本質にどこまでも

 たどり着きたい、という欲求

 から、書いた作家だ、と。

 ロシア人は、

 大地に接吻する。

 大地とは、彼等にとって、

 神である、と。

  魂の救い、を書いた

  ドフトエフスキー。

  1888年、1月18日死。

   (1月26日)

 

       ○

 梅原猛さんの「仏教」、読了。

  最澄、法然、空海、親鸞

  日蓮、一遍。

 

  密教、浄土宗ー倉田百三

  宮沢賢治ー日本人の魂・霊性。

 

  大学時代の友人、

 Y君が貸してくれた本。

  

 砂漠で生まれた宗教。

 米作りの地域で生まれた宗教。

 西洋で生まれた宗教。

 東洋で生まれた宗教。

 

 僕は、たまたま

 「聖書」に出会った。

 祈りを知った。

 Y君は、

 日蓮宗に出会い、

 今、梅原猛さんに

 心酔しているようだ。

  

  難しいことはわからん。

  

 与えられたこの命の

 今を生きること。

  今、生きていることが、

 奇蹟だ、と思う。

  (1月28日)

 

      ○

 イメージしていた本を一冊

 書いた。手作り製本した。

  小説ではない。

 タイトルは、

 「ああ、ここで、

  ギター弾き語り

  ができたらなあ、

  物語」

 路上ライブが叶った嬉しさ

 で一気に書いた。

 横浜国大のA先生に

 読んで頂いた。

 「幸せな気分になりました」

 と後日、メールが入った。

  僕の「和田町駅前広場

  ストリートライブ」出演

  から生まれたノンフィクション

  物語。

   出版したい。100万あれば・・。

   今は無理。

  (1月30日・2月初旬)

  

  

 

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労働。

2008-05-01 12:22:20 | Weblog

 

    ●

 中萬学院の

 英語講師のバイトが入った。

 4月から、一ヶ月。

 なんと、湯河原スクール、

 と、鴨宮スクール。

 遠いなあ。

 どうしよう・・。

  (3月18日)

 

    ●

「県民共済チラシ、

 横浜市開港150周年記念広報、

 119番、緊急時のための冊子」

 の配布バイト。

  妻も同行。

 僕は、小さな2輪の荷車に

 チラシ、冊子を積んで、

 引っ張っている。

 横を、妻が、10部ほど

 脇に抱えて、歩いている。

 くもり空。午後3時。

 妻は、そばや、民家、

 と10軒配ったら、

 ギブアップ。

 三年前、脳梗塞をやってから

 疲れやすい。

 「130円、稼いだわ」

 と言って、帰った。

  配布賃を依頼主が、

 3部あるから、13円に値上げ

 してくれた。

  それから、僕ひとり。

 マンション、アパート、

 民家、と配った。

  商店街で、

 顔見知りの人に会う。

 花屋のおやじさん。

 スナックのママさん。

 「せんせい、

  なにやってんですか」

 「チラシ配り、ですよ」

 「ありゃ、そりゃ大変だ」

 すっかり暗くなって

 200戸に配り終えた。

  マンションは

 一気に50や100を配るのに

 時間はかからない。が、

 路地裏の民家やアパート

 に時間がかかる。

  ここは住んでいるのか・・

  ポストはどこだ・・

  一軒配ると

  拡大地図を拡げて、

  蛍光ペンで塗りつぶす。

 「えーと、

  今配ったのは、

  田中さん、

  これだ。

  次は、そこの角の家の

  山本さん,か」

 と、こんな具合だ。

  すっかり暗くなった頃

 200戸に配り終えた。

 最後に配ったのが

 小さな設計事務所だった。

  電気が消えている。

 が、ここが住居でもある。

 ポストがわからん。

 どんどん、叩いた。

  ドアが開いた。

 よく飲み屋で会うSさんだ。

 設計事務所の社長さん。

 もう20年来の飲み友達。

 「いやー、せんせい

  なんだい?」

 「あ、広報配りのバイトでね」

 「今日は、これで終わり」

 「じゃー、一杯行こうよ   

  せんせい。小説のほうは、

  どうだい・・・・」

   というわけで、

   その夜、Sさんと

   飲んで、飲んで

   千鳥足で、

   2輪車を引っ張って

   家に着いたのは

   深夜でした。

   かみさんが、鬼のような

   顔をして、

   玄関に立っていた。

 (3月24日)

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

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労働。

2008-05-01 01:57:44 | Weblog

 食わねばならぬ。働かねばならぬ。 

 弾き語り、での収入ー投げ銭、車代、は

 微微たるもの。 

 小説は、路上で売っても、 またまた、

 微微微・・。 そこで、アルバイト。    

   

   働く・労働・バイト          

      ●  

 朝、6:15。まだ、暗い。 

 9:00から、西日暮里で研修。 

 二回目。1:00pmまで。 

 12才の少年少女たちに 

 英語の入門を教えるための 

 研修。 

 a,b,c,d・・・からの  

 教授法は、だいぶ変わった。 

 何せ、大学生時代、

 家庭教師で教えて以来、

 40年ぶり。  

 (1月26日)      

 

    ●  

 9:00am-5:00pm

 菊名で、最後の研修。 

 模擬授業がある。楽しみ。

  Phonics,という教授法。 

 なかなか、よく出来ている。

 Alphabetを、一つの単音、 

 として発音できるようにする。 

 例えば、  

  aは、「エイ」、  

  bは、「ビー」、  

  cは、「スイー」 

 というのは、 

 Alphabet の名前。  

  aの音は、「ア」  

  bの音は、「ブッ」  

  cの音は、「ック」 

 ・・・という風に、音として

 26文字を考えたことは 

 なかった。 

 読めたけれど、 

 こんな風に整理されている、 

 なんて。  

 高校の英語の先生30年 

 やったのに、知らなかった 

 ことだった。  

 新鮮な喜び!  

 (2月11日)     

     ●  

 今日、夕方から、 

 小6=新中学一年生、

 12才の少年少女23人に、 

 英語入門の手ほどき 

 が始まる。 

 日能研、という私塾で。 

 6:50pmから、

 75分授業、2コマ。    

 僕は、 

 北海道の雪国の小学校を 

 卒業した。 

 僕の、あの頃にいるかれら。 

 50年前の、あの頃にいる 

 かれら。  

 あの頃の僕と  

 どう違うのだろう、 

 どう同じなんだろう・・。  

 久しぶりに 

 子供達と勉強できる 

 楽しみと、

 出会いの 期待感に、

 ワクワク。  

 これから4週。 

 火と木。全8日。 

 75分、16コマの

 出会いが 始まる。  

 (2月19日)     

     ●    

 いい出会い、だった。 

 まさに、Nice to meet kids!  

 昨日が「最後の授業」だった。 

 なんだか、 

 二十四の瞳、の 

 大石先生になった気分だ。  

 50年前の僕と  

 出逢ったような気がした。  

 30年教えて出逢った 

 高校生と、心は、同じだった。

  心、は同じなんだな、 

 と、つくづく思った。    

 塾の室長に、 

 ギターで歌を歌って 

 あげたいんですけど・・・ 

 いいでしょうか、

 と聞いたら、 

 いいですとも、と。  

  ABCsongの、元歌 

 Twinkle,twinkle,Little,Star

 を、ギター弾き語りをした。  

  最後の授業の10分。  

  皆、大喜び。 

  アンコールにこたえて、  

 「テルーの唄」と 

 「千の風になって」

  を、歌った。  

   記念写真まで、撮った。 

  室長のK先生が 

  シャッターを押してくださった。

     

   27年前に出逢った 

 16才のTS君を思い出した。 

 僕が担任になってすぐ、 

 個人面談をしたときだった。  

 僕が.、

 「二十四の瞳、を昔読んで 

  涙がこぼれてなあ・・・」 

 と言った。  

 すると、 

 TS君が言った。 

 「先生、俺も、泣いたよ。  

  大石先生だか小石先生だか  

  の女先生が、ガキどもと  

  一緒になってなく場面。  

  みんなが、

  島の外れまで歩いて、

  先生の家にについた時・・」

       

 TS君は、今、44才。  

 確か、二人の小学生の親父。

  心は  

  おなじ    

  なんだ。    

 きっと、たぶん、  

  Maybe.

  (3月14日) 

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お知らせ♪

一平のギター弾き語り。 日時・場所など。  2015年9月19日(土)2:00-4:00pm ふれあいコンサート・ギター弾き語りライブ・相鉄線星川駅下車徒歩3分。保土ヶ谷区役所前。「クレヨン」2:00-4:00pm ゲスト:アルトサックス奏者:おすぎ君 初秋の人生の歌など♪