
2月17日の、夜7時頃、僕のマンションから見えた、
まん丸い月、満月、
Full Moon です。
僕のデジカメで、パチリ!
十五夜の月、ではなく
十七夜の月、です。
貴方は月を見たとき、何が、貴方の心に浮かびますか?
僕は、本当に好きだった女性(ひと)が、浮かびます。
好きだったけど、繋がらなかったり、結ばれたり、しなかった女(ひと)です。
そして、僕の耳元で、聞こえてくる曲♪が、
「月光」ーベートーベン
「別れの曲」ーショパン
です。

英語教師だった夏目漱石は、
好きな人に自分の思いを伝えるのに、どう、告白するか、と
学生たちに問うた,そうです。
すると、
ある学生が、先生は、どう、伝えるのですか?と逆に聴かれて、
漱石先生は、こう答えた、そうです。
≪ わしは、夜道を二人で歩いている時に、立ち止まって、
「月がキレイだね・・。」
って、好きな人の瞳を見て、言う ≫ と。
漱石先生は、「心(こころ)」という小説を書きました。
ー若き日の恋。友人を裏切った罪の意識ー心の明と暗。
そして、「坊ちゃん」「吾輩は猫である」「草枕」「三四郎」・・・。
などなど、、、、書きました。
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僕は、
30才の時、アメリカの教会を訪ねて、一か月旅しました。
New York で見た月は、やっぱり、横浜で見た月と同じでした。
47才の時、イギリスを3週間、英語研修の旅をしました。
London で見た月は、やっぱり、横浜で見た月と同じでした。

漱石先生が見た月、清少納言さんが見た月、卑弥呼が見た月、
ゲーテが見た月、ベートーベンが見た月、ショパンが見た月、
アナトール・フランスさんが見た月も、・・・・・
北条義時、源頼朝が見た月、渋沢栄一が見た月、坂本龍馬が見た月、
きっと、僕が今見ている月と同じ月だ、きっと。
イエス・キリストが見た月も、パウロが見た月も、ダビデが見た月も、
マリヤとヨセフが見た月も、・・・・きっと同じ月だ。
「時空」
ー≪ 時間と空間 ≫ー
を超えて、
「月」を愛でることができること、
に言い尽くせない感謝を、
僕は、今、感じています。

月 と 太陽 と地球 と 僕たち 生きとし生ける 「命」




おしまい
♪!