一平のペンとギター

僕らしい小説を書き、僕らしい歌をうたう、ぞ♪、ペンとギターの一平です。ギター弾き語りと小説書きの二刀流。

アクシデントの正月。

2006-01-30 00:07:19 | Weblog
 あー、新年の1ヶ月が、あと、2日になってしまいました。
 過ぎてみると、光陰矢の如し、だ。
僕のブログを、時々開いてくださる、この宇宙の、この小さな星の、同時代の船に乗っているあなたに、メッセージを書かなきゃ、書かなきゃ、と思いつつ、28日分の光陰の矢が、宇宙空間に飛んで行ってしまいました。地球は、28回転しました。
365-28=337。
今年、2006年は、あと、337回、我が星は、自転するんだなあ。
僕も、一日一回、自転して、螺旋状に、自分らしさを深めて行けたらなあ、と思います。いつか、やがて、宇宙の塵となって、永遠の無に帰すまで。
この、与えられた、ほんの一瞬の命の一滴を、その一滴分だけ存分に。

 元旦に、新年の挨拶の言葉を打って以来、です。
新年早々、プライベート通信になってしまいますが、ご勘弁を。
新年を迎えて、数日後、近くの湯に、女房と出かけました。
女房が湯に浸かって出た途端、倒れてしまいました。翌日、脳神経外科に行き、頭の中を写真にとってもらいました。どこも、打ってはいませんでしたが、右脳の耳の奥あたりに、白い斑点、が見つかりました。脳腫瘍、の疑いがあるので、検査入院して、造影剤を脳の血管に流して、写真を撮る必要があります、と医者が言いました。5泊6日の検査をしました。
結果は、脳腫瘍の疑いは、薄い、との医者の診断でした。
「CTとMRIの両方に、白い班点が映れば、悪性の腫瘍だが、奥さんの場合は、片方にしか映っていない。これは、悪性ではない。腫瘍であっても、良性です。急を要する状態ではありません。様子を見ましょう。しばらくして、もう一度、検査しましょう。」
一安心。
「しかし、造影剤の検査で、新たな心配が見つかりました」と医者が言いました。
医者の説明によると、
誰でも、右の耳の後ろ辺りの内側で、太い血管が3本に分かれていて、右脳に血液を送っている、のだそうです。左の耳の後ろあたりの内側で、左脳に血液を送る、やはり、血管が3本に分かれています。左右、あわせると、人は、6本の血管が脳に血液を送っているのです。
 「そこでですが、奥さんの、左の3本の血管の1本が、ふさがっていて、毛細血管が、何とか、その役目を果たしている状態です。細い血管ですので、危険性が高いのです。1年に25パーセント、5年で100パーセントの発症率です、脳梗塞の・・」
「ええええ!」僕も女房も呆然自失状態。
「もし、発症したら、大変ですから、手術をお勧めします。」
「どんな手術ですか?」僕が聞きました。女房は、まだ呆然自失状態。
「耳の辺りの血管の、余り差し障りのない血管をとって、ふさがっている血管の代わりをさせるために、脳の奥につなげるのです。オーソドックスな手術です。
バイパス手術、と呼んでいます」
 結局、手術を受けることにしたのです。
医者は、最後にこう言いました。
「奥さんは、湯で倒れたから、このことがわかったのです。もし、このままで、きずかずにいたら、危険です。ですから、右脳の脳腫瘍の疑い、も、左脳の血管がふさがっていたことも、湯が教えてくれたのですから、ラッキーです。奥さんのようなケースは珍しいラッキーケースです」
 2月の初旬に手術を受けます。
医者を信じて、手術の成功を、祈るばかりです。
神様、医者の執刀の御手を支えてください。女房を守ってください。
 というわけで、僕も女房も、新年早々、びっくりするやら、万が一、車椅子になったら、などと不安になるやら、医者の言うように、よかったのやら、、の日々でした。が、今は、運を天に任せて、手術を受けるべく心身ともども供えていますので、ご安心ください。


  ●バイトについて
 
 昨年11月に、声がかかった、女子高の英語講師の仕事が、初め1ヶ月の契約だったが、学校から、依頼されて、2転3転し、この3月まで続けることになり、いまだ、月曜日から金曜日まで、毎日、バイトが続いています。
 仕事は、楽しい。若い生徒と、英語が学べる。教える、というより、一緒に勉強して、今の僕の力を伸ばそう、という気持ちで、学校の校門をくぐっています。
5年前まで、30年、教師として悪戦苦闘し、生徒たちと向き合い、英語を教える工夫や苦労をしてきたことが、今、こんなにも楽しく充実した気持ちで生徒たちと学べる結果につながっているのだ、と思えて、ありがたい、と思います。
 でも、あくまでも、バイト。
今、あるクラスで、「マザー・テレサの生涯」を英語で、読んでいます。
'the poorest of the poor'「貧しい人の中のもっとも貧しい人」とともに暮らすことを決断し、実践したテレサは、
「’the poorest of the poor 'にJesusがおられる」
というようなことを言っています。
テレサという人がいた、と思うだけで、僕は、自分の一滴の命が、なんと大切な一滴なのだろう、と改めて思う。テレサさんが決断し実践した一滴は、小さな水溜りとなり、川となり、海となり、この小さな星に命が誕生した源の水の一滴に帰り、
ありとあらゆる存在の根源となっているんだなあ、と思う。
 一滴がなければ、海はない。一粒の砂がなければ、砂丘はない。
 一片の雪がなければ、雪原はない。
僕は、一滴の水、一粒の砂、一片の雪、だ。
テレサさんが、決断し実践したように、僕は、ペンとギターに決断し実践したい。

  Amazing Grace
  How sweet the sound
  That saved a wreck like me
  I once was lost but now I'm found
  Was blind but now I see

   なんていうことだ
     なんて優しい
     救ってくれた、俺のような奴を
     あの時、どうなってもいいと思った、が、今は違う
     見えなかった人が、今はいるから
                        (一平訳)



 ●一平のペン


     明日、バイト。なので、続く。数日中に。

 
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本年もよろしく。

2006-01-01 23:54:10 | Weblog
 健康で、こうして、新しい年を迎えられたことに感謝します。
こうして、ブログを開いて、「僕のペンとギター」を磨く日々のつぶやきを、この同じ地球上に今生きている同時代の人に発信できることを感謝します。
ブログを開いて、満7ヶ月。心新たに、また、宇宙に向かって、この星の同時代の人、あなたに向かって、我が貧しき、後悔日記、じゃない!公開日記(パソコンが勝手に 後悔、と文字を出してしまった。後悔もあるさ、やった!というときもあるさ、悔しいときも、つらいときも、悲しいときも、うれしいときも、雨の日も、風の日も、雪の日もあるさ、パソコン君!)を、発信し続けたい、と思う新春です。
 本年も、どうぞ、よろしく。 一平
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お知らせ♪

一平のギター弾き語り。 日時・場所など。  2015年9月19日(土)2:00-4:00pm ふれあいコンサート・ギター弾き語りライブ・相鉄線星川駅下車徒歩3分。保土ヶ谷区役所前。「クレヨン」2:00-4:00pm ゲスト:アルトサックス奏者:おすぎ君 初秋の人生の歌など♪